自社ホームページのアクセス解析には、Googleアナリティクスを利用されている企業がほとんどなのではないでしょうか。
現存する無料のアクセス解析ツールでは圧倒的高機能を誇り、検索エンジンの開発元でもあるGoogleが提供しているためデータの精度も信頼できます。
しかし、高機能ゆえに、どのような機能があるのか把握しきれず、どう扱えばいいかわからないまま活用できていないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、Googleアナリティクスの基礎的な知識を確認するための問題を4つ設けました。Googleアナリティクスの利用に不安がある方は是非確認してみてください。

問題編

【1】Googleアナリティクスでデータ計測のために必要なプログラムを何というでしょうか。次のなかから1つ選んでクリックしてください。

(1)トラッキングコード
(2)ダビンチコード
(3)QRコード

【2】ホームページを見始めて離脱される、ホームページ内での一連の行動をさし一般的にはアクセス数と解釈されるGoogleアナリティクスにおける用語は、次のうちどれでしょうか。1つ選んでクリックしてください。

(1)バリュー数
(2)カウント数
(3)セッション

【3】目標設定はホームページ運営の目的とするゴールを設定し因果関係を把握するための機能です。そのゴールのことを別名何というでしょうか。次のなかからもっとも適切なものを1つ選んでクリックしてください。

(1)コンピレーション
(2)コンバージョン
(3)コンフリクト

【4】Googleアナリティクスで、Google検索からの流入キーワードが匿秘されてしまったことを示す表記は次のどれでしょうか。1つ選んでクリックしてください。

(1) (not provided)
(2) (none)
(3) (not set)

解答編

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【1】Googleアナリティクスでデータ計測のために必要なプログラムを何というでしょうか。次のなかから1つ選んでクリックしてください。

正解:(1)トラッキングコード

解説

トラッキングとは計測、コードはプログラムを指します。
(2)はハリウッド映画にもなった人気小説のタイトルです。(3)は携帯電話などで読み取れるバーコードのような画像です。

詳しい解説はこちら
Googleアナリティクスとは

【2】ホームページを見始めて離脱される、ホームページ内での一連の行動をさし一般的にはアクセス数と解釈されるGoogleアナリティクスにおける用語は、次のうちどれでしょうか。1つ選んでクリックしてください。

正解:(3)セッション

解説

セッションとはホームページを見始めてから離脱するまでの一覧の流れを指します。ちなみに、セッションとセットで使われることが多い「PV」はページビューの略で、閲覧されたページ数を指し、「UU」はユニークユーザーの略で、ホームページの訪れた人数を指します。

詳しい解説はこちら
アクセス解析の基本的な用語

【3】目標設定はホームページ運営の目的とするゴールを設定し因果関係を把握するための機能です。そのゴールのことを別名何というでしょうか。次のなかからもっとも適切なものを1つ選んでクリックしてください。

正解:(2)コンバージョン

解説

コンバージョンは「ホームページの成果」を指す言葉です。何を成果とするかはホームページによって異なるため、各々最適なコンバージョン設定を行う必要があります。コンピレーションは音楽業界の用語です。コンフリクトは複数のソフトウェアが組み合わさることでおきる障害のことです。

詳しい解説はこちら
ランディングページ(LP)はストーリー性のあるフレームワークを使って作ろう

【4】Googleアナリティクスで、Google検索からの流入キーワードが匿秘されてしまったことを示す表記は次のどれでしょうか。1つ選んでクリックしてください。

正解:(1) (not provided)

解説

Googleはプライバシーに配慮して検索キーワードを匿秘しており、非表示となった検索キーワードは、Googleアナリティクス上では全て*(not provided)*と表示されます。
(none)は流入元不明、(not set)はキーワードがそもそも何もセットされていない(Facebookからのアクセスなど)時に表示されます。

まとめ

Googleアナリティクスは、アクセス解析の初心者から専門家まで幅広く利用できるツールです。
初心者向けのヘルプも充実しており、ナビゲーションもきめ細かく敷かれていますが、今までアクセス解析に触れてこなかったような方達にとっては難しく感じる部分も多々あるでしょう。

とはいえ、アクセス解析から得られるデータはホームページ改善施策を考えるうえで欠かせません。少しずつ理解を深め、活用できるデータを多く取得できるようにしましょう。

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