数年前までは、インターネット広告といえばリスティング広告ディスプレイ広告などYahoo!やGoogleが提供する広告媒体さえおさえておけば十分でした。
しかし、プラットフォームデバイスが多様化した今、効果を出すためには様々な広告媒体を使い分けなければいけません。

広告代理店を利用せずに自社内で全て運用する場合、広告媒体が増えるほど担当者の負担は大きくなるでしょう。
特に、広告配信結果のレポートを作成するのに時間を取られているという方が多いようです。

今回は、広告レポート自動作成ツール「アドレポ」を提供する株式会社EVERRISE監修のもと、「アドレポ」を活用してインターネット広告運用を効率化する方法を解説します。

広告運用担当者がすべきは「レポート作成」ではなく「戦略設計」

広告を運用する時、意外と手間になるのが*「レポート作成」*です。

自社のターゲットユーザーに効率的にアプローチするために各広告媒体を運用しているにもかかわらず、それらの広告媒体のレポート作成に時間を取られて結果労働集約型の非効率な仕事になるという、本末転倒な状況が生まれています。

広告運用担当者であれば、本来はWebマーケティングの戦略・戦術の立案に時間をかけるべきです。

そのような状態を解決する手段の1つに、EVERRISEが提供する広告レポート自動作成サービス*「アドレポ」*があります。

広告レポートを自動作成する「アドレポ」

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アドレポのサイトはこちらから

「アドレポ」は、広告運用に不慣れな方でも簡単に使えるように設計された広告レポート自動作成サービスです。
リスティング広告ディスプレイ広告など、主要な各広告プラットフォームと連携して、広告配信結果データを自動取得し、広告レポート作成を自動化することができます。

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連携できる広告媒体も多く、アドレポを利用することで様々なプラットフォーム広告配信結果を統合的に分析することもできます。
その分析を次の戦略設計に活かせるため、インハウスでも確度の高い施策を打ち出せます。

アドレポを利用するメリット

1.レポート作業をゼロにすることで広告戦略設計などの「価値を生む」時間を増やせる
2.自動化することにより、人為的なミスを防げる
3.全ての広告媒体を統合して予算管理や分析にも活用可能

1.レポート作業をゼロにすることで広告戦略設計などの「価値を生む」時間を増やせる

毎週、毎月訪れる広告数値報告に必要なレポート作成作業は主に以下3つの作業が必要となります。

  • 広告媒体管理画面へのログイン
  • 指定した期間の広告データ(csv)のダウンロード
  • 広告媒体ごとのデータをエクセルなどに落とし込み、合算する
    広告代理店の場合は、手数料を追加してグロス金額にするなどの作業も必要

これらの作業が煩雑となっているため、広告レポートを作成することに余分な時間がかかってしまいます。

アドレポはGoogle AdWordsやYahoo!プロモーション広告、Facebook、Twitter、LINEなど、現在日本国内で利用されている主要な広告媒体のほとんどが連携可能です。
あらゆる広告媒体のレポートをアドレポ上で作成できるため、レポート作成のたびにいちいち各媒体の管理画面にログインする必要はありません。

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レポート設定画面で「合算レポート」を選択すれば、複数の広告媒体をまたいだレポートを作成できます。
表示項目や抽出期間など詳細に設定できるので、あらゆるニーズに対応可能です。

2.自動化により人為的なミスを防げる

手動で広告レポートを作成すると、複数のカラムデータを組み合わせたり、合算値を自分で計算したりする作業が発生します。
ミスが起きにくそうなコピー&ペーストでも、そもそもペースト先を間違えてしまうこともあります。
これらのミスは、一連の作業を自動化することで防げます。

初期設定さえしておけば、レポート作成に関わるほとんどの作業を自動化できます。
定期的に作成する必要のあるレポートであれば、レポート内容と日時を設定しておくだけで、指定の時間に自動的にレポートが生成されます。

レポート作成を自動化することで、人の手によるミスを大幅に削減すると同時に、日々のルーティン作業を省略できます。

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レポート設定画面には「出力スケジュール」という項目があります。
ここで「毎週」「月曜」というように日時を指定しておけば、該当日にレポートが自動出力されます。
予約設定を利用することで、ミーティング前に焦ってレポート作成することもなくなります。

また広告データが機械的に収集・作成されることにより、改ざんなどの無い信頼性の高いレポートを参照することができます。

3.全ての広告媒体を統合して予算管理や分析にも活用可能

複数の広告媒体をまたいだ予算の管理は、通常は手動(Excelなど)で行うしかありません。
アドレポはこれらをまとめて管理するプラットフォームとしても機能します。

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ダッシュボードでは、各広告の合算値や、広告別のコスト比率を一目で確認できます。

アドレポのダッシュボードをチェックするだけで予算の消化状況を確認できます。

また、アドレポとGoogle BigQueryなどのサービスを連携させ、データベース上の配信データを直に参照したり、自社のBIツールと接続してデータを出力したりと、用途に応じて自由にデータにアクセスする事ができます。統合された広告配信結果を分析することで、より効果の高い媒体を見つけやすくなります。

アドレポが開発されたのは「広告担当者が現場で抱える問題の根本を突き止めたから」

「アドレポ」は、広告運用に関わるあらゆる作業の中からなぜ「レポート作成」に焦点をあてたのでしょうか。
アドレポ開発者であるEVERRISEの伊藤孝氏に、開発の背景を伺いました。

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伊藤氏:
6年前、ある広告代理店様の運用チームの、運用作業改善のコンサルティングを実施しました。
広告販売が急激に伸びて運用担当者の負荷が高くなったため、その改善をしたいという依頼内容でした。

担当者の業務内容などを調査した結果、「無駄なミーティング」と「レポート作業」が担当者の業務を圧迫していることがわかりました。

ミーティングは極力減らしてもらい、どうしても必要なものも、参加人数を絞っていただくようお願いしました。

会議は比較的簡単に対処できましたが、レポート業務に関してはそう簡単にはいきませんでした。
「そもそものレポート数を減らせないか?」と考え、1つ1つのレポートをなぜ作っているかをヒアリングしました。

「クリエイティブの差し替え、細かい予算管理、単価調整など、やればやるほど効果が上がるので、頑張って実施したいが、その分、効果検証、進捗管理を厳密にしようとしてレポートが増えてしまった」

また、複雑な運用のミスを防止するために、ダブルチェック用のレポートが、さらに必要になったというのです。
結果、レポート作業に35%程度時間を使っていたことがわかりました。

レポートの量を単純に減らすことは不可能だったため、レポート作成の自動化で対処することになりました。

このような依頼が、ほぼ同時期に4,5社からあったんです。広告媒体の多様化により、似たような課題を抱えている企業が多いと感じ、「アドレポ」開発に踏み切りました。

その後運用型広告が増えてデータを用いた運用が当たり前になって、より大変になっていきました。

おまけにものすごいスピードで業界が変化しているので、新しい広告媒体にいち早く対応していなければいけません。
その分レポート対象も増えるので新しい広告媒体を理解するだけでも大変なのにレポート作業までのってきては、担当者の時間がいくらあっても足りませんよね。

その状態を解決するためにアドレポを開発し、今も新しい広告媒体が出ればできるだけ早めに連携可能な状態にアップデートしています。

アドレポの基本的な使い方

では、実際にアドレポをどのように利用すればいいのか、手順を見てみましょう。
まず、各広告媒体とアドレポを連携する必要があります。

アドレポの場合複雑な作業は不要で、広告媒体のアカウント情報を登録するだけで連携作業は完了します。

アドレポと広告媒体アカウントの連携

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1.管理画面にログインし、左メニューにある「ブランドの情報変更」をクリックすると各広告アカウントの登録画面が表示されます。
ここで、自社で利用している媒体のアカウントを登録しておきましょう。

レポート設定の作成

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2.アカウント登録が済んだら、左メニューの「レポート設定編集」をクリックします。
レポートの要件を入力する画面が表示されるので、レポート名や出力形式を選択しましょう。

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3.独自レポートを作成したい場合は「新規Excel」を選択します。

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4.レポートの要件を定義するための項目が表示されるので、適宜選択します。
複数の広告媒体をまたいだレポートを作成したいときは「合算レポート」を選択すれば複数広告を選択できます。

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5.サマリー項目や表示させる項目を詳細に指定できます。

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6.必要項目を入力できたら、「入力したデータセットの内容をエクセルにテスト出力」をクリックすれば、Excel形式のレポートが自動ダウンロードされ、実際のデータの出力位置を確認できます。

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7.テスト出力の結果を確認し、問題なければレポート設定を保存します。

レポート作成・ダウンロード

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8.実際にレポートを作成する時はワンクリックで作成が開始されます。

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9.レポート生成が済めば、メールで直接送信することが可能になります。またレポート名をクリックすればレポートをダウンロードすることができます。

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各媒体ごとのレポートはもちろん、バナーのパフォーマンスレポートや、都道府県別のパフォーマンスを分析するレポートなども出力可能です。

初月無料で利用可能!ご相談はお気軽に

アドレポは月額5万円~と多くの企業で導入しやすい価格設定となっています。初期費用はなしで、初月は無料で利用可能です。
例えば、毎週行なっている報告会議のためにレポート作成作業を行っている場合、1回あたり1万強でレポート作成の手間をまるごと削減できます。

広告運用業務の効率化に悩まれている方は、ぜひ一度アドレポの導入を検討してみてはいかがでしょうか。