今回は、最近話題のアクセス解析ツールPtengineを使ってFerret(パソコンでのデータ)の記事がどのように読まれているのかを調べてみました。普段、アクセス解析で見ている情報とは違う視点でユーザー行動が可視化され、なにより分かりやすいことが特徴です。
あまり、数値を見て分析することが苦手という方にはヒートマップがおすすめです。

Ptengineとは

Ptengineとは

Ptengineとは、株式会社Ptmind社が提供するアクセス解析ツールです。2013年7月にサービスを開始し、日本だけでなく海外にも提供され、累計で10,000サイト以上に導入されています。
Ptengineの特長としては、「直感的で簡単に使えて、リアルタイムに解析が可能」という点です。

これまでのヒートマップでは、解析に必要なデータが一定量取得が必要であったり、測定期間が前日までといった制限などがありました。
Ptengineでは、そういった使い難さが徹底的に排除されています。

主な機能としては、大きく二つです。

1.GoogleAnalyticsと同様のアクセス解析機能
2.ユーザー行動を分かりやすく可視化できるヒートマップ
マルチデバイス対応です。

今回は、Ptengineの最大の特徴ともいえるヒートマップを使い、Ferretの記事がどのように閲覧されているかを分析してみました。

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ユーザーがクリックした箇所

こちらはユーザーがクリックした箇所を色分けしております。赤色に近いほど多くクリックされていることを示すよう色分けしています。ユーザーがどのように利用しているか、利用しようとしているかを調べる際に役立ちます。
まずは、クリックされている箇所から見ていきましょう。

クリックされている箇所

読んだ後のSNSボタンより読む前のSNSボタンのほうが押されやすい

現在、Ferretのホームページ内にあるSNSボタンは大きく分けて3箇所です。
タイトル下(最上部)」「追尾型SNSボタン(ページ左側)」「フッター(最下部)」
このうち、最もクリックされている傾向が、タイトル下(最上部)でした。

【押されやすい順】
1位:タイトル下(最上部)
2位:追尾型SNSボタン(ページ左側)
3位:フッター(最下部)

押されやすい順

以下の図では、若干のズレがあるものの、押されている回数の多さを示す赤色がタイトル下のSNSボタン周辺に多いことが分かります。
ここで考えられることとして、

仮説1:読む前にSNSボタンを押す人が多い。
仮説2:下部のボタンまで到達していない、気づいていない。

仮説1は、SNSボタンをどんな時に使うのかによるかと思います。読む前にSNSボタンを押して、あとで読むためのブックマークのような使い方、読んでないけど押しておく、読む前のクセといった事が考えられます。あとはSNS経由から記事を読むにあたりとりあえず拡散しておくなどということもあるかもしれません。

仮説2は、そもそも下部にあることに気付いていないか、ページ左側にある追尾型SNSボタンがフッター(最下部)の役割を担っている。下部に到達する前に追尾型SNSボタンを押しているため、フッターが押されていない可能性が考えられます。

リンクはとにかく押されている

全体的にコンテンツ内のリンクは、とにかく押されていることが分かります。
例えば、3.「trippiece(トリッピース)」の事業計画書の段落にある英語版の資料へのリンクが真っ赤に染まるほどクリックされています。

リンクはとにかく押されている

Ferretは海外からのアクセスは少ないです。
わざわざ英語版を読む必要性を考えても、意図的にリンクをクリックしているというよりは、なにげなくクリックを押しているユーザーが多い。もしくは英語版の資料をどう作成しているのかなど興味本位でクリックしているかもしれません。

一方で、目次部分にクリックが集中していることは、目次部分から抜粋して読みたいユーザーが勘違いしてクリックしていることがうかがえます。
まとめ形式のコンテンツの場合、その中でも必要な情報を取捨選択したいユーザーにとっては、目次が重要な役割を果たすようです。

目次部分のクリック

アテンション(注視している箇所)

こちらは、アテンションと呼ばれる機能で、赤色に近い箇所ほど、よく見られていることが分かります。一般的には、ページ下部にいくにつれ色が薄れていきます。(途中でユーザーが離脱するため)
コンテンツのどこが精読されているか、あるいは、読み飛ばされているかなど、ユーザーの興味・関心を調べる際に役立ちます。

アテンション

ページの4割は注視して読むが、以降は流し読み

アテンションで、ユーザーがどの箇所をよく見ているかを分析してみると、最初の4割程度までは注視して見ていることが分かりました。
以降になると、赤色の部分は減り、5割まで進むと青色が現れ、飛ばし飛ばし読んでいるか、リンクを辿って離脱しています。

離脱させないための工夫(リンクを減らす、よりニーズに合ったコンテンツを作る)といった改善ポイントがあるようです。

アテンション

ヒートマップを見ることで改めて感じたこと

パンクズがユーザーの遷移に大きく関わっていることが改めて分かりました。下記を見ていただくとパンクズ部分が赤く染まっていることが一目瞭然です。
定説である、左上のロゴがホームに戻るといった認識以上にパンクズが利用されていることは、ヒートマップを見て気づいたポイントの1つです。

パンクズ

また、記事中には、スライド共有サービスのSlideShareで公開されているスライドが埋め込まれており、ページ内で閲覧することができます。
以下の図を見ていただくと、右側が濃く染まっています。

SlideShare

これは、次のスライドを見るためにユーザーが画面右側をクリックしているからです。
スライド下部には、前後のスライドを見る△ボタンがあるにも関わらず、画面右側(しかも、カーソルを合わせないとスライド出来ると認識しにくい)をクリックするといった認識が多い事が分かります。
昨今のスマホ操作で、指を使ってスライドするといった行為がユーザーの行動心理に影響を与えていることが考えられます。

まとめ

今回使用したPtengineをはじめ、GoogleAnalyticsで数値化できない部分をヒートマップを使えば可視化することが可能になります。
よりコンテンツ内で、ユーザーがどのように行動しているかといった部分を分析したい場合は、ヒートマップを使ってみることをオススメします。

近日スマホでの数字も公開しますのでご興味のある方はぜひお読みください。

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