まとめ

以上が、Pinterestを効果的に用いることで企業の認知度向上、ブランディングを達成した事例となります。いかがでしたでしょうか。

現在、画像重視のソーシャルメディアというとまず頭に浮かぶのがインスタグラムではないでしょうか。

ただ、安易にインスタグラムを採用するのではなく、"何が目的なのか"という点に焦点をあてて考えることが必要です。情報をキュレートすることで消費者の問題解決にも一役買うPinterestか、ブランドとしての世界観や自社の個性、モットーなどを消費者に伝えていくのに適しているインスタグラムかというように、プラットフォームやメディアの持つ性格を把握して的確に使いわけていくことが重要になります。

また、Facebookとブログや、テレビCMとソーシャルメディア、オフラインコンテンツなど、他のメディア媒体と組み合わせるクロスメディア戦略をとるといったように、企業戦略に合わせて柔軟に策を講じていくことも必要でしょう。

企業価値の向上やビジネス成果の実現のためには、自社の商品やサービスの顧客化を促進するツールとしてメディアの特徴を理解することが大切です。その上で、そのツールを最大限に利用し、情報発信を行うことが消費者の心理に訴求することにつながります。