ソーシャルメディアでの自身のポジション戦略

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ここからは、実際にどのような部分に気を付けてポジショニング戦略を実施していくか、に関して見ていきます。

・プロフィール
・発信コンテンツ

今回は特にこの2つのポイントに絞って紹介します。プロフィールと発信情報があまりにも異なっているとブランドとして浸透しないので、その点は気を付ける必要があります。
  

プロフィール

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ここで例として取り上げた写真は、私のTwitterアカウントのプロフィールと投稿内容の一部です。注目して欲しいのはプロフィール欄に記載している内容と、投稿している内容との整合性に関してです。

プロフィール欄には「Blockchain Community Manager」と記載し、投稿内容にはハッシュタグで「#Blockchain」、記事タイトルにも「Blockchain」という文字が入っています。これは「Blockchainという技術に関する最新情報を発信しているアカウント」である事をフォロワーやユーザーに理解してもらうために行っています。

さらに、「Blockchain」というキーワードは現在ユーザーが検索する割合の多いホットワードなので、特定のキーワードやハッシュタグで検索する人の数がほかのキーワードと比較しても多くを占めています。そのため「Blockchain」に関する情報を発信するアカウントというポジションを上手く獲得する事で、通常の発信よりもユーザーに届く可能性が格段に高くなります。かつ、競合も非常に少ない分野のため情報を求めてくる人たちが特定のアカウントに集まるようになります。

そのため、私個人のアカウントに多数の人たちからアクセスがあり、発信する内容にインバウンドでリクエストが来るようになるのです。
  

発信コンテンツ

先ほどツイート内容をご紹介しましたが、発信内容はユーザーのトレンドに合わせて随時変化させていく必要があります。そして、ただ情報を発信するのではなく、ハッシュタグのようなユーザーが検索するであろう予測を立て、先回りして発信することが重要です。

インバウンドマーケティングでは、コンテンツを対象ユーザーに合わせた形で発信する事がとても重要です。ソーシャルメディアでの情報の発信もインバウンドマーケティングの理論に基づき、発信内容を対象に合わせて変化させて頂く事が必要になります。

参考:
インバウンドマーケティング|ferret マーケティング用語辞典
  

まとめ

自身のポジショニング戦略の重要なポイントとしては、今までの分析結果をもとに最適なポジションを1つひとつ作り上げていくという視点です。デジタルマーケティングもプログラミングのように1つひとつの手順を積み重ねていく事によってブランドができ上がっていきます。

よくマーケティングは感性だと言われる事もあるかもしれませんが、コンセプトメイキングの箇所で話をしたように、どちらかというと技術的な側面が非常に強いというが私の見解です。

プログラミングのような技術としてデジタルマーケティング、ブランディングを習得する事ができれば誰でも応用が可能で、最終的には初期のコンセプトメインキングが成功を大きく左右する事になります。

今回ブランドに関して紹介したのは、デジタルマーケティングを難しいものと捉えず、誰でも方法論を理解すればオリジナルのコンセプトに応用できるという事を学んで欲しいという想いからです。ぜひ紹介した内容を参考に取り組んで見てください。