ネットショップ開業費用を最小限にするには?

ネットショップの開業には上記のような費用が発生します。ネットショップの開業費用を最小限にするためには、無料のレンタルカートシステムを利用するのが最もコスト削減に繋がるでしょう。PCや撮影機材などのコスト削減は難しいため、初期投資として割り切る必要があります。

レンタルカートシステムであれば、ネットショップの規模に応じて様々な料金体系があります。将来的に独自ネットショップを構築するとしても、開業当初の段階であれば無料のシステムを利用するのも手段と言えるでしょう。

最小限の費用で始めるメリットとデメリット

無料レンタルカートシステムを利用するなど、開業費用を最小限に抑えた場合どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

メリット

メリットは先述の通り、開業費用と運営初期のコストを大幅に削減できる点です。これは、実店舗や会社設立よりも低コストで開業できるネットショップの最大の強みと言えるでしょう。低価格帯のPCやカメラ、無料のレンタルカートシステムを導入することで、資金が潤沢でなくとも開業できます。

デメリット

安価な機材や無料システムなど費用を抑えたことで発生するデメリットとして考えられるのが、PCやカメラなどの機材やシステム上で起こりうるトラブルです。もちろん、商品やサービスとして提供されているものなので、必ずしもトラブルが起きるわけではありませんが、プロ向け機材や有料サービスと比べて、サポートが少ないのも事実です。

まとめ

レンタルカートシステムや物流代行サービスの普及に伴い、個人でもストレス無くネットショップを開設できます。
BASEのように無料でネットショップの制作から運営までをサポートするサービスもあるため、PCやプリンターなど必要最低限の準備で立ち上げられるでしょう。

一方で、長期的な運営や法人化を目指すのであれば、大規模運営に対応した有料カートシステムや受注管理システムを導入する必要があります。
また、在庫の量も多くなるため在庫を管理する倉庫を借りなければいけません。

ネットショップを開業するにあたり、どれくらいの規模のショップを目指すかに合わせて予算を検討してみましょう。