2.Google(Alphabet)

Google_について___Google.png
https://www.google.com/intl/ja/about/

Googleの親会社であるAlphabet社では、2016年通期決算として前年比20%増の*902億7,200万ドル(*約10兆3,000億円)純利益として19%増の194億7,800万ドル(約2.1兆円)を計上しています。

Google=検索エンジンというイメージがつようかもしれませんが、現在では複数のサービスへと裾野を広げています。
例えば、スマートフォン向けのOSであるAndroidの開発や、アプリストアであるGoole Play、Google Cloudといったサービスが挙げられるでしょう。

また、近年では音声検索システムの開発にも乗り出しており、2015年には音声検索とスマートウオッチの開発を行っている中国の新興企業「Mobvoi」に出資を行うなど積極的な姿勢を見せています。

参考:
[Alphabet、2016年Q4決算発表 ー 脱検索に向けた投資が実を結びだす]
(http://jp.techcrunch.com/2017/01/28/20170126alphabets-bets-beyond-search-are-starting-to-look-better/)
[Google、音声検索とスマートウオッチを手がける中国新興企業に出資]
(http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/102103458/)

3.Facebook

Facebook___ページ情報.png
https://www.facebook.com/pg/facebook/about/

Facebookは2004年に設立され、2016年通期の売上高として前年比54%の*276億ドル(約3兆円)*を計上しています。

月間アクティブユーザー数は18億6000万人を超え、引き続きSNSのなかで世界トップのユーザー数を保有しています。
また、2016年第4四半期の広告比売上高のうち84%をスマートフォンからの流入が占めており、モバイル分野での成長も堅調でしょう。

Facebookは収入のほとんどを広告が占めており、ユーザーにとっていかにFacebook内の広告を見てもらうかが課題となっています。

例えば、ユーザーがFacebook上にいながら他のニュースメディアの素早く閲覧できる「インスタントアーティクル」を提供することでユーザーの滞在時間を伸ばし、広告に触れる機会を増やしています。
さらに2016年12月にはオリジナルの動画コンテンツを検討していることを明かしており、もし採用されれば、よりユーザーの滞在時間は長くなるでしょう。

参考:
[Facebook好調、モバイルMAUは21%増--第4四半期決算]
(https://japan.cnet.com/article/35095943/)
[【最新版】2017年4月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ]
(https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/)
[“今度は”成功するか、Facebookの新サーヴィス「Instant Articles」]
(http://wired.jp/2015/05/20/instant-articles-facebook/)
[Facebook、オリジナル動画コンテンツを検討]
(https://japan.cnet.com/article/35093774/)