CMSとHTMLの違いとは?

CMSHTMLの違いは、「システムであるか」「マークアップ用語であるか」です。

CMSとは、知識不要で誰でも簡単にWebサイトの構築・運営が可能なシステムのことを指します。

HTMLとは「ハイパーテキストマークアップランゲージ」の略で、基本的なマークアップ言語の1つです。

HTMLWebサイトを作る場合は、タグを使う必要があります。
習得すればスムーズにサイトを作ることができ、WEBの仕組みがよく理解できるようになりますが、1から習得するという方には少し時間がかかってしまうかもしれません。

エクセルを活用したCMS

エクセルで作成した資料をWebサイトに掲載したいけど、HTMLだと手間がかかってしまうためなかなか入れられない…という方も多いと思います。

CMSには、エクセルと連携できるものが多数販売されています。

エクセルとは表計算ソフトのことで、CMSとエクセルを連携することで、Webサイト構築の手間が省け、担当者の方の負担も大幅に軽減することができます。

データ量の多い表組みが手軽に管理できるため、CMSを導入する際は、エクセルやOpenOfficeなどの表計算ソフトと連携可能なサービスを選ぶと良いでしょう。

エクセルと連携ができると非常に便利です。

CMSを導入するメリット

CMSを導入するメリット

【メリット1】知識不要で簡単にサイトが作成できる

CMSを導入することで、専門的な知識がない方でも簡単にWebサイトを作成できるというメリットがあります。

HTMLのような複雑さがなく、たくさんのテンプレートを提供しているCMSもあるため、作業時間の大幅な短縮が可能です。

また、サイト全体のバックアップも簡単にとれるため、万が一の場合も迅速に対応できるでしょう。

オープンソースのCMSの場合は、エンジニアスキルがあれば、自社用にカスタマイズできるというメリットがあります。

【メリット2】SEO対策につながる

SEO対策ができるという点も、CMSを導入することで得られるメリットの1つです。

CMSを導入するとWebサイトの更新が簡単になるため、更新頻度が高くなります。
また、リンク切れやタグの貼り忘れも防止できるため、より理想のWebサイトを構築することが可能です。

さらに、カテゴリごとにコンテンツの格納場所を分類できるCMSなら、作成するコンテンツの方向性が明確になり、サイトにも統一感が出ます。

オープンソースのCMSの場合は、ソースコードに脆弱性などがあれば、その都度エンジニアが修正・改良を行うため、最新バージョンへの更新が早いというメリットがあります。

【メリット3】コスト削減と納期短縮を実現できる

CMSを導入するメリットとして、「コストが削減できる」「納期を短縮できる」などが挙げられます。

ワークフローによって、デザイナーやコンテンツ作成者の分業が明確になり、ムダのない効率的な作業を実現。

また、コンテンツの一元管理により、複数のドメイン管理が可能になります。
ページレイアウトの調整なども自動で管理できるため、これまでWebサイト構築・運営にかかっていた時間を大幅に削減することができるでしょう。

オープンソースのCMSの場合は、システム自体が無料のため、初期費用を抑えて導入することができます。