Twitterを利用するなかで、*「ツイートを保存してあとで確認できるようにしたい」*と思ったことはありませんか?Twitterでは「いいね!」という保存機能がありますが、保存したツイートが検索できないといった難点があります。そのため、いいね!したツイートが膨大になってしまい、あとで探しても見つからないという方も多いのではないでしょうか。

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今回は、ツイートを保存できる4つの方法をご紹介します。自社が発信したツイートの中でも反応が良かったものや、他のユーザーが自社商品に言及しているものは、保存してチームメンバーや上司へ共有したいということもあるでしょう。

しかし、わざわざすべてのツイートをExcelに保存していくのは、手間がかかってしまいます。ぜひ自社の運用にあった保存方法を利用して、管理の負担を軽減していきましょう。

Twitterの「いいね」を利用した保存方法のデメリット

Twitterでは、プロフィール画面から「いいね」をつけたツイートを一覧で見ることができます。

スクリーンショット_2017-05-10_13.11.42.png

「いいね」を使えば気に入ったツイートをワンクリックで保存できるので、利用している方も多いのではないでしょうか。
ですが「いいね」による保存には、いくつかのデメリットもあります。
その一部をご紹介しましょう。

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1.ツイートされた時系列で表示される

「いいね」をつけたツイートは、ツイートされた時間をもとにした時系列で表示されます。
そのため、「いいね」をつけた順に並べるといったことはできません。

例えば、特定の単語を含んだツイートをまとめておきたいと思っても、ツイートされた時間によってはバラバラになって表示されてしまいます。

2.検索ができない

「いいね」したツイートが多くなってくると、自分が探したいツイートがなかなか見つからないということがあるでしょう。
ですが、「いいね」したツイート内で、単語や日時を絞った検索はできません。

大量にツイートを管理しなければいけない場合はネックとなるでしょう。

3.削除・ブロックされたらツイートが見えなくなってしまう

「いいね」はTwitter上のツイートをもとにして保存する機能です。
そのため、「いいね」したツイートが削除されたり、ツイートしたユーザーにブロックされたりした場合、ツイートは見えなくなってしまいます。

用途に合わせて使える4つのツイート保存方法

では、「いいね」以外で、ツイートを保存する方法はないのでしょうか。
用途に合わせて使える4つの方法を紹介しましょう。

1.DM機能を利用して自分に送信する。

Twitterには、ツイートを特定のユーザーに送信できるDM(ダイレクトメッセージ)機能があります。
ツイートをDMで自分に送信することで、送信した順番でツイートを保存することができるでしょう。

*1.ツイートのメニューから「ダイレクトメッセージで共有」*を選択

スクリーンショット_2017-05-10_13.26.15.png

2.送信相手に自分のユーザー名を入力

フェレットくん_ferret__ferretplus_さん___Twitter.png

3.自分宛に送信する

2.png

自分宛に送信すると、以下のように送信した順に並んでいきます。
写真や文字を送信することもできるので、ツイートに対する補足情報をメモ書きしておけるでしょう。

3.png

2.モーメントを利用する

Twitterのモーメント機能を利用すれば、テーマごとに複数のツイートをまとめて保存できます。

1.画面上部のタブ方から「モーメント」を選択

2.「モーメントを作成」をクリック

今日___Twitterモーメント.png

3.モーメントのタイトル及びカバーを設定

4.まとめるツイートを選択して追加

タイトルとカバーを設定したら、ページ下部に表示されるツイートを選択します。
選択すると自動的にまとめに追加されていくので、ツイートを並び替えながら自分の見やすいように編集しましょう。

モーメントの編集__.png

4.「モーメントを公開」をクリック

「モーメントを公開」をクリックすると、作成したモーメントは誰でも見れるようになります。自分だけが閲覧できる状態にはできないので気をつけてください。

作成したモーメントは、プロフィール画面の「モーメント」から確認できます。

A.Kuriki__kuriki_biz_さん___Twitter.png

モーメントの作成方法について、下記の記事でも詳しく記載しています。
合わせて参考にしてみてください。

参照記事:
Twitterのモーメントって?モーメントの基礎知識からよくある疑問も解説します

3.専用アプリを利用する

ツイートを保存するには、Twitterと連携した他のサービスを利用する方法もあります。

Togetter(トゥギャッター)

ツイッターをまとめよう___Togetterまとめ.png
https://togetter.com/

Togetterは、複数のツイートをまとめることができるサービスです。
何か1つのテーマでツイートをまとめて保存しておきたい時に重宝するでしょう。

作成したまとめはTogetterで公開することもできますが、自分だけ閲覧できる状態にしておくことも可能です。

Twilog(ツイログ)

Twilog___Twitterのつぶやきをブログ形式で保存.png
http://twilog.org/

Twilogは、自分のツイートをブログ形式で保存しておけるサービスです。
日付ごとにツイートを閲覧でき、過去の自分のツイートをキーワードで絞って検索できます。

自分のツイートをあとで見返したい時に使えるほか、1日ごとのツイート数といったTwitterの管理状況も確認できます。

他のユーザーのツイートを保存することはできませんが、自分のツイートを管理しておきたいという時に重宝するでしょう。

4.全ツイートの取得機能を利用する

パソコンからログインすれば、Twitter上で自分が過去につぶやいたツイートをCSVデータとしてダウンロードできます。

Twitter___設定.png

1.プロフィールアイコンから「設定とプライバシー」を選択

2.「Twitterデータ」を選択

3.パスワードを入力し、ツイート履歴を選択

Twitter___設定2.png

4.「全ツイート履歴をリクエストする」をクリック

5.送信されてきたメールを確認し「ダウンロードする」をクリック

全ツイート履歴をリクエストすると、Twitterで登録しているメールアドレスに対して下記のようなメールが届きます。

ツイート履歴をご確認ください___kuriki_basicinc.jp___Basic.inc_メール.png

メール内の「ダウンロードする」をクリックしましょう。

6.Twitter上より、ダウンロード

メール内のリンクをクリックすると、以下のような画面が表示されます。
「ダウンロード」をクリックすると、ダウンロードが始まります。

Twitter___設定3.png

ツイートはCSVファイルにまとめられているので、日付ごとの並べ替えや単語の検索などを行えます。
Twitter上に公開されているツイート情報に依存しないので、運営管理のツールとしても利用しやすいでしょう。

まとめ

ツイートを保存するには「いいね!」を利用する方法があります。
しかし、いいね!はツイートされた時系列に並ぶため、自分がいいね!をしたタイミングごとの並び替えはできません。
また、検索機能もないため、あとで見返す時にも不便でしょう。

DM機能を利用した保存方法であれば、自分が送信したタイミングごとに保存できます。
Twilogを利用すれば、運営しているアカウントのツイートに限り検索ができるので、チームメンバーから特定のツイートを共有して欲しいと言われた時でも対応できるでしょう。

それぞれの保存方法には「ツイートの検索ができない」「運営しているアカウントのツイートのみ利用できる」といったデメリットが存在します。
自社の運営に合わせて選択していきましょう。