「Workflow」を使ったワークフロー作成事例3選

参考例として、簡単なワークフロー作成事例を3つご紹介します。2~3つの動作で完結するものなので、すぐに実践できるでしょう。また、下記で紹介するワークフローにその他の動作を追加することで、さらに複雑なワークフローを作ることもできます。

1.ホームページのタイトルとURLをクリップボードにコピー

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このワークフローは、「Safari」で閲覧しているホームページタイトルURLをメモアプリに保存する動作です。

任意の文字を入力できる*「Text」に「Workflow Input|Name(タイトル)」「Workflow Input(URL)」を入力し「Copy to Clipboard(クリップボードにコピー)」する*という流れです。

シェアボタンが無いホームページや、タイトルが取得できないページをコピーしたい場合に活用できるでしょう。最後の動作を「Tweet」にすることで、抽出したタイトルURLTwitterにそのまま投稿することもできます。

2.ホームページからPDFを生成し任意のアプリへ共有

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このワークフローは、「Safari」で閲覧しているホームページをPDF化し、SNSやメールで共有する動作です。

「Get Details of Safari Web Page」からページの要素を抽出し、「Make PDF」でPDF化します。最後にエクステンションから任意の共有先アプリを選べる「Shair」を設定します。「Shair」は複数のアプリから選択できるため汎用性が高いです。ぜひ覚えておきましょう。

3.Todoist(タスク管理アプリ)へ新規タスク追加

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このワークフローは、「Todoist」というタスク管理アプリへタスクを追加する動作です。

*「Ask for Input」で、「今日の業務は?」というタスク入力ボックスを作ります。そして、「Add Todoist Item」を選び、「Content」に「Ask for Input」を指定すれば完成です。*予め追加するプロジェクトと優先度を指定できるため、入力の手間が省けるでしょう。

Todoistだけでなく、iOS純正の「リマインダー」や「Trello」というタスク管理アプリでも同様のワークフローを作ることができます。

まとめ

「Workflow」は、対応しているアプリ「ブラウザ」「メモ帳」「写真」「マップ」「SNS」などと連携して「手動で行っていた動作」を自動化できます。

今回は、ブラウザとテキストを用いたシンプルなワークフローをご紹介しましたが、「マップ」で取得した情報を「メール」するような複雑なワークフローも自作できます。慣れないうちは、上述したシンプルなワークフローから実践してみましょう。

iPhoneアプリの動作で「面倒に感じる」場面があれば、ぜひWorkflowを活用してみてはいかがでしょうか?