日本にも来るかも?アメリカAmazonの注目サービス10選
2015年度に日本での売上が1兆円を突破したと報じられたAmazon。
最近ではオーディオブック聞き放題の"Audible"や電子書籍の読み放題サービスの"Kindle Unlimited"などをスタートさせ、ネット通販以外の分野にも様々なサービス展開をみせています。
そんなAmazonのサービスですが、アメリカのAmazonでは、日本ではまだローンチされていない面白いサービスもたくさんリリースされています。
今回は”日本ではやっていない"アメリカのAmazonが行なっている面白いサービスをご紹介します。
日本にはない!アメリカだけに存在するAmazonサービス
1. Echo by Amazon
EchoはAmazonが発売しているBluetooth・WiFi対応の人工知能スピーカーです。
iPhoneやAndroidで「Hey, Siri!」や「OK, Google!」と呼びかけて人工知能を起動させるように、このEchoには「Alexa, ...」と話しかけることで、スキルと呼ばれるソフトを起動していきます。音楽再生はAmazon Musicのほか、SpotifyやPandra、iHeartRadio、TuneInなど、様々なサービスに対応し、360度全方向にオーディオスピーカーが付いています。
EchoはもともとAmazonプライムメンバーか招待状を受け取った人のみが使える限られたデバイスでしたが、2015年6月からアメリカ全土で使えるようになりました。2016年半ばにはカナダ、9月にはイギリス、10月にはドイツでのサービスも開始されました。
肝心の日本でのサービス開始はまだ未定ですが、Amazonの求人サイトではSpeech Platform関連のUX Engineerなども募集していることから、日本語対応に向けての開発は進んでいるものと考えられます。
2. Amazon Dash Button
Amazon Dash Buttonはその名のとおりボタン状の製品で、いつも使っている商品が切れてしまった時に、専用のボタンをポチッと押すだけで商品を注文できるサービスです。わざわざパソコンやスマートフォンを立ち上げる必要がないので、いつでも手軽に注文できます。
ボタンを押した商品は即時にオーダーされるのではなく、一旦自分のアカウントのカートに入る仕組みになっています。後ほどスマートフォンなどで注文を確認し、確定することで、いたずらや間違いを防げるほか、数量や配送先の変更も可能です。
Amazon Dash Buttonは、Amazonアプリ経由でWiFiに接続させ、アプリ上で特定の商品を割り当てることができます。一度注文した商品は、自宅に届くまで次の注文ができない仕組みになっているので、誤って何度も同じ製品を注文してしまう間違いを防げるようになっています。
Amazon Dash Buttonの対応商品は2016年11月時点で3,200件以上。洗剤やペーパータオル、スナックや栄養ドリンクなど、日用品を中心に様々な製品が気軽に購入できます。
3. Amazon One
Amazon Oneは、2016年8月にシアトルで初お披露目された、Amazonの専用貨物航空機です。
Amazonでは既存の配送業者に加えて、Prime Nowなどのサービスを中心に自社での配送ネットワークを構築していますが、Amazon Oneを導入することで、拡張的な「航空輸送ネットワーク」が実現します。
Amazon Oneはボーイング767-300型機の旅客型から改装した貨物機で、白地の胴体に「Prime Air」と水色のロゴが入り、ダークグレーの垂直尾翼にはAmazonのロゴが描かれています。
2016年8月の時点では、11機の専用輸送機がアメリカAmazonのフルフィルメントセンターに荷物や商品を配送するために使われていますが、これからもさらなる輸送機が段階的に追加投入され、数年で40機を目標に増やしていく予定です。
4. Amazon Launchpad
テクノロジー系のニュースサイトやクラウドファンディングのホームページを見ていると、最新のテクノロジーを使った製品がたくさん載っています。そうしたスタートアップの製品を購入できるようにしたのが、Amazon Launchpadです。
ベンチャー企業の開発チームにとっては、せっかくいいアイデアが湧いてプロトタイプを作っても、マーケティングや流通、在庫管理などたくさんやることがあります。そうした製品の中には、ユーザーの手に届けられることもなく消えていく製品も少なくないようです。
そこでAmazonは、シリコンバレーでベンチャー企業に投資をしているIndiegogoやY Combinatorと提携を組み、スタートアップを支援しつつ顧客となるユーザーとの橋渡しをするサービスを始めました。それがAmazon Launchpadです。Amazonを利用しているユーザーは、いつもと同じように買い物をするだけです。また、審査を通過すれば、アメリカ以外でのAmazonのマーケットプレイスにも販売をすることができます。
5. Amazon Prints
Amazon Printsは、Prime会員とAmazon Driveユーザー向けに2016年9月に開始した、低価格の写真プリントサービスです。
Amazon Printsでは、Amazonのクラウドストレージ上にアップロードした写真を様々なサイズで印刷したり、独自のフォトブックを作ったりすることができます。最近では、カレンダーやフェスティバルの招待状、クリスマスやニューイヤーカードも作成することができるようになりました。
注文した写真は、普段のAmazonの買い物と同じように届けられます。もちろんPrime会員は送料無料で、15ドル以上の注文で一般ユーザーの送料も無料になります。
6. Amazon Flex
Amazon Flexは、自動車を持つ一般の人が審査を得てAmazonの配送ドライバーとなり、ユーザーにPrime Nowで注文した商品の配送を依頼する外注サービスです。
自動車を持った空き時間のある参加者は、まずモバイルアプリ「Flex」を使ってサインアップし、自分が配送可能な時間帯などを入力していきます。すると、最寄りの商品集積所から商品を受け取り、顧客の住所に配送するよう指示されます。
参加者の報酬は、1時間あたり18ドル〜25ドル。1日のうちで2時間・4時間・8時間の範囲で働く時間を選ぶことができ、翌日以降に働く時間を12時間まで設定することができます。Amazonでは、24時間を自由にスケジューリングできる新しい働き方として、Amazon Flexを提案しています。
7. Amazon Fresh
Amazon Freshは、Amazonの買い物の中でも生鮮食品を自宅に届けてくれるサービスです。
肉や魚、野菜など、スーパーマーケットで売っている様々なものを、最短当日で配送してくれます。もともとは2007年にすでにシアトルの一部で始まりましたが、その後、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、ニューヨーク、フィラデルフィアと対応エリアを次々と拡大し、2016年5月にはボストン、そしてアメリカ以外では初となるイギリスでもサービスを開始すると報じられました。
生鮮食品だけではなく、ハムやチーズなどの加工食品、冷凍アイス、果物、コーヒーや紅茶、クッキーやシリアルまで、スーパーマーケットで購入できるものはAmazon Freshでもほとんどが購入することができます。また、「Fresh Deals」と呼ばれる生鮮食品のタイムセールも行われており、期間限定でやすくなるアイテムもあります。
8. Amazon Restaurants
Amazon Restaurantsは、Prime会員限定で短時間で配送するサービスPrime Nowの付帯サービスで、お弁当やパスタ、サンドイッチやお寿司などのランチパックを調理後1時間以内に自宅に届けてくれるサービスです。Prime Nowの専用アプリと同じく、リアルタイムで配送状況を地図で確認することができます。さらに、初回の注文時には20ドル以上注文すると、10ドルの割引が適用されます。もちろん配送コストはかかりません。
日本ではすでにUberが自転車でのランチの宅配サービスUber Eatsをスタートさせていますが、日本でも始まる日は近いかもしれませんね。
9. Amazon Storywriter
Amazon Storywriterは、オンライン上で舞台や映画の台本を作成できるオンラインサービスです。
台本の作成は、演者名とセリフ、場面設定のスタイルを設定するのが非常に面倒ですが、Amazon Storywriterを使うことで自動的にフォーマットを設定することができます。
オフラインでの編集にも対応しているほか、パソコンで書いた台本をスマートフォンやタブレットで確認することもできます。PDFやFountainなどのファイル形式へのエクスポートやインポートにも対応しています。
10. Amazon Studios
Amazon Studiosは、Amazon Videoのオリジナル作品を製作する映像スタジオです。
「TRANSPARENT」や「BOSCH」といった作品もこのAmazon Studiosから生まれています。
Amazon Studiosではオリジナルストーリーの台本やコンセプトビデオを公募しており、先ほど紹介したAmazon Storywriterで書いた台本も応募の対象となっています。
- Android
- Android OSとはスマートフォン用に開発された基本ソフト(OS)の一種です。米国Google社が中心となり開発されました。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
- UX
- UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略で、ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験を意味します。似たような言葉に、UI(ユーザーインターフェイス、User Interface)がありますが、こちらはユーザーと製品・サービスの接触面を指した言葉です。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- タブレット
- タブレットとは、元々「板状のもの」「銘板」といった意味の単語です。パソコンの分野で単にタブレットといえば、「ペンタブレット」や「タブレット型端末」などの板状のデバイス全般を指します。ここでは主にタブレット型端末について説明していきます。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
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