注意すべきポイントは2点!企業が新規メディアを立ち上げる際に準備すること 〜競合、自社、ターゲット分析編〜
自社を理解して、発信したいテーマを明確化する
競合と同時に自社の分析も行うことで、自社が情報発信をする際にどのようなポジションを狙うべきかを明らかにしていきます。
参考:
コンテンツマーケティング、ブランドジャーナリズム、組織のカルチャー発信……企業が情報発信をする際にどこに「軸」を置くべきか?|ferret
自社の確認をしながら、情報発信を通じて「自社はターゲットにどのように認知されたいのか」を考えます。
情報発信において訴求すべきポイント
・「自社のブランドにどのようなイメージを持ってほしいか?」
・「発信を通じて投げかけたいメッセージは何か?」
メディアの担当者は、上記のような質問項目を自分やチームに投げかけ、答えられるようにしておくと、自社の発信テーマを言語化しやすくなります。また、テーマを社内で共有する際にも役立つはずです。
これらの質問項目をアンケートなどの形式でユーザーに投げかけてみてもいいかもしれません。
競合分析と自社分析を行うことで、発信したいテーマが絞られていきます。発信したいテーマやポジションが明確になれば、そのテーマを発信するメディアを運営する上で、どの程度のリソースが必要になりそうなのか、その予算やリソースは自社にあるのかを考えていきます。
競合が存在するテーマで発信を行う場合、自社の人員や予算の規模で競合と差別化が行えるのかどうかを確認する必要があります。競合が存在する場合は差別化を行うために、発信内容をニッチで尖ったものにするなど、発信の仕方を考え直すことも必要です。
競合が存在しないと考えられるテーマで情報発信を行う場合でも、自社の人員や予算がどれくらい必要なのかは確認しておくべきでしょう。
読者のニーズを探るために、ペルソナをつくる
自社の発信テーマを決めていきながら、どんな読者に求められているのかを調査します。
読者のニーズを探るために、「どのような読者にコンテンツを届けたいのか」を明確にする必要があります。マーケティングにおいて読者像を具体化して考えるための手法として一般的なのが、ペルソナです。
ペルソナとは
企業や商品の典型的なターゲットとなる顧客像のこと。
ペルソナの概要やつくり方については、ferretでも数多くの記事が掲載されているので参考にしてみてください。
参考:
ペルソナ【Persona】|ferretマーケティング用語辞典
ホームページ運営に欠かせない!ペルソナの設定方法とは?|ferret
ペルソナ設定を行う時に参考になる記事5選|ferret
ペルソナ設定にソーシャルリスニングが有効な理由とは?|ferret
ペルソナを設定する手法はメディアづくりにおいても有効です。サービスやプロダクト開発におけるペルソナのつくり方をメディアの読者分析に応用すると、次のようなステップが考えられます。
設定したペルソナ情報をメディア分析に応用
1.発信するテーマが似ている媒体を探し、読者はどのような人々かを考える
2.知り合いの中で、発信する内容が届いてほしい人を具体的に思い浮かべてみる
3.知人にどのようなコンテンツを読みたいかヒアリングする
これらの調査を進めていく過程で、読者像の輪郭がはっきりしてくるはずです。読者像がある程度明確になった段階で、ペルソナを設定します。
引用元:https://ferret-plus.com/4064
ペルソナづくりと合わせて、知っておきたいのがカスタマージャーニーマップの作り方です。ペルソナとして設定した読者が、メディアにどのようなタイミングで接触し、どのような体験をするのかを想像しやすくするために、カスタマージャーニーマップを作成してみることも有効です。
参考:
カスタマージャーニー【Customer Journey】|ferretマーケティング用語辞典
カスタマージャーニーマップって?作成するために最低限知っておきたい基礎知識と活用事例|ferret
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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