たった3分で、今後30年分の働き方を変えるかもしれない珠玉の記事3選
現代のビジネスは団体戦が基本です。一人ひとりの仕事のパフォーマンスや考え方、そしてチーム全体の実力が問われる時代といえるでしょう。
本記事では、どうしたら強いチームが作れるのか、強いメンバーになれるのか、といった働き方やパフォーマンスの上げ方にフォーカスして参考になる記事を厳選しました。
匿名の記事もありますが、公開当時はとても話題になり、膨大なソーシャルブックマークが付いた記事ばかり。すでに読まれたことがあるかもしれませんが、公開後数年経つ現在でも読むごとに新しい発見のある珠玉の記事ばかりです。
ぜひ、あなた、そしてチームでシェアしてください。
金言1:仕事の価値を上げる~何をやらないかを決める重要性
・<珠玉の記事1>ルーチンワークじゃあるまいし、効率や生産性を上げたからって残業はなくせんよ。 - 山本大@クロノスの日記
いやいや。効率上げても残業はなくせないよ。ルーチンワークなら、効率を上げたから早く帰れるだろうけど
この記事は、コンパクトながら多くの示唆に富んでいて、公開後4年たつ現在でもドキッとする人は多いのではないでしょうか。
確かにその通りです。もう定型的な仕事だけで勝てるほど、甘い時代ではなくなってきました。この記事では、仕事の質の向上を目指すならば、効率化ではなく作業の割り切りなどを検討せよ、と本質を見事についています。
割り切ることで世界と戦う
逆に世界標準として使われていないワンセグや赤外線通信、フェリカなどは、機能が特定国に限定されるため、グローバルモデルからは排除される
たとえば、iPhoneのヒットは誰も疑う余地はないかと思います。
その戦略はグローバルモデルとよばれる仕様を徹底したことにも起因しています。
機能をシンプルにすることで、価格を安く抑え、世界中で競争力を持ち、かつ価値を感じられるようなマーケティング活動を進めたからこその成功といえるでしょう。
防水や赤外線など、あるにこしたことはないでしょう。しかし全ての人が必要とはしない機能は排除する。アップルの好調ぶりから、その割り切りが仕事に価値を生み出すことを教えてくれているようです。
単価が下がりつづける仕事をどう捉えるか
作業自体も、単純作業であればどんどん単価が下がっています。その仕事はあなたがやるべき仕事でしょうか。
女性が書く美容系の日記記事の作成をお願いします。(300文字以上)30円/件
参考リンク:【女性限定】美容系の日記記事の作成をお願いします(30...の依頼/外注|記事・コンテンツ作成の仕事 [ID:228567]
クラウドソーシングというネットで仕事の受発注ができる仕組みが広がっています。そのことにより、作業内容によっては非常に安価に依頼できるケースが増えています。
それでもあなたがその仕事を行う理由はありますか?つねに自分自身の作業の最適なパフォーマンスは変化していくものです。
あなたの仕事のパフォーマンスを上げよう
仕事には定型的なタスクとクリエイティブなワークとがあります。
あなたの仕事の価値を上げるには、短時間で大きな成果をあげること。その価値を生み出すために、本当に必要な作業にのみ時間を費やしましょう。やることを決め、そのために、何をやらないかを決めること、それが重要です。
また、あなた自身の時間をつかって行う作業かどうかを、常に思考しましょう。環境の変化により、外部に依頼できることも常にコストが変動しています。それらの情報収集を怠らないようにし、最適な組み合わせを考えつづけましょう。
・<珠玉の記事1>ルーチンワークじゃあるまいし、効率や生産性を上げたからって残業はなくせんよ。 - 山本大@クロノスの日記
金言2:チームのパフォーマンスを上げる~自主性がチームを成長させる
・<珠玉の記事2>父親に聞いた管理職として「ダメなチームをデキるチームにする必勝パターン」 - komagata
現場で直接業務にあたっている人が一番改善すべき点をわかっていて、なおかつそれを言いたがっている。言える場を用意すれば必ず改善施策案ができてくるらしい。
父「なるほど、なるほど。それは私もとてもいい案だと思います。是非お願いします。承認します。」
チームのパフォーマンスを上げるには、現場の自主性を育てチーム全体の平均値があがるよう、テコ入れをするポイントを間違えないことです。
上記のエントリーでは、公務員としていろいろな地域に転属され、そのたびに現場のポテンシャルを上げてきたというビジネスマンと、その家族とのやりとりにより、深い知見を明らかにされています。
引き上げるのは上司、しかし育つのはあくまでメンバー
上記の記事は、匿名ブログのある1記事です。ですから、その信ぴょう性のほどは未知です。しかし、はてなブックマークで3000件を越える多くの称賛や共感のコメントが得られていることからも普遍的なものといえるのではないでしょうか。
“教師押し付け型”の指導は自身の指導力不足を棚上げしているだけであると感じ、生徒とともに学んでいこうと決意した~生徒の成長を重視し、メンバーを選考する際も、うまい・下手という視点だけではなく、限界までやり切っているか否かという面もしっかり見て結論を下すようになった。
参考リンク:大瀧雅良「体罰では成長しない」 風間八宏と出会って変化した指導方針 | サッカーキング
チームをひっぱりあげるとき、メンバーの自主性を重んじることの大切さは、サッカー名門・清水商業の大瀧監督も言及しています。彼自身も名プレイヤーでしたが、押し付けでは選手が成長しないことを悟ると、議論や衝突から逃げないメンバー同士の関わり方を推奨し、自主性を育てることに腐心します。
結果、サッカー日本代表にもなった小野選手や川口選手など、多くの名プレイヤーをプロに排出し、その選手自身も、監督のもとで、自らが何かをやりはじめる大切さを学んだと口にしているほどです。
主体性なきメンバーで構成されるチームに、勝利はありえないのです。
底上げするにも方法がある
歴代中日監督の中でも最高の成績を残した、名将で知られる落合監督。彼はチームの底上げを得意とする人物としても有名です。
著書「采配」も当時人気を博しましたが、常勝チームを作ったその手腕を称賛する声が多く、以下の記事からも部下の育て方・接し方を工夫することで、メンバーが育つ過程が垣間見られます。
落合は、年に何回か岩瀬が打たれて負ける試合があると、決まってこうコメントした。
岩瀬で負けたら仕方ない」
どんな状況にあっても決して岩瀬を責めない落合に、岩瀬は、落合退任後、感謝の言葉を述べている。
参考リンク:監督落合 8年間の軌跡
コーチにはすべてを任せ、責任は自分が負う。そんな姿勢や思いはコーチや選手に伝わらないはずがありません。メンバーが育つ土壌を作るとき、そういった信頼が欠かせないことがわかります。
あなたのチームのパフォーマンスを上げよう
チームのパフォーマンスを上げるときに、誰にテコ入れをして、どういう雰囲気を作るのか。
その鍵を握るのはやはり現場のリーダーです。そのリーダーがメンバーの自主性を重んじ、徹底的に信頼し任せる、そしてフォローを怠らない。そんな当たり前のことがじつはとても難しいことなのかもしれません。
ぜひ、この記事からあなたなりの成長イメージを描ければ幸いです。
・<珠玉の記事2>父親に聞いた管理職として「ダメなチームをデキるチームにする必勝パターン」 - komagata
金言3:パフォーマンスを出せるメンバーになる~なぜ全員にリーダーシップが必要なのか
・<珠玉の記事3>なんで全員にリーダーシップを求めるの? - Chikirinの日記
後者のチームがどうなるか、想像できますよね。正しいかもしれないけど、物事を前に進めない発言を繰り返し、本旨に関係のないくだらないことにいつまでもこだわる。
有名ブロガーのちきりん氏は数々の名記事を書き、書籍も多数ヒットを飛ばすほどの文豪です。独自の切り口とわかりやすい文体や主張は、読み手を選ばず響きます。
そんなちきりん氏の記事の中から、チーム論について公開当時とても話題になったこちらを紹介します。
なぜ一メンバーにもリーダーシップが求められるのか
表題の疑問は誰しもが一度は抱いたことがある疑問だと思います。みんなが主役ではぶつかりあってしまうのではないかと。しかし、この記事を読めばそうではないことがよくわかります。
実際、Googleの人材募集ページにもリーダーシップが求められています。そして、メンバーが能動的かつ主体的に問題解決をし、パフォーマンスを上げることが求められているのです。それだけ自主性や自己責任をまっとうできる人たちの集まりだからこそ、今日の成功があるのだと伝わってきます。
リーダーシップ
応募者が、これまでチームを動かすためにさまざまな局面でさまざまな能力をどのように発揮してきたかを見ます。
参考リンク:採用プロセス - Google 人材募集
誰もがリーダーになれるチームが起こす化学反応
ちきりん氏は、記事中でリーダーシップの重要性を「誰かをひっぱる」ということよりも、「リーダーになった経験から学んだことによる主体性」が重要だと言及しています。人の上に立ち、強力にプロジェクトを進め、不測の事態にも対応する、そんな経験を積んだ人物が一メンバーになったときの頼もしさはないでしょう。
そういったメンバーの主体性が「チームの中で発揮されること」の大切さを、チームラボの猪子寿之氏も早稲田大学の講演で語っています。
僕らは、チームラボという社名どおりチームでものをつくるんだけれども、僕自身もそうなんだけれども、個人で考えたり個人で作業をするというよりは、チームで考えてチームで作業しながらまた考えていくという、結構共同作業的なことが仕事のほとんど
参考リンク:「宿題もテストも“班”でやらせろ」チームラボ猪子氏、“社会の要請とはまるで逆”と学校教育を批判 | ログミー[o_O]
あの圧倒的な創造性を持つ猪子氏でさえ、その考え方が、チームの中ではどう生きてくるのか、ということに考えを巡らせていることがわかります。たしかに、その圧倒的な個性や発想力をメンバー全員が持ち、それが衝突という化学反応を起こすことで生み出されるクリエイティブは、世界と戦えるような力強さが生まれないはずがありません。
強烈な個性や発想を、さらにメンバー同士で磨き合う、そんな集団を目指してみませんか。
あなたのチームの意識を変えよう
ちきりん氏の記事はどれもドキッとする切り口で、誰しもがぼんやりと考えはいるが、一歩が踏み出せない人に刺さるものが多くあります。
外資系企業の最前線という厳しい環境で活躍してきたちきりん氏だからこその説得力がそこにはあります。
あなたも、その個性を発揮することへの恐れや不安を捨て去り、化学反応を起こしてみませんか。
・<珠玉の記事3>なんで全員にリーダーシップを求めるの? - Chikirinの日記
まとめ
いかがだったでしょうか。
ビジネスでは個人の力だけでなく、組織の力や戦略をも大きく問われる時代となっています。そんな時代にあなたが力強く成長し勝ち残っていく、そんな珠玉のヒントがこれらの記事から感じられたのではないでしょうか。
ぜひ、それぞれの記事をブックマークして、定期的に読み返してみてください。
あなたの置かれている状況ごとに違ったメッセージを投げかけてくれるはずです。そして、気がつけばあなたの働き方も、きっと変わっているはずです。
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現代のビジネスは団体戦が基本。チームのパフォーマンスを上げるには会議の質も上げることが必須です。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- 単価
- 商品1つ、あるサービス1回あたり、それらの最低単位での商品やサービスの値段のことを単価といいます。「このカフェではコーヒー一杯の単価を350円に設定しています」などと使います。現在、一般的には消費税を含めた税込み単価を表示しているお店も少なくありません。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- クラウドソーシング
- クラウドソーシング(Crowdsourcing)とはcrowd(群衆)とsourcing(業務委託)を組み合わせた造語であり、webサービス上のやり取りで不特定多数の人々に仕事を依頼する新しい雇用形態の一種です。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- リンク
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- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- リンク
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