カメラ撮影の実技 -改善編-

プロのカメラマンを使わなくても、マーケティング担当者でもプロっぽく撮れて「いいね!」を増やすことができる撮影法が下記になります。

4つのポイントを実践するだけでプロ並みの撮影ができるはずです。まずは試してみてください。
  

1. カメラをしっかり固定して撮る!(ブレ防止)

基本中の基本です。手ぶれ補正付きのカメラでもしっかりと固定して撮影しましょう。

c_tanaka04_006.jpg

2. 背景をぼかして撮る!

カメラのモードは絞り優先モードにして、強調したい被写体が際立たせます。

c_tanaka04_007.jpg

仮に、絞り優先モードなどの機能がないカメラでは、撮影後のPhotoshopなどの画像処理ソフトを使って背景範囲をぼかしましょう。
  

3. 構図は三分割手法で撮る!

写体をど真ん中に置いた写真はどうしても単調で、つまらない写真になってしまいます。

c_tanaka04_008.jpg

画面を縦横に三分割して、線がクロスした部分に被写体を配置して撮影します。
  

4. 物建の写真は角を撮る!

オセロゲームのように、写真撮影において"角"は大切です。
建物や尖った物は鋭角な角を強調することで質感が強調された写真になります。
  
c_tanaka04_013.jpg

以上、改善編の1~4のポイントをきちんと行うことによって劇的に画像のクオリティーが向上します。
実際にD社は、ユーザーの目線に立ち、具体的にどのような画像を投稿するのかという部分を精査したことも大きな変化ではありますが、プラスαとして先述のようなポイントを実践してきました。

その結果、投稿する写真画像のわずかなブレボケと構図を改善するだけで、D社は「いいね!」数や「フォロワー」数をたった1ヵ月で前月比で5倍にまで引き上げることに成功しました。
  

写真加工アプリを活用して、さらに「いいね!」数をアップさせる

続いて、ここからは先述で紹介した撮影手法だけではなく、ひと工夫するだけで、もっと「いいね!」数を増やすことができる方法について解説していきます。

それは文字を入れる写真加工アプリです。

低品質の写真画像でも文字を入れ込むだけでメッセージのインパクトや丁寧な手造り感を醸成し、好感度の高いインスタグラムに変身できます。

その中でオススメのアプリを3つご紹介します。
  

1. PERSTEXT(パーステキスト)

c_tanaka04_016.jpg

PERSTEXT(パーステキスト)は、写真に奥行き感のあるパース文字を挿入できる写真加工アプリです。
使い方も直感的で誰でも簡単に文字を意のままに挿入できます。試してみてはいかがでしょうか。
素敵なインスタグラムに変身することでしょう。

決まった被写体をただ撮るのではなく、1枚の写真の中に意識的に盛り込みたいメッセージを考えて撮ることで、多くの人の共感を得る写真になります。
  

2. Layout from Instagram

c_tanaka04_017e.jpg

こちらは、写真のレイアウトを自在にできるインスタグラムが提供しているアプリです。
写真をリミックスしたり、ユニークなレイアウトでコラージュ的な写真を作ることができます。コラージュアプリといっても、複数枚の写真をただ組み合わせるだけではなく、真を回転させたり、ミラーのように反転させたりすることできます。操作は直感的で簡単です。

プロモーション的な使い方としては、お店紹介など1枚の写真の中に外観、内装、料理など一見で紹介する場合に有効でしょう。

そして編集が完了したら、いつものようにインスタグラムでシェアしましょう。
「#layout」というハッシュタグを付けると、レイアウトアプリを使っている人が見てくれるので、たくさんの「いいね!」を増やすことができます。
  

3. ArtEffect(アートエフェクト)

c_tanaka04_018d.jpg

▲ ノーマル

c_tanaka04_018b.jpg

▲ Grand Canal

c_tanaka04_018c.jpg

▲ White City

このアプリを使うと画家が描いたようなオシャレな加工をすることができます。
アートフィルターは新しいヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、サルバドール・ダリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ風など50以上の芸術スタイルが表現できます。

プロモーション的な使い方としては、投稿者が「今日はピカソな気分で投稿してみた」のようなマンネリした写真投稿に、ちょっとしたスパイスを加える形で使用してみてはいかがでしょうか。