Googleの自動描画ツール「AutoDraw」でできること・できないこと
「ホームページのバナーを作ってみたいけど、自分は絵も上手くないし...」と断念してしまったことはありませんか?
Googleでは、そんな方でもプロ並みの絵を素早く描けるよう「AutoDraw」というツールを提供しています。
AutoDrawは無料で利用でき色塗りやサイズ変更、画像の保存などの基本的な機能を備えており、ホームページの素材やプレゼン資料へ挿入する画像などの作成に向いてます。
一方ではイラストソフトと比べて不足した機能があるのも事実でしょう。
今回はAutoDrawの使い方と「できること」と「できないこと」をご紹介します。
実際にデザインを作成する前にネックとなる部分を正しく把握して、自分の求める内容に合った活用方法を見つけましょう。
目次
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AutoDrawとは
https://aiexperiments.withgoogle.com/autodraw
AutoDrawとはGoogleが提供している無料の自動描画ツールです。
通常のイラストツールとは異なり、AI(人工知能)を利用してユーザーが引いた線に対応したイラストを表示するのが特徴です。
Doodle, sketch and create in no time with AutoDraw, a new tool that uses #MachineLearning to help you draw fast → https://t.co/Bm3iEb2Kb5 pic.twitter.com/LroYIKna0w
— Google (@Google) 2017年4月11日
このようにAutoDrawを利用すれば、どんなに絵心のないイラストであってもプロが描いたようなイラストに変換できます。
色を塗ったり、テキストを挿入したりといったこともできるので、プレゼン資料やホームページの素材制作にも使えるでしょう。
参考:
[落書きが一瞬でプロの絵に。Googleの自動お絵かきAI「AutoDraw」が超楽しい]
(https://www.buzzfeed.com/harunayamazaki/autodraw?utm_term=.ruv33mo75M#.wtl44P9Z1Y)
AutoDrawの使い方
AutoDrawを利用するのにインストールは必要ありません。パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからでも利用できます。
▼AutoDraw
https://www.autodraw.com/
1.AutoDrawで描画する
AutoDrawへアクセスし、キャンバスの中に大まかなイラストを書くと上部に予測イラストが表示されます。画面左のペンを選択しても構いません。
予測イラストをクリックすると、そのイラストがキャンバスに反映されます。
2.色塗り・テキストなどの装飾を加える
選択したイラストに対して色を塗ったり、テキストを加えたりといったことも可能です。
フリーハンドで描くこともできるので、自分の描きたいものに合わせて装飾しましょう。
テキストではフォントや色を変えられます。イラストや図形ごとにサイズや色も変えられるので、自分の描きたいイメージに合わせて制作していきましょう。
3.作成したイラストを保存・シェアする。
作成したイラストは詳細メニューからPNG画像としてダウンロードできます。
また、Twitter・Facebook・Google+へシェアするだけでなく、他の人へURLを送信して、デザインをシェアすることもできます。
このようにイラストが作成できました。
AutoDrawでできること
AutoDrawは自動で描写ができるので、絵心のない人でも素早くイラストを描けるという魅力があります。また、どのようなデバイスからでも無料で利用できるのも魅力的でしょう。
・塗りつぶし
・テキストの挿入・フォント変え
・各要素のサイズ変更
・PNG形式での保存
・SNSでのシェア
・キャンバスのサイズ指定
上記のようにAutoDrawでは色を塗ったり、キャッチコピーを入れたりといった機能があります。また、フリーハンドで描いたイラストでも自由にサイズを変更したり、反転したりといった操作ができるのも重宝するでしょう。
AutoDrawでできないこと
では、PhotoshopやIllustratorなどのイラストソフトに比べて、AutoDrawでは何ができないのでしょうか。特に不都合を感じる部分をピックアップして紹介します。
「できること」だけでなく、「できないこと」も把握した上で利用しましょう。
1.他の画像ファイルを開いて編集すること
AutoDrawでは、自分で一から描写することはできても、すでにあるファイルを開いて編集することはできません。
例えば、自社の外観写真にAutoDrawのイラストを加えるといった表現はできないので注意しましょう。
2.レイヤーごとにわけた操作
PhotoshopやIllustratorでは、レイヤーといってキャンバスを何層にも重ね合せることで要素ごとの編集が行いやすくなっています。
ですが、*AutoDrawにはレイヤーが存在しません。*そのため複数の要素を一度に変更したい場合は、要素ごとに選択して編集する必要があるのがネックでしょう。
3.ブラシ・グラデーションなどのエフェクト
塗りつぶし以外にも色をぼやかしたり、グラデーションをかけてみたいという方もいるでしょう。
AutoDrawでは色は選べても色ごとに透明度を変えたり、水彩や油彩といったタッチに変えたりといった操作はできません。
4.キャンバスのサイズの自由指定
AutoDrawでは同じ比率で、キャンバスサイズを自由に変更することができます。
ただし「500pixel×1320pixel」のようにサイズを指定したキャンバスを作成できません。
Facebook広告やホームページに利用するバナーなど指定したサイズにしたい場合は、AutoDrawで作成した画像を別の編集ソフトを利用してサイズ変更しましょう。
5.JPEGやPSD、AIでの保存
*AutoDrawはPNG画像のみダウンロード可能です。*そのため、JPEGやPSDなど他の形式のファイルはダウンロードできません。
チラシへの入稿時に指定されている形式や使用しているソフトの対応形式がPNG以外の場合、変換ツールや別のイラストソフトを利用して保存形式を変更する必要があるでしょう。
まとめ
AutoDrawは自動描画が特徴のツールであり、色塗りやテキストの挿入といった装飾機能もついています。
ですが、Photoshopのようにレイヤーわけはできない点や、他のファイルを開いてデザインに組み込むことができないのはネックでしょう。
【できること】
・塗りつぶし
・テキストの挿入・フォント変え
・各要素のサイズ変更
・PNG形式での保存
・SNSでのシェア
・キャンバスのサイズ指定
【できないこと】
・他の画像ファイルを開いて編集すること
・レイヤーごとに分けた操作
・ブラシ・グラデーションなどの色塗り方法
・キャンバスのサイズの自由指定
・JPEGやPSD、AIでの保存
上記のようにAutoDrawでは「できること」と「できないこと」があります。
AutoDrawで足りない機能はPhotoshopやIllustratorなど他のイラストソフトを併用して補うようにしましょう。
▼ディレクターとデザイナーで読みたい資料
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- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- バナー
- バナーとは、ホームページ上で他のホームページを紹介する役割を持つ画像ファイルです。画像にリンクを貼り、クリックするとジャンプできるような仕組みになっています。画像サイズの規定はありませんが、88×31ピクセルや234×60ピクセルが一般的です。また、静止画像だけでなく、アニメーションを用いたバナーもあります。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- ページ
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- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- タブレット
- タブレットとは、元々「板状のもの」「銘板」といった意味の単語です。パソコンの分野で単にタブレットといえば、「ペンタブレット」や「タブレット型端末」などの板状のデバイス全般を指します。ここでは主にタブレット型端末について説明していきます。
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- フォント
- フォントとは、同一の特徴を持った文字の形状を一揃いでデザインしたものです。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
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- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
- キャッチコピー
- キャッチコピーとは、商品などの宣伝の際に使用される文章のことです。 宣伝をする対象のイメージや特徴を簡潔にまとめつつ、見た人の印象に残る必要があります。一言で完結するものから数行になる文章など、実際の長さはバラつきがあります。 キャッチコピーの制作を職業とする人のことを、「コピーライター」と言います。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- バナー
- バナーとは、ホームページ上で他のホームページを紹介する役割を持つ画像ファイルです。画像にリンクを貼り、クリックするとジャンプできるような仕組みになっています。画像サイズの規定はありませんが、88×31ピクセルや234×60ピクセルが一般的です。また、静止画像だけでなく、アニメーションを用いたバナーもあります。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
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