ホームページ内のお問い合わせフォームの設置や、リスティング広告の受け皿用のページなど、ランディングページ(狭義で、何らかの成果を出すことを目的としたページ)を作成する機会は多くあります。
ランディングページの成果を最大限引き出すための施策をLPOランディングページ最適化)と呼びます。

今回は、LPOの基礎を理解できる設問を5つ用意しました。

問題編

【1】以下の項目で正しいことを言っているものを1つ選んでください。

(1)狭義のLPとは、トップページのみを言う。
(2)LPとは、商品に関するあらゆる情報が載ったページを言う。
(3)LPOとは、LPの成約率を上げる施策のことを言う。

【2】以下の文章で正しいことを言っているものを1つ選びクリックして下さい。

(1)ファーストビューとは、LP全体を指す言葉である。
(2)アピールポイントを最大限表現したいので、いいことしか書かなくてよい。
(3)ユーザーに行動してもらう為に、共感や信頼喚起の内容は重要。

LPで重要と言われているAIDAの法則で、間違っている頭文字は次のどれでしょうか。1つ選んでクリックしてください。

(1)Attention(興味)
(2)Internet(インターネット
(3)Desire(欲望)
(4)Action(行動)

【4】LPでキャッチコピーの下などに、箇条書きで、シンプルに特徴やメリットを伝える、視認性にすぐれ興味をひきつけるための文章を何というでしょうか。次から1つ選んでクリックしてください。

(1)クロージング
(2)ファーストビュー
(3)ブレットポイント

【5】次の項目で、購買率についてA/Bテストを行うとき、より高い精度が得られるのはどれでしょうか。1つ選んでクリックしてください。

(1)購入確認ページ
(2)トップページ
(3)プライバシーポリシーページ

解答編

各設問の詳細を記載している記事は全て会員専用コンテンツです。ご覧になりたい方は、会員登録(無料)を行ってください。

【1】以下の項目で正しいことを言っているものを1つ選んでください。

正解:(3)LPOとは、LPの成約率を上げる施策のことを言う。

解説

LPOは、【Landing Page Optimization】の略で、LPの効果を最大化させるための全ての施策を指します。
(1)狭義のランディングページは、見始めのページでとくに成果目的で作られたページを指します。(2)はとくに呼び名はありません。

【2】以下の文章で正しいことを言っているものを1つ選びクリックして下さい。

正解:(3)ユーザーに行動してもらう為に、共感や信頼喚起の内容は重要。

解説

ファーストビューはスクロールしない範囲での第1印象となる画面エリアです。(2)いいことばかりでは逆に疑われますので予め反論を提示するセルフオブジェクションを提示します。(3)共感と信頼の醸成は不可欠です。

【3】LPで重要と言われているAIDAの法則で、間違っている頭文字は次のどれでしょうか。1つ選んでクリックしてください。

正解:(2)Internet(インターネット

解説

AIDAの「I」は正しくはInterest(興味)です。少し覚えにくいですが、Attention(興味)・Interest(興味)・Desire(欲望)・Action(行動)はLPの基本的な構成要素です。4つを1つの流れとして理解しておきましょう。

詳しい解説はこちら
ランディングページ(LP)はストーリー性のあるフレームワークを使って作ろう

【4】LPでキャッチコピーの下などに、箇条書きで、シンプルに特徴やメリットを伝える、視認性にすぐれ興味をひきつけるための文章を何というでしょうか。次から1つ選んでクリックしてください。

正解:(3)ブレットポイント

解説

契約や申し込みページなどで最後の最後にユーザーにひと押しを契約を完結させる作業。(2)ホームページで画面がスクロールしない範囲で最初に目に入る範囲。(3)箇条書きでシンプルに書くことで、パッと見で特徴を伝えられる効果を期待して使います。ですので、箇条書きといいましても、3~5個程度にし見やすくしましょう。

【5】次の項目で、購買率についてA/Bテストを行うとき、より高い精度が得られるのはどれでしょうか。1つ選んでクリックしてください。

正解:(1)購入確認ページ

解説

目的とする購入完了ページヘいくために、多くのページを経由すればするほど原因が特定ができなくなり、A/Bテストの精度は下がります。

まとめ

LPOの基礎について、理解できいましたか?
SEOリスティング広告に比べると地味な印象を抱かれがちなLPOですが、ホームページのコンバージョン増加に直結する非常に重要な要素です。
ユーザーの興味を引き、なんとなく曖昧な理解のままでいたWeb担当者様は、この機会に理解を深めておきましょう。