ESを向上のためには?

ES(従業員満足)はCS(顧客満足)と深く関わっていますが、ESを向上させるためにはどのようなことが必要でしょうか。

評価制度や給与制度
社内の評価基準の不透明感は従業員にとっては最も不満が生じる部分です。「頑張って結果を出したのにあいつのほうが評価されている」や「ごますりばかりが出世していく」などは、よく聞く声です。
そのためには昇給や昇格の根拠となる評価基準を従業員に開示し透明性を持って組織を運営していく必要があります。

労働環境や福利厚生
オフィスの環境や作業の快適性、手当や施設利用の福利厚生も従業員にとっては必要なものです。数ある企業の中でその企業で働いている人が、自分の企業は他企業に比べ労働環境が劣悪で福利厚生も整っていないと思ってしまう場合は、当然働く意欲も低下していきます。基本的な部分ですが重要なポイントです。

仕事自体のやりがいや楽しさ
これは企業側で提供することが最も難しいものですが、お客様からの感謝が届きやすい仕組みだったり、インセンティブのあるボーナス制度だったり、社員同士がお互い尊敬し会える関係だったりすることが、やりがいや楽しさに繋がります。会社の雰囲気は役員や管理職を筆頭に社員全員で作っていくものなので、日頃の心がけが重要となります。

企業が提供するものは従業員が提供するもの

雇用主である企業と雇用者である従業員の関係は、本来平等なものです。従業員を軽視した企業運営は、やがてサービスにも反映され、顧客の不信感にもつながりかねません。

顧客により良いサービスを提供することはもちろんですが、まずは自社の従業員により良い職場環境を提供できているか、今一度見直してみてはいかがでしょうか。

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