9.株式会社リブセンス(2月13日発表)

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http://www.livesense.co.jp/ir/index.htm

業務内容

インターネットメディア運営事業

売上と利益(2014年12月期 通期)

売上高:237.4億円(前年同期比+25.5%)
営業利益:6.6億円(前年同期比▲60%)

リブセンスの主力サービスである「ジョブセンス」は、2013年の年末か2014年初旬頃に主要キーワード(「アルバイト」「バイト」等)の検索順位が急落しており、被リンクが原因でGoogleペナルティを受けたのではないかという憶測が飛び交っていました。

参考:
リブセンスが受けた検索ペナルティとは?安全なSEO対策はある?

おそらくこのペナルティが影響し、特に2014年上旬は苦戦を強いられたようです。SEOが効かない分、リスティング広告等の費用が増大し、営業利益も大幅に減少しました。
2015年は全ての事業領域においてWebマーケティング(恐らくSEO領域の)の強化を図るとしており、今後の伸びに期待です。

まとめ

上場企業であればPRや広告に十分な予算を割けるところがほとんどなので、テレビCMや街中の広告などで目にする機会が多いと、感覚的に「流行っているのかな」「人気なんだろうな」と思ってしまいがちです。
しかし決算資料を確認することで、それらの広告がどの程度効果があったのかを知る事ができます。企業を評価するうえで一番見ておくべき部分は業績(売上と利益)です。
表層的なイメージに流されず、ベンチマークしている上場企業の決算をしっかり読み込んだうえで、今どのような施策が有効なのか、今後は何をしていけばいいのかを決めるヒントを吸収するようにしましょう。

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