押さえるべき約束は「2つ」!ネーミングや記事のトンマナなどメディア立ち上げ前に決定すべきこととは?
2. イメージを具体化し、メディア立ち上げに必要な要素を整理
ここまでのステップで、チーム内で新規メディアのイメージが共有できました。次は、イメージをより具体的にしていきます。
メディアの全体像を具体化するプロセス
メディアのイメージを具体化する中で、メディアを構成する様々な要素を決めていきます。メディアの全体像を具体化するプロセスでは、チーム内で話し合ったイメージを次のような項目に落とし込んでいきます。
メディアを構成する要素
・メディアのネーミング
・タグライン
・フォント
・ロゴ
・カラーパターン
媒体の名前は何にするのか、媒体をわかりやすく表現するタグラインはどんなものにするか、名前やタグラインに合ったロゴはどんな形になるのか、どんな色で読者に認識してもらいたいのか(暖色?寒色?明るい?暗い?)、媒体の雰囲気に合ったフォントはどんなものか(堅い?丸い?細い?太い?)などを考えていきます。
コンテンツを具体化するプロセス
個別のコンテンツを具体的にしていく際には、コンテンツの「切り口」と「雰囲気」の2つを考えます。「切り口」は記事にできそうなネタを紹介する際にどこに焦点を当てるか、「雰囲気」は、文体、リード文、締め方、文量、写真をどの程度使うのかといったことです。
コンテンツを具体化する際のポイント
・記事の切り口
・記事の雰囲気
たとえば、あるウェブサービスを紹介する際にもB向けに書くか、C向けに書くかでも視点は違いますし、社会的な価値を伝えるか、技術的な凄さを伝えるかでも切り口は異なってきます。文章からどのような雰囲気を与えたいかで、「ですます」調で書くか「だである」調で書くかも違ってきますし、リード文の見せ方も変わってきます。
参考:
何気ない日常をコラム化するための、具体的な手順・考え方のひとつ|sentence
※視点の持ち方次第で、文章の書き方がどの程度変えられるかは上記記事を参照ください
コンテンツの方向性を決める際のポイント
個別のコンテンツがどのようになるかが具体的になった後は、そのコンテンツの集合体がどのような状態になるかを考えます。複数の記事を固まりとして捉え、グルーピングを行い、記事のカテゴリわけや、記事ネタの選定基準が考えられます。
よりコンテンツの方向性を決める際のポイント
・カテゴリ分け
・記事ネタの選定基準
メディアとして成立するためには、記事が積み重なったときに読者に与える印象も重要です。1つひとつの記事だけではなく、記事の集合がどうなるかをチェックしなければなりません。記事が複数できてきたら、どんな切り口でグルーピングすることができるかを考えてカテゴリわけを考えてみましょう。
まとめ
今回は次の3つのステップで、企業が新規メディアを立ち上げる際に決めておくべき要素を紹介しました。
・メディアのイメージを膨らませる
・イメージをチーム内で共有する
・イメージを具体化する
イメージを具体化することで、メディアのネーミングから記事のトンマナまで、メディアを立ち上げるに際に必要な要素を全て決めることができました。
メディアを立ち上げる前にここまで準備しておくと、チームメンバーの間で齟齬がない状態で、メディアの運営を始めることができます。
慣れていない場合、メディアのアウトプットイメージを描くことは難しいものです。面倒かもしれませんが、イメージが共有できないままスタートしてしまうと、立ち上げてから修正を図っていくことになります。完全に準備することは難しいですが、実際にスタートする前にイメージを具体化できるようにチームで議論を重ねていきましょう。
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- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- フォント
- フォントとは、同一の特徴を持った文字の形状を一揃いでデザインしたものです。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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- トンマナ
- トンマナとは、「トーン&マナー」の略で、広告におけるデザインの一貫性を持たせることを指します。また、ブランドのイメージカラーとホームページのデザインカラーを合わせる必要があるなど、「トンマナ」は企業ブランディングにおいても重要です。
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