Facebook広告でのミス

Facebookのユーザー向けに配信するFacebook広告では詳細なターゲティングが可能です。
しかし、機能が多いからこそ、設定のミスも起こりがちです。

広告配信のミスによっては金銭的な打撃を受けることもあり、ミスは犯したくないものでしょう。

ferretでは2017年6月現在、記事を紹介する投稿をFacebook広告として配信しています。
では、具体的にferretの担当者がどのようなミスを犯したのか、実際の事例を見てみましょう。

4.パラメーターの未設定

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上記のように、Facebook広告では投稿内に含まれるURLにパラメーターを付与できます。
パラメーターを付与することで、Googleアナリティクスで広告経由のクリックが計測できるようになります。

ですが、パラメーターを設定していないと、ページにアクセスしたのがFacebookの通常投稿からなのか、広告からなのかが判断できません。
パラメーターを設定し、正しい計測を行えるようにしましょう。

Facebook広告につけるパラメーターの設定方法は下記の記事でご紹介しています。
これからパラメーターを設定する方はぜひ参考にしてください。

参照記事:
[Googleアナリティクスでよく使われるパラメーターとは]
(https://ferret-plus.com/22)

5.クレジットカードの期限切れで広告配信がストップ

Facebook広告で登録しているクレジットカードが使えなくなった場合、広告の配信は停止されます。

クレジットカードの有効期限はこまめにチェックしておくだけでなく、Facebookのお知らせは見逃さないようにしましょう。

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クレジットカードが使用できない場合、上記のようにFacebook上で通知されます。
有効なクレジットカードを入力すれば、再度広告の配信がスタートします。

6.広告配信期間切れで広告配信がストップ

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Facebook広告では予算が上限に達した場合だけでなく、設定した掲載期間が終了すると広告配信はストップします。
ferretでは担当者が掲載期間が終了になったことに気づかず、そのまま広告配信停止状態になってしまいました。

このようなミスを防ぐには、担当者がタスク管理をする必要があります。
また、年間予算を事前に組んで長期間で設定しておくなど、こまめな操作を行わない体制作りを行うのもいいでしょう。

まとめ

ferretの歴代のSNS担当者が犯したミスをまとめると、以下のようになります。

ミスの内容 原因 対策
プレビュー画面のURLで投稿 プレビュー画面での操作+チェック不足 公開ページで操作するように変更+公開前チェックを実施
OGPが反映されてないまま投稿 正しいOGPへの認識不足 OGPが表示されてからの投稿+表示されないものはデバッガーでチェックする
コメントの見逃し お知らせが多くてチェックできてなかった お知らせ「コメント」をチェックする
パラメーターの未設定 前任者の設定のまま、気づかず パラメーターを設定
クレジットカードの期限切れ お知らせに気づかず 広告マネージャーのお知らせをチェックする
広告配信期間切れ 配信期間の再設定漏れ 担当者のタスク管理を改善+短期間の配信期間を見直し

どれもケアレスミスであり、運用方法によって防げるものだとわかるでしょう。
ミスを防ぐには、自分がまだ気づいていないリスクを探し、リスクを減らすように運用体制を改善していく必要があります。

ここまで紹介してきたミスが、自社でも起こる可能性がないか改めて運用体制をチェックしてみましょう。