この記事は、2017年8月25日に公開された記事を再編集しています。

少ない人数で運営している中小企業や個人事業では、バックオフィス業務の負担は悩みのタネです。発行する請求書などの書類が少ない場合、ほかの業務が多忙だと、つい発行するのを忘れることがあるかもしれません。

請求書の作成・管理サービスとして誕生したMisocaなら、毎月発行する請求書を自動作成予約できます。クラウドで作成した請求書の郵送サービスにも対応しています。

※情報は記事執筆時点のものです。最新情報についてはサービスサイトをご覧ください。

目次

  1. Misocaとは
    1. 料金
  2. Misocaの特徴
  3. Misocaの登録方法
  4. Misocaの使い方
    1. 自社情報の設定
    2. 請求書の作成
    3. テンプレート選択
    4. 請求書発行
    5. 自動作成予約
  5. まとめ

Misocaとは

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Misoca

Misocaは、2011年にスタートした請求書・見積書・納品書の作成・管理サービスです。当時、安価に請求書を発行するにはExcelの無料テンプレートなどを使用するしかなく、その問題意識をきっかけに開発されました。

2016年には、業務ソフトウェア「弥生シリーズ」を提供する弥生株式会社に買収され、会計機能などとの連携も強化しています。

1. 料金

Misocaには4つのプランがあります。無料プランもありますので、「副業で少しだけ請求書が欲しい」というときにも使えるサービスです。。
無料プランでは、月間の請求書作成数は5通で、取引先登録、見積書・納品書の作成、メール送信は無制限です。

無料プラン プラン15 プラン100 プラン1000
月額料金(税抜) 0円 800円 3,000円 10,000円
年額料金(税抜) 0円 8,000円 10,000円 100,000円
月間請求書作成数 5 15 100 1,000
プラン上限超の請求書作成 × 最大1,000通/月,1枚70円 最大1,000通/月,1枚70円 ×
取引先登録 無制限 無制限 無制限 無制限
見積書・納品書作成 無制限 無制限 無制限 無制限
メール送信 無制限 無制限 無制限 無制限
請求書の自動作成予約
請求書のCSVアップロード
API経由の請求書作成
ユーザー追加 1名 2名まで 5名まで 30名まで

Misocaの特徴

  • 請求書・見積書・納品書・注文書の作成・管理
  • 請求書の郵送機能(有料: 1通160円)
  • 継続的に発行する請求書を自動作成予約
  • チームの複数メンバーで請求書を作成・編集・郵送・メール送信
  • 注機能として、取引先の発注確定時に発注通知、取引先とメッセージでやり取り
  • 品名や単価を品目管理で事前登録し、文書作成時に品名入力を補完
  • 弥生会計、やよいの青色申告、弥生会計オンライン、やよいの青色申告オンライン、やよいの白色申告オンライン・freee・MFクラウド会計との連携
  • 請求書・見積書・納品書・注文書などの相互変換
  • 請求書情報・取引先情報をCSVファイルで一括インポート

Misocaの登録方法

Misocaの登録方法
TOPページ右上の「無料で試してみる」をクリックします。

Misocaの登録方法
「申し込む(料金プランへ)」ボタンをクリックします。

Misocaの登録方法
ページをスクロールし、無料体験プランの「無料で試してみる」ボタンをクリックします。

Misocaの登録方法
別タブで弥生ID登録画面が開きます。ページをスクロールし、「弥生ID新規登録」をクリックします。

Misocaの登録方法
氏名・メールアドレス・パスワードを登録し、プライバシポリシー同意のチェックを入れ、「登録する」ボタンをクリックします。

Misocaの登録方法
プラン選択画面で「無料体験」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

Misocaの登録方法
契約内容を確認し、プライバシポリシー同意のチェックを入れ、「申込を確定する」ボタンをクリックします。

Misocaの登録方法
事業者情報を入力し、プライバシポリシー同意のチェックを入れ、「登録する」ボタンをクリックします。

Misocaの登録方法
登録したメールアドレス宛に確認メールが届きますので、URLをクリックして認証完了します。

Misocaの登録方法
契約完了ページが表示されたら、「サービスを開始する」ボタンをクリックすると、ログイン完了します。

Misocaの使い方

1. 自社情報の設定

Misocaで自社情報を設定する
はじめに自社情報を設定します。設定しなくても請求書の作成は可能ですが、設定しておくと請求書発行の度に入力する手間が省けます。また、自動作成予約を使う場合は登録必須です。画面上部の「自社情報」をクリックします。

Misocaで自社情報を設定する
必須入力の郵便番号・住所・請求者名を入力します。任意で、電話番号・ファックス番号・メールアドレス・印影・ロゴを登録することもできます。

Misocaで自社情報を設定する
必要に応じて課税設定やお振込先情報などを入力し、「保存する」をクリックして設定完了です。

2. 請求書の作成

Misocaで請求書を作成する
「請求書を新しく作る」をクリックします。

Misocaで請求書を作成する
あらかじめ請求日と請求番号が入力されていますので、請求先名称・担当者・件名・お支払い期限・請求者名を順に入力します。

Misocaで請求書を作成する
クロールすると、請求内容入力欄が表示されます。品番品名・数量・単価を入力すると、金額が自動計算で入力されます。必要に応じて備考と振込先を入力し、「保存する」ボタンをクリックします。

Misocaで請求書を作成する
請求書の詳細が表示されます。

Misocaで請求書を作成する
クロールすると、請求書のプレビューを確認できます。

3. テンプレート選択

テンプレート選択
「テンプレート切替」タブを選択します。

テンプレート選択
デフォルトはスタンダードですが、それ以外のテンプレートも選択できます。

4. 請求書発行

請求書発行
請求書を発行するには「発行」ボタンをクリックします。郵送・メール送信・PDFダウンロード・印刷・リンク共有の、5つの方法で請求書を発行できます。

郵送のみ有料で、有料プランでは1通160円かかります。無料プランでは郵送チケットがある場合に利用できます。

「PDFダウンロード」を選択すると、そのままPCにPDFファイルをダウンロードできます。

5. 自動作成予約

自動作成予約
自動作成予約を設定するには「その他」ボタンをクリックし、「自動作成予約をする」を選択します。

自動作成予約
必須入力の開始日、周期を入力し、必要に応じて終了日、支払期限を設定した後、「保存する」ボタンをクリックします。

自動作成予約
この時点で自社情報を設定しておく必要があり、設定していない場合は上記のエラーが表示されます。

自動作成予約
設定完了すると、画面にメッセージが表示されます。

自動作成予約
「自動作成予約」をクリックすると、自動作成予約が設定されている請求書の一覧と、各請求書の前回・次回作成日が表示されます。

まとめ

Misocaは、請求書・見積書・納品書の作成・管理のためのクラウド型サービスです。30年以上会計ツールに携わる弥生のグループ会社のため、安心感があります。継続的に発行する請求書の自動作成予約と、郵送代行サービスが特徴です。

弥生が提供する会計ソフトや・freee・MFクラウド会計との連携機能がありますので、それらを活用している企業や個人には、特におすすめです。