※本記事は、2017年9月13日に公開された記事をマケスト提供により一部再編集を行っております。

自社商品の販売チャネルを拡大するために、自社ネットショップを開設するのが一般的になりました。EC-CUBEのようなカートシステムやBASEのような無料作成サービスの普及に伴い、どこでネットショップを開設すべきか選択肢に悩むこともあるかもしれません。

簡単に作成できるサービスもあれば、1からWeb制作するカートシステムまで様々あるため、社内のリソースやネットショップの規模に応じて選択することが大切です。

実は、少しのWeb制作スキルで制作することができ、かつ無料作成サービスのようにデザインや出品料などの機能制限が無くネットショップを開設できる方法があります。それが、WordPressのネットショップ専用テーマを利用することです。

既に自社のブログWordPressで運用している担当者であれば、新たにシステムを導入するのと比べ簡単に制作することができるでしょう。WordPressならではの拡張性を活かし、独自のネットショップを作り上げることもできます。

今回は、WordPressでネットショップを開設するメリットを開設し、ネットショップ専用テーマをご紹介します。

WordPressでネットショップを制作するメリット・デメリット

様々なネットショップ制作サービスがある中で、WordPressでネットショップ開設にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット

まず、メリットとして第一に挙げられるのが「無料」でありながら「拡張性が高い」ことです。WordPressの利用には、月額費用は一切かからず、個人や企業問わず自由にインストールして利用できます。そして、様々なテーマやプラグイン(拡張機能)を組み合わせることができるため、カスタマイズの自由度も非常に高いという特徴があります。

もともとブログ制作に特化したCMSなので、メディア的なネットショップ運営を行うことができます。商品を販売するだけでなく、関連コンテンツも制作・発信することで、潜在顧客を獲得できる可能性が高くなります。

既に自社でWordPressを利用している担当者であれば、テーマやプラグインの追加、コンテンツの更新など「いままでの使い勝手」でネットショップも運営できるというメリットもあります。

デメリット

とはいえ、デメリットも存在します。それは、ネットショップ無料作成サービスなどと比べると、各種管理コストが発生することです。オープンソースのCMSなので、サーバーやドメイン管理、セキュリティ対策などは全て自社で行う必要があります。

また、WordPress自体は無料でも、テーマは有料という場合があります。特に、ネットショップ向けに作られたテーマは多機能なものも多く、有料テーマが中心になるので事前に費用を確認しておきましょう。

WordPressをいままで利用したことがない場合や、ホームページの更新管理業務に慣れていないという担当者であれば、制作が少々負担に感じることもあるでしょう。自社の運用体制を踏まえた上で利用してみてください。

ネットショップ専用のWordPressテーマ11選

次に、WordPressのテーマの中でもネットショップに特化したテーマをご紹介します。

1.Market

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https://wordpress.org/themes/market/

「Market」は、商品バリエーションが豊富なネットショップにオススメのテーマです。カテゴリのソート機能やメニューバー機能が標準搭載されているため、商品の分類に役立てることができます。

また、インストール時からシンプルなデザインなので、大幅なカスタマイズを行うことなくそのまま使い始められるでしょう。

2.WP-OliveCart ショッピングサイトテーマ

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https://www.wp-olivecart.com/theme/2column.html

「WP-OliveCart ショッピングサイトテーマ」は、Web制作のスキルをほとんど使わずに導入できるテーマです。

同社のネットショップ向けプラグイン「WP-OliveCart 」を追加することで、ダッシュボード上で顧客管理が簡単に行えます。国産テーマなので完全に日本語対応しており操作方法もわかりやすいのが特徴です。

3.VIRTUE

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https://ja.wordpress.org/themes/virtue/

「VIRTUE」は、公式ホームページ兼ネットショップとして活用できるテーマです。デザインのカスタマイズ性が高く、写真を多様したホームページに向いています。WordPressのダッシュボード上には「Shop Setting」というメニューがあり、ホームページに併設する形でネットショップを作成できます。

4.Ocin Lite

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https://ja.wordpress.org/themes/ocin-lite/

「Ocin Lite」は、シンプルで統一感のあるデザインが特徴のネットショップ向けテーマです。一覧性の高いタイルで構成されたデザインなので、1商品あたり複数のSKUが存在する商材などを見やすく掲載することができるでしょう。

また、レスポンシブデザインに対応しているテーマなので、細かな設定を行わなくともスマートフォンやタブレット表示に対応しています。

5.eStore

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https://ja.wordpress.org/themes/estore/

「eStore」は、トップページに表示されたカルーセルウィジェットが特徴的なネットショップ向けテーマです。表示させる写真の大きさをカスタマイズできるため、セールやキャンペーンを行う際に特定の商品を目立たせやすいのが特徴です。

デザインやメニューのカスタマイズ性が高いため、商品点数の多い大規模なネットショップ運営にも利用しやすいでしょう。

6.Fashion Store Lite

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https://ja.wordpress.org/themes/fashion-store-lite/

「Fashion Store Lite」は、テーマの名称どおり、衣類やアクセサリなどファッション関連ジャンルの商品に向いたネットショップ用テーマです。

ウィジェットの編集によって長方形や正方形問わず写真を掲載できるデザインになっており、商品の着用写真なども掲載しやすいでしょう。

7.Storefront

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https://ja.wordpress.org/themes/storefront/

「Storefront」は、ファーストビューの背景に動画を挿入できるネットショップ向けテーマです。動画と写真の配置が大胆なデザインなので、特定の商材に特化させたブランドサイトとして活用するのにも適しています。

商品詳細は別途ページを作成し、メニューに設置することで、シンプルながら個性的なネットショップを作れるでしょう。

8.Make

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https://wordpress.org/themes/make/

「Make」は、直感的にデザインのカスタマイズが可能なネットショップ向けのテーマです。ダッシュボード上のメニューにある「Make Layout Engine」という機能からカラムやバナー、写真のレイアウトなど好みのデザインに編集することができます。

画像のサイズなども細かく編集できるため、CSSのスキルが無くともデザイン編集できるのが特徴です。

9.ferry

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https://ja.wordpress.org/themes/ferry/

「ferry」は、上段にメニューとカルーセル、中段に商品ページ、下部にレコメンド機能というネットショップに必要な機能がシンプルにまとめられたテーマです。

ネットショップ向けのウィジェットも複数搭載されているため、基本的にはメニューのカラーと、表示させる画像を差し替えるだけで、様々な商材に対応させることができるでしょう。

10.Fukasawa

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https://ja.wordpress.org/themes/fukasawa/

「Fukasawa」は、メディア風のデザインのネットショップが作成できるテーマです。左カラム全体がメニューになっており、商品カテゴリごとに分類できます。

右カラムは更新順に個別ページサムネイルを表示できるため、常に最新の商品がファーストビューに表示される構造になっています。

11.SANTA CRUZ

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https://yithemes.com/themes/wordpress/santa-cruz-sell-everything-with-love/

「SANTA CRUZ」は、写真のレイアウトがしやすく、SKU数の多い商品をシンプルにまとめられるネットショップ向けテーマです。

商品ページのメニュー部分にサイズやカラーごとにソートできる機能が搭載されています。そのため、ファッション関連ジャンルでのネットショップ開設が行いやすいのが特徴です。

まとめ

WordPressブログ制作に強みを持ったCMSですが「WooCommerce」というプラグインを追加し、ネットショップ向けのテーマを適用させるだけで簡単にネットショップを作ることができます。導入は簡単にできるため、WordPressを利用している担当者であれば、すぐに開設できるでしょう。

簡単にできる一方で、WordPressはオープンソースのCMSなので、個人情報の管理やセキュリティ対策は担当者が徹底する必要があります。常にバージョンを最新版にし、ダッシュボードに利用制限を設けるなど厳重な対策が必要です。

上記のメリットとデメリットを踏まえた上で、ネットショップ開設時の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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