《業界カテゴリ別動向》カテゴリ別にも見えるのはSDGsの盛り上がりと脱コロナ

アパレル・ファッション|カテゴリ別でも「SDGs」「サステナブル」が上位に並ぶ

2022年総合ランキングで1位となった「SDGs」ですが、業界カテゴリ別においても多くで上位に入っています。[アパレル・ファッション]カテゴリでも、カテゴリ別総合で4位「SDGs」5位「サステナブル」と特に使用されています。廃材を利用した新商品や「サステナブル」な素材だけを用いた衣服など、身に着けるものに「SDGs」「サステナブル」意識を求める生活者に応えるように、企業発表でキーワードが使用されています。

外食・中食|「テイクアウト」「デリバリー」は落ち着くも引き続き上位


昨年は[外食・中食]カテゴリにおいて、1月~10月まで全ての月で「テイクアウト」が1位となっていました。レストランなどが店舗で提供できない期間も続き、「テイクアウト」業態を開始する飲食店が増えた結果と言えます。2022年は緊急事態宣言が発令されず、店舗営業ができる社会状況が続き、「テイクアウト」「デリバリー」のキーワードともに順位が落ち着いてきています。代わりに上位をキープしたのは、「期間限定」や「キャンペーン」といったキーワードでした。一方で、「テイクアウト」も業態としての利便性の高さもあり、引き続き使用されることが多く、カテゴリ別総合でも4位となっています。

エンタテイメント|「映画」「ライブ」や「舞台」、リアル体験に関するキーワードが増加の傾向


[エンタテイメント]カテゴリでは、「映画」や「ライブ」「舞台」といったオフラインの活動を伴うエンタテイメントに関する発表が増えてきました。2021年も上位にあった「YouTube」が引き続き6位にあるも、その上に「映画」「ライブ」がランクインしています。2021年はコロナ禍にあって多くの音楽関連イベントやフェスの中止や延期が発表されたのに対し、2022年は感染対策を施した上で実施するケースも多く、夏シーズンは特に「ライブ」が上位に来ています。コロナ禍が収まりつつあった2022年は[エンタテイメント]においても平時に近い企業活動に伴う発表がなされてきたと言えます。

【報道関係の皆様へ】他の業界の傾向が知りたい場合は?
PR TIMESでは、各企業が以下の27カテゴリから選択してプレスリリースを発表しています。本発表で公開した3つの業界動向以外について、ニュース報道等を目的として、同様に傾向を確認されたい場合は、お気軽に下記よりご連絡ください。

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【データ集計担当2022年の分析を振り返って】
株式会社PR TIMES 経営管理本部 PR・IRチーム PRリード 杉本 秋

今年も一年間のプレスリリースを振り返る時期になりました。26万9041件のプレスリリースはその一つ一つが企業が本当に伝えたいと思い、広報担当者が魂を込めたプレスリリースです。そこには本当に伝えたい、社会をどうしていきたいかが詰まっています。だから、そのプレスリリースを振り返り、キーワードを分析することで、世の中の今と未来が見えてくると考えています。2022年、皆さんはどんな情報に触れて、どんな思いを抱きましたか?企業発表を振り返りながら、一年を思い起こしてみませんか。
そして、今年「SDGs」が一位となったことは、社会のトレンドを示している一方で、これまで上位にいた「イベント」や「新商品」に限らず様々な契機でプレスリリースを発表いただけるようになったことと嬉しく思います。これからも皆さまの大切な情報を届け、伝える場としてPR TIMESを活用いただけたら幸いです。

株式会社PR TIMESについて

PR TIMES(読み:ピーアールタイムズ)は、「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、企業とメディア、そして生活者をニュースでつなぐインターネットサービス「PR TIMES」を2007年4月より運営しています。報道機関向けの発表資料(プレスリリース)をメディア記者向けに配信するとともに、「PR TIMES」およびパートナーメディアに掲載し、生活者にも閲覧・シェアされています。利用企業数は7万2000社を突破、国内上場企業51%超に利用いただいています。情報収集のため会員登録いただくメディア記者2万4000人超、サイトアクセス数は月間6200万PVを突破、配信プレスリリース件数は累計100万件を超えています。全国紙WEBサイト等含むパートナーメディア220媒体以上にコンテンツを掲載しています。
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