診断を用いたキャンペーン事例

診断ツールは、単なるジョークツールとしてだけでなく、企業のプロモーションの手法としても役立っています。
サービス内容と絡めたものから、利用されること自体を目的としたものまで、4つの事例を見てみましょう。

参考:
診断コンテンツはなぜシェアされる?サービス別で見る企業の活用事例
  

1.日本旅行:あなたにピッタリの旅行判断

見つけよう!あなたにピッタリ旅行診断___日本旅行.png
http://www.nta.co.jp/summer/shindan/

旅行代理店大手の日本旅行では、あなたにピッタリの旅行プラン診断という、診断ツールを展開しています。

*「異国情緒に浸りたい!」「話題の"絶景"見に行きたい!」*などの質問に答えていくシステムで、10個答えると自分にあった旅行先の結果が表示されます。

診断結果には診断結果の旅行先に関わる情報や旅行プランへのリンクもあり、そのまま旅行の計画へと誘導するようになっています。
  

2.キャリタス就活:キャリタスQUEST

就活準備に。自己分析や適職診断にもつながる無料診断コンテンツ|キャリタスクエスト.png
https://quest.career-tasu.jp/

就職支援サイトであるキャリタス就活では、キャリタスQUESTという性格診断ツールを公開しています。

ロールプレイングゲーム風の画面で*「自分は陽気でノリが良い方だと思う」「相手の学歴や社会的地位を気にする方である」*などの質問に答えていくと、戦士や剣士のようなゲーム上のキャラクターに例えられた診断結果が表示されます。

さらに、診断結果からは就活という冒険に出かけようという言葉とともに会員登録の案内が記載されています。
メインターゲットである学生が、詳しい適職診断が提供されているサービスに進みたくなる仕組みと言えるでしょう。
  

3.株式会社アサツーディ・ケイ:まだまだあなたが知らない裏の顔 vol.2

あなたが知らない裏の顔.png
http://www.uranokao.jp/

広告代理店の株式会社アサツーディ・ケイでは、あなたが知らない裏の顔という診断ツールを公開しています。

*「会社や組織で出世したい」「昇進や昇給のためにはつらいことも我慢する」*などの38の質問に答えることで、人柄のタイプをやや辛辣な言葉とともに診断します。

自社で年1回実施している『ADK生活者総合調査』の調査データをもとにした統計的信頼度の高い結果を得ることができるのが特徴です。
  

4.あなたの「絶対フォント感」はどのくらい? 書体当てクイズ!

あなたの「絶対フォント感」はどのくらい?_書体当てクイズ!.png
https://www.buzzfeed.com/keijiroabe/font-quiz?utm_term=.hpjvZA6MgD#.jaXX8263bo

メディアサイトのBuzzFeedでは記事の1つとして、「絶対フォント感」を試す書体当てクイズを公開しています。
絶対音感という言葉にかけた*「絶対フォント感」*という名称が特徴的です。

書体のフォントの知識を試す二択式のクイズが5問出題され、答えていくと最後にどの程度の正解率だったか結果がでます。

※1月18日追記:BuzzFeed編集部からご指摘いただき、誤解を招く表現があったため該当箇所を削除いたしました。大変失礼いたしました。

BuzzFeedに関しては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

参考:
BuzzFeed Japan古田氏とヨッピー氏が語る、「ダメなメディアと良いメディア」を分けるたった1つのポイントは?