サービス・アプリのユーザー定着率UP!ファンを増やすための仕組み「ユーザーオンボーディング」とは?
ユーザーオンボーデォイングを成功させるための要素
それでは、どのようにすればユーザーをサービスに定着させることができるのでしょうか。
ここからは、ユーザーオンボーディングを成功させるための具体的な方法について見ていきましょう。
1. とってもユニーク
まず最初に考えるべきことは、ユーザーが上手くサービスに定着するのは、ユーザーがサービスを使った時に、このサービスでしか得られない体験をする時だということです。それはどういうことでしょうか。
タスク管理サービスのTrelloについて考えてみましょう。
Trelloでは、この製品が如何にユニークで他のチェックリストサービスよりも優れているかを、オンボーディングによってユーザーに示します。
例えば、Trelloに最初にログインするとデフォルトで作られる「ウェルカムボード」を開くと、ユーザーは最初のリストの中にカードが入っているのを発見し、Trelloにある機能を自然に理解することができます。
2. 瞬時によさがわかる
オンボーディングを成功させたいなら、ユーザーに*「へぇ!すごい!」*と感じさせるのが一番いい方法です。人が持つ時間は平等かつ貴重です。自分の生活に取り入れたら有益だとユーザーが理解できるまでに時間がかかってしまえば、その分だけユーザーが離れていってしまいます。
つまり、オンボーディングを成功させたいなら、「オンボーディングに時間をかけてはいけない」というルールを絶対に守ってください。短ければ短いほど、非常に効果的に働きます。
最近では、もっとも短いオンボーディング「シングルページオンボーディング」がトレンドとなっています。
例えば、一般にも公開されたLINE BLOGのアプリでは、「フォローしよう」というタイトルの下に、「ブログを探す」というボタンがあります。このボタンがあれば、ユーザーが次に行うことは「フォローするブログを探すこと」であるということが明示されます。
3. 単なる機能紹介はやってはいけない
オンボーディングを行う時に多くの人がやってしまいがちな間違いで、しかも非常に重要なことがあります。
それは、オンボーディングが単なる機能紹介になってしまうことです。
オンボーディングは機能紹介のチェックリストではありません。
オンボーディングは機能紹介ではなく、その製品をとおしてどのような体験ができるのかを、一番最初に数枚のスクリーンショットとともに紹介してあげてください。「あぁ、こういう機能があるのね、やり方はだいたい理解できた」とユーザーの首を縦に振らせるだけでは、オンボーディングは失敗です。
コミュニケーションツールのSlackが格好の例です。
ツールチップをとおしていくつかの基本機能を紹介した後、「Slackボット」がこのプラットフォームの案内役として残りの機能を紹介してくれます。
Slackボットとの対話をとおして、プロフィールが完成したり、通知設定を行ったりと、ユーザーは使い方を体験とともに学んでいきます。最初のオンボーディング時に、ユーザーがサービスをこんなシーンで利用したい、と利用シーンを喚起することができれば、オンボーディングは成功したも同然です。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
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