ホームページを見ている時に、あちこちに広告が現れて「煩わしいしい!」と感じた経験はないでしょうか。

インターネット上の広告は、閲覧者がクリックをすることで手数料が入る形となっているため、クリックしてもらいやすい位置に表示されます。その上、広告の中には、スクロールしても画面下に消えずに表示してあったり、間違って押してしまいそうな位置にあったりと、ストレスになるような存在です。

そこで今回は、Chromeで使える広告ブロックの基本設定おすすめな拡張機能をまとめて紹介します。

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~ネット・サービス業界編~コロナ禍における消費者のデジタル動向調査

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Webサービスや通信、サブスク事業や小売業界についてコロナ禍の激変の中で、消費者行動はどう変化したのかを調査しました。

目次

  1. Chrome(クローム)の広告ブロックとは
  2. 広告ブロックするメリットとデメリット
  3. Chrome(クローム)の広告ブロックをPCブラウザで設定する
  4. Google Chrome(クローム)で使える広告ブロック拡張機能まとめ
  5. iphone(ios)の Google Chrome(クローム)で広告ブロックする方法
  6. Andloidの Google Chrome(クローム)で広告ブロックする方法
  7. Chrome(クローム)の広告ブロック機能でインターネットを快適に

Chrome(クローム)の広告ブロックとは

ウェブサイトの閲覧時に表示される広告は、ときに読みたい記事の邪魔になったり、スクロールしても追ってくるなど困る場合があります。こうした広告を表示させないように、拡張機能や、Google Chromeに備わっている機能で、広告ブロック(広告非表示)が可能です。広告ブロック機能で、煩わしい広告を閲覧画面上から削除しましょう。

広告ブロックするメリットとデメリット

煩わしいと感じるウェブ広告ですが、必ずしもデメリットだけではありません。広告ブロックのメリットとデメリットを確認し、必要に応じて設定しましょう。

広告ブロックのメリット

見たくない広告を外して快適な閲覧ができることはもちろんですが、通信料コストの抑制や、サイトの表示スピードの改善に期待が持てます。

広告ブロックのデメリット

デメリットのひとつは、広告ではないコンテンツをブラウザが誤って削除したい広告と認識してしまい、正しく表示されない・送りたいフォームが送信できないなどの不具合が生じる可能性があることです。また、広告ブロックは他のアドブロッカーになりすまししていたり、悪質なソフトウェアが仕込まれていたりするので、扱いに注意が必要です。

Chrome(クローム)の広告ブロックをPCブラウザで設定する

Google Chromeにはデフォルトで広告ブロック機能が備わっています。拡張機能をインストールする前に、Google Chromeの設定を確認してみましょう。

ボップアップ広告をブロックする

ポップアップ広告のブロック方法を説明します。

❶ Google Chromeを開く
❷ 右上のその他アイコンクリックし、「設定」を選択
❸ 「プライバシーとセキュリティ」の「サイトの設定」をクリック
❹ 「ポップアップとリダイレクト」をクリック
❺ 「デフォルトの動作」で「サイトにポップアップの送信やリダイレクトの使用を許可しない」を有効化

もし「サイトにポップアップの送信やリダイレクトの使用を許可しない」になっていない場合は、有効化に変更しておきましょう。

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Google Chrome(クローム)で使える広告ブロック拡張機能まとめ

しかし、この広告ブロック機能では不十分に感じる場合もあるでしょう。その場合は、Google Chromeの拡張機能を利用するのがおすすめです。

1. AdBlock

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AdBlock — 最高峰の広告ブロッカー

dBlockは広告ブロック拡張機能の中でも知名度が高く、6,000万人以上のユーザーを持つ(2022年3月確認時)人気ツールです。導入すると大半の広告はダウンロードもされることがなく、ブロックすることができます。

YouTubeのビデオ広告がデフォルトでオフに設定してあり、自分で設定しなくてもいいのが便利です。目立たない広告で例外化したい場合は、2回クリックするだけでホワイトリストに登録ができます。

まずは有名なツールを試してみたい、という方はAdBlockを追加してみてはいかがでしょうか。

2. Adblock Plus

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Adblock Plus - free ad blocker

Adblock Plusは、世界で何百万人のユーザーが使用している定番広告ブロック拡張機能です。バナーポップアップ、ポップアンダーはもちろん、マルウェア、Facebook広告、YouTubeビデオ広告と幅広い広告ブロックに対応しており、デフォルトで迷惑な広告すべてをブロックします。

これがあれば、Youtubeで動画を見ている際に流れてくる目障りな広告も非表示にすることが可能です。ソーシャルメディアのボタンを無効にすることもできます。

デフォルトでは、「Acceptable Ads」イニシアチブというガイドラインの基準を満たす、控えめで受け入れ可能な広告を許可するように設定してあり、目障りにならないような方法を選んだホームページを支援しています。ただし、目立たない広告も非表示にしたい方は設定で表示を無効にすることも可能です。

Google Chromeはもちろん、Firefox、Opera、IEと対応ブラウザが豊富なのも特徴です。

3.Ghostery

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Ghostery – プライバシー広告ブロッカー

広告ブロックだけではなく、プライバシー保護の機能もある拡張機能です。追跡防止機能により、データを匿名化してプライバシーを保護してくれます。

また、ページのパフォーマンスを最適化する高速閲覧機能も備えているため、ブラウジングをより快適にしてくれるでしょう。

4. AdGuard 広告ブロッカー

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AdGuard 広告ブロッカー

Adguard AdBlockerは、FacebookやYouTubeを含む幅広いWebページを対象とした広告ブロック拡張機能です。広告をブロックする以外に、ページの読み込み速度アップ、プライバシー保護、マルウェアやフィッシングからの保護を行ってくれます。

フィルタリングオプションは用途に応じてカスタマイズが可能です。HTML / CSSに詳しい人向けのユーザーフィルタ、フィルタリングしないホームページを登録するホワイトリスト機能も備わっています。

5. uBlock Origin

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uBlock Origin

uBlock Originは、メモリとCPUに対して効率的な広告ブロック拡張機能です。ダッシュボードから様々な設定ができ、ボタン1クリックで初期設定にリセットすることができます。

サイズを指定してメディア要素をブロックしたり、ツールの表示設定も細かく決めることが可能です。例えば、デフォルトでは「ブロックされたリクエスト数をアイコンに表示する」にチェックが入っていますが、非表示にすることもできます。Myフィルター、Myルール、ホワイトリストの利用も可能です。

初心者にもわかりやすく、高度な設定もできるのが魅力的です。

6. ContentBlockHelper

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ContentBlockHelper

ContentBlockHelperは、不要な広告・スクリプトをブロックする様々な手段を提供する拡張機能です。購読フィルタ、簡易フィルタ、詳細フィルタの3パターンがあり、細かくフィルタの設定が可能です。複雑な設定をせずとも、スライダーを左右に動かしたり、チェックボックスをクリックしたり、コンテンツのリストのボタンをクリックするだけでフィルタ設定できるのも嬉しいポイントです。

説明が日本語ですので、英語が苦手な方にも使いやすい広告ブロック拡張機能なのではないでしょうか。フィルタの設定が簡単なもの、説明がわかりやすいものをお探しの方は、ぜひContentBlockHelperを試してみてください。

7. Ad Remover

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Ad Remover

550,000人以上のユーザーがいる「Ad Remover」。
ポップアップ広告バナー広告、動画広告などの広告をブロックしてくれます。

iphone(ios)の Google Chrome(クローム)で広告ブロックする方法

iPhoneのiOSGoogle Chromeで広告ブロックを設定する場合、ポップアップの非表示設定ができます。設定は次の通りです。

❶ iPhoneでChromeアプリを開く
❷ 「その他アイコン」で「設定」をタップ
❸ 「コンテンツの設定」で「ポップアップのブロック」をタップ
❹ 「ポップアップのブロック」をオンまたはオフ

そのほか、iOS向けの広告ブロックアプリをインストールし、利用する方法もあります。

Andloidの Google Chrome(クローム)で広告ブロックする方法

Android版のGoogle Chromeには、広告ブロックやポップアップの非表示機能が備わっています。設定は次の通りです。

❶ Google Chromeを開き、右上のメニューアイコンをタップ
❷ 「設定」「サイトの設定」の順番に選択
❷ 広告ブロックを設定する場合は「広告」をタップ。表示される設定を有効にする
❷ ポップアップを非表示にしたい場合は「サイトの設定」から「ポップアップとリダイレクト」をタップ。表示される設定を有効にする

スマホのGoogle Chromeでは拡張機能をインストールすることはできませんが、Android向けの広告ブロックアプリをインストールすることで、広告ブロック機能を追加することができます。

Chrome(クローム)の広告ブロック機能でインターネットを快適に

せっかくホームページを見ていても、いたるところに広告が現れては、肝心のコンテンツをじっくり見ることができません。広告の中にはユーザーにとって有用なものもありますが、どうしても煩わしく感じてしまう時には「広告ブロック拡張機能」を活用しましょう。

広告ブロック拡張機能はChromeにインストールするだけで、簡単に広告の表示をブロックしてくれます。なかには広告すべてをシャットアウトするだけでなく、目立ちにくい広告は表示してくれるものもあります。広告ブロック拡張機能には様々な特徴を持つものがあります。気になるものから実際に試してみてください。

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