本記事で学ぶ内容

・Google AdWords におけるリマーケティングとは何かわかる。
・リマーケティングタグを張る方法を理解できる。
・リマーケティングの基本的な仕組みを理解できる。

Google AdWords では、特定ページを見たり、動画を見たりなどしたユーザーを追跡して、広告を見せられます。その手法をマーケティングといい、近年とても注目されている広告です。

本カリキュラムでは、Google AdWordsにおけるリマーケティングの基礎を解説します。

リマーケティングとは何か

マーケティングとは、ホームページに訪れたことがあるなど、一定の条件を満たしたユーザーに対して広告配信できる手法です。

リマーケティング

一度ホームページを見たユーザーが、再びそのホームページのことを思い出せれば「そうか、やっぱり登録しないと」「やっぱい今買っておこう」などと再訪を期待できます。

そのようなアプローチが近年注目され、多くの成果をあげています。

リマーケティングを行う流れ

基本的には次のような流れで、リマーケティングを配信します。

1.リマーケティング用の広告キャンペーンを用意する。
2.配信対象とするユーザーのリストを作る。
3.リスト作成用のタグをホームページに組み込む。
4.広告キャンペーンとリストをひも付ける。

このようにすることで、ひも付けたキャンペーンがリストに基づいて配信されます。以下の手順では、あらかじめ広告キャンペーンが作られているものとして解説を進めます。

参考リンクGoogle AdWordsで広告を出稿する方法|Ferret [フェレット]

リマーケティングタグを発行する

ユーザーリストを作るために、ホームページにリマーケティングタグを貼り付けましょう。次のように行います。

1.キャンペーンから共有ライブラリを選択

AdWordsにログインします。キャンペーン画面の左にあります、共有ライブラリから、ユーザーリストを選びます。

キャンペーン

2.リストを作成

どういうリスト(条件)にするのかを考えます。以下の例ではホームページを見たユーザーを対象にしています。「特定のタグを設定したページを見たユーザー」としますと、リマーケティングタグを貼ったページを見たユーザーがリストにたまります。そこで、「新しいタグ」をクリックします。

リスト

3.タグを発行

発行されたリマーケティングタグをコピーします。このタグをホームページに貼り付ければOKです。

タグ

4.キャンペーンに適用

配信したい広告にユーザーリストをひも付けます。リストがたまると、そのユーザーに向けて広告が配信されるようになります(最低でも100人のアクティブユーザー)。

適用

参考リンクリマーケティングの仕組み - AdWords ヘルプ

ここがポイント

・ホームページ閲覧者など特定条件のユーザーに配信できる広告がリマーケティング。
・リマーケティングは専用のタグを発行し、広告とひも付ける。
・最低でも100人のアクティブユーザーがリストにたまれば配信される。

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