2017年の3月に就活が解禁となり、4月からは新入社員が企業に加わります。

就活生としてはファーストキャリアを歩む上での企業を吟味し、新入社員としては研修後に発表される配属先が気になる時期かと思われます。

また、どちらに時期にも共通して学ぶべき考えとして、「仕事のスタンス」があります。もちろん働く上でのスキルや経験も大切ではありますが、それ以上に「仕事に対するスタンス」が明確な人は、実績を残したビジネスマン誰しもが意識しています。

また、Webマーケティングを行う上でも、顧客の気持ちに立てるかどうかはプロジェクトにおける成功のカギを握っています。

今回は、そうした就活生と新社会人を中心に知ってもらいたい「働き方のスタンス」が学べるWebメディア10選を紹介します。

「働き方のスタンス」が学べるWebメディア10選

1. WIRED.jp

1993年に雑誌として創刊されたアメリカ発のメディアです。日本版は1994年から出版され、2011年にウェブサイト「WIRED.jp」も立ち上がりました。

WIREDは、自分たちのメディアを以下のように定義しています。

『WIRED』は、テクノロジーによって、
生活や社会、カルチャーまでを包括した
わたしたち自身の「未来がどうなるのか」
についてのメディアです。
引用元:ABOUT|WIRED.jp

また、編集長のケヴィン・ケリー氏の提唱する未来予測は、数多くのビジネスマンが参考にしてます。

未来は「失敗の歴史」のなかにある──ケヴィン・ケリー新刊に見た「予測不可能な時代の歩き方」|WIRED.jp

2. プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)は、ビジネス雑誌を出版するプレジデント社の運営するウェブメディアです。サイトでも掲載なされているように、職場の悩みを解決し、理想的な働き方を実現するヒントを配信しています。

プレジデント社が出版する雑誌「プレジデント」は1963年の刊行開始以降、50年以上も日本のビジネスマンの働き方をサポートしてきました。

取材記事も豊富に掲載なされており、『WORK SHIFT』の著者であるリンダ・グラットン氏の記事では、働き方の未来が提唱されています。

『ワーク・シフト』リンダ・グラットン教授に聞く、“働き方の未来” | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

3. サイボウズ式

サイボウズ株式会社のオウンドメディア「サイボウズ式」では、働き方についての記事が配信されており、以下のコンセプトにて運営されています。

「新しい価値を生み出すチーム」のための、コラボレーションとITの情報サイト
引用元:サイボウズ式

また、BtoB向けのサービスを運営するオウンドメディアにも関わらず、自社商品についての言及が非常に少ないのが特徴的です。企業として副業を推進していることから、パラレルキャリアやワークスタイルについての記事も数多く掲載されています。

「新人はコスト」ではない──即戦力じゃない新人がいるチームほど強くなれる | サイボウズ式 https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001193.html

4. Books&Apps

ティネクト株式会社の運営するWebマガジンです。2017年時点ではWeb上でのみ運営されており、マネジメント、仕事、知識社会での生き方についての情報が配信されています。

2016年11月時点では160万ページビューを記録しており、ソーシャルメディアを中心に記事のシェアが進んでいることが特徴的です。

「なんで働かないといけないんですか?」と聞いた学生への、とある経営者の回答。 | Books&Apps

5. CAREER HACK | WEB・IT業界で働く人々の人生を少し豊かにするメディア

エン・ジャパン株式会社の運営するオウンドメディアです。IT業界で働く人をターゲットとしており、取材やイベントのレポートなどを通し、以下のコミュニティ形成を目的としています。

「CAREER HACK」は、WEB・IT業界の第一線で活躍するみなさんと一緒に、
幸せなキャリア(=CAREER)を生み出す(=HACK)ことを目的としたコミュニティです。
引用元:CAREER HACK について

就活前に考えておきたい、理想のファーストキャリア。急成長スタートアップCEOとVC、それぞれの考え。 | CAREER HACK

6. Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

フォーブス日本版のWebメディアです。本社をニューヨークに置くフォーブスは、世界有数の経済誌として2017年に100周年を迎えました。

基本的には経済の情報を配信していますが、時折配信されるビジネスマナー関連の記事もあります。

上場企業社長が新入社員に「学問のすすめ」を手渡す理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

7. 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

東洋経済新報社の運営するWebメディアです。独自取材を必ず行っており、経済関連ニュースを中心とした情報配信プラットフォームを形成しています。

2017年1月時点で2億ページビューを記録しており、経済誌としては高いサイトパフォーマンスを記録しています。

こちらもソーシャルメディアを活用した記事配信を行っており、各SNSでも頻繁に見かけるメディアとなっています。

「積極採用企業」は、何を重視しているのか | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

8. ITmedia ビジネスオンライン

アイティメディア株式会社が運営するWebメディアです。IT関連の情報配信を行っている「ITメディア」を主軸とする中で、ビジネスに特化した情報を配信しています。

編集部が調査した記事から、コラム、インタビューなどさまざまなテイストの記事に溢れており、信頼性の非常に高い記事を掲載しています。

「残業(長時間労働)は仕方ない」はもうやめよう (1/3) - ITmedia ビジネスオンライン

9. ログミー[o_O] - 世界をログする書き起こしメディア

ログミー株式会社の運営する書き起こしメディアです。イベントでのプレゼンテーションやトークセッションの書き起こし記事を制作し、イベントに参加できなかった人に対しても情報を配信しています。

成長するって、どういうこと? 組織開発と採用のプロが、学生の疑問に生の声で回答 - ログミー

10. NewsPicks

株式会社ニューズピックスが運営するニュースプラットフォームです。サイト内でソーシャル要素を兼ね備えており、ユーザー自身もサイト内にコメントを残せるのが特徴的です。

近年はオリジナル記事の生産にも注力しており、課金コンテンツではあるものの、数多くの人から読まれています。

「気分が乗らない」は甘え。プロ意識で挑め

番外編:ferret [フェレット]|webマーケティングがわかる・できる・がんばれる

当サイトになりますが、株式会社ベーシックが運営するWebメディアです。
「誰もがWebマーケティングを使いこなせる時代を目指して」という理念のもと、Webマーケティングを活用したい方向けのメディアを運営しています。

スキルや知識ベースの記事のみではなく、ビジネスにおけるお役立ち情報も随時配信しています。

【ビジネスマン必見!】小学生にもわかるドラッカー入門|ferret [フェレット]

Webメディアの更新タイミングを必ず逃さないためには?

世の中には数多くのWebメディアが存在しますが、その中でも精選した11メディアを紹介しました。

しかし、こうした情報を目にしたところで、次の行動に活かさないと意味がありません。
こうしたWebメディアの情報を入手するためには、さまざまな方法があります。Feedlyを活用したり、メディアの公式SNSアカウントをフォローしたり、メールマガジンを登録することにより、効率の良い情報収集ができます。

気になったWebメディアがあった際には、上記の方法などで必ずチェックするようにしましょう。

まとめ

新卒採用において、人事の方は、学生がこれまでやってきたことから推測しうる「再現性」を確認しています。過去に成果を出した実績自体にはさほど意味がなく、「どのような意識を持ち、目標達成に至ったのか?」が採用におけるポイントになります。

また、KAIZEN platform CEOの須藤さんがおっしゃっているように、働き出してからの最初の3年間は、今後の人生において大変意義ある時間となります。

仕事における「働き方のスタンス」を確認するためにも、是非ともWebメディアからの情報蒐集に取り組んでみてはいかがでしょうか?