マイクロインフルエンサーの活用事例

1. 日本ロレアルでの活用事例

日本ロレアル株式会社.png
http://www.nihon-loreal.jp/

大手化粧品メーカー日本ロレアル株式会社では、2017年9月新商品発表会に学生や社会人などのマイクロインフルエンサー200名を招待しています。実際に発表会に訪れた様子はインスタグラムに投稿され、合計で13万もの「いいね」がされています。

写真の投稿枚数:292枚
写真を投稿したマイクロインフルエンサーの合計フォロワー数:472万
いいね数合計:13万

また、日本ロレアル株式会社では自社でインフルエンサーを直接雇用し、各ブランドに対して影響力の高いインフルエンサーをマッピングで管理しています。インフルエンサーには自社の商品を意図的に投稿してもらい、マイクロインフルエンサーには自然な投稿を促すといった活用方法の違いも特徴的な事例です。

参考:
「ボトムアップの限界」を打破。日本ロレアルのデジタル化を推進する、CDOの役割|SELECK
マイクロ・インフルエンサーに企業が注目する理由|NHKニュースおはよう日本*(2020年8月14日時点でページが存在しないためリンクを削除しました)*

  

2. 手打ちうどん「たも屋」での活用事例

JFC事例写真.png

国内外で店舗を展開するうどんチェーン「たも屋」では、1店舗を展開するシンガポールにおいて2017年7月から11月にかけて新商品試食会を実施しました。

試食会の実施にあたって、ラジオDJやインスタグラマー、雑誌の出版社へ試食会の招待状を送っています。特にインスタグラマーは食べ物の写真を中心に投稿しているフォロワー10,000人弱のマイクロインフルエンサーを対象にしています。

ブログへの掲載やFacebook・インスタグラムなどの投稿として紹介され、インスタグラムでは1,200以上の「いいね」がつく投稿もありました。2017年7~9月まで、客数では昨年度比で113〜172%、売上でも102~143%と店舗自体の売上にも結び付いています。

いいね数合計:14,898
公式インスタグラムアカウントフォロワー増加数(2017年7~11月):100

参考:
本場讃岐うどんの名店 たも屋 お店情報|たも屋*(2020年8月14日時点でページが存在しないためリンクを削除しました)*

  

3. アディダス公式アプリ「Glitch」での活用事例

アディダス_オンラインショップ__adidas_公式サイト_.png
http://shop.adidas.jp/

スポーツメーカーのアディダスでは、サッカー用スパイクシューズの新モデル「GLITCH」のプロモーションとして公式アプリをリリースしています。

GLITCHは、公式アプリ上でのみ購入が可能であり、アプリを利用するためにはほかのユーザーからの招待を受けなくてはいけません。そのため、サッカー選手やサッカーファンといったマイクロインフルエンサーがコミュニティ内でアプリへ招待し合う動きが生まれています。

また、7月6日に開催された「MMSモバイルカンファレンス」では、事業開発部門を担当するマーク・マコウスキー氏が「スター選手ほどのリーチはなくても、マイクロインフルエンサーの影響力は重要」と語るなど、アディダスではマイクロインフルエンサーの影響力をマーケティングにも活かそうとしています。
※GLITCHは2017年12月現在、招待制ではありません。

参考:
アディダス、マイクロインフルエンサーの起用に手応え:招待制アプリでの限定販売が話題に|DIGIDAY

4. 格安SIM「mineo」での活用事例

インフルエンサーマーケティングならSPIRIT.png
https://www.spirit-japan.com/company_info/

格安スマホの「mineo」のSNSキャンペーン事例です。20,000人以上のインフルエンサー抱えているプロダクション「SPIRIT」にて、フォロワー10,000人以上のマイクロインフルエンサーの募集を行い、キャンペーンを実施しました。結果として、2〜40,000人のフォロワーを抱えるインフルエンサーも加わり、効率的なプロモーションに成功しています。

平均フォロワー数:28,099名
リーチ数:378,533名
 投稿に対するいいね数合計:801