CMSを導入するデメリット

【デメリット1】機能が固定している

CMSは機能が固定しているため、自由にカスタマイズすることが難しいというデメリットがあります。

統一性に富んだWebサイト作りは得意ですが、キャンペーンサイトなどの例外的なページを作りにくいのです。

また、CMSの機能を熟知する必要があるため、導入後すぐに高い効果を得られない場合も。

オープンソースのCMSは無料で利用でき、エンジニアスキルがあれば特に問題なく運用できます。
ですが、エンジニアスキルがなければ他の支援企業などに依頼しなければならないため、必要以上にコストがかかってしまうこともあるようです。

【デメリット2】セキュリティ問題

セキュリティが脆弱である可能性が高いという点も、CMSを導入するデメリットの1です。

CMSは、基本的にインターネットを経由して作業を行うため、サイバー攻撃や不正アクセス・情報漏洩などのリスクがゼロではありません。

特にオープンソースのCMSは脆弱性が発見されやすく、標的になりやすいです。
また、オープンソースは提供企業からのサポートがないため、万が一問題が発生した場合の対処が遅れてしまうことも。

有料のCMSも例外ではないため、セキュリティ体制が万全であるかどうかは、導入前にしっかり確認する必要があります。

【デメリット3】既存コンテンツの移行作業が発生する

CMSを導入するデメリットとして、既存コンテンツの移行作業が発生するということが挙げられます。

新しくCMSを導入する際、重要な既存コンテンツの移行作業は必ず行わなければなりません。
既存コンテンツのボリュームが多いほど、作業にかかる手間と時間も増えてしまうため、新しいCMSは移管機能のあるものを選びましょう。

また、CMSインターネット上でコンテンツを更新するため、有料版もオープンソース型もローカルデータが残りません。
万が一、データが飛んでしまった場合は修復が難しいため、定期的なバックアップが必要です。

CMSツールの導入事例

導入事例1:学習塾事業

導入後、お問い合わせ数が3倍に増加、CPAは25分の1に圧縮

セッションの獲得が効率化されてきているだけでなく、サイト内でのナーチャリングも進められているのだと実感しています。

導入事例2:産業医マッチングサービス事業

料金が圧倒的に安く、コストを1/4に圧縮

リリースまでがスピーディなため、本来集中すべき企画・分析に時間が使えるようになりました。

CMSサービスの比較ポイント一覧

CMSサービスの比較ポイント一覧

【比較ポイント一覧1】自社に必要な機能が揃っているか

CMSを比較する際は、自社に必要な機能が揃っているかどうか確認しましょう。

自社の目的や課題を達成・解決できるCMSでなければ、高い導入効果は得られません。

十分な導入効果を得るためにも、「業務効率化できるか」「担当者の業務負担が軽減できるか」など、自社の目的や課題に合わせて必要な機能をあらかじめピックアップしておくことが大切です。

【比較ポイント一覧2】セキュリティ面に不安はないか

セキュリティ体制が万全かという点も、CMSを導入する上で外せない比較ポイントです。

インターネットを介して作業を行うCMSは、常にリスクと隣り合わせの状況。

情報漏洩や不正アクセス・サイバー攻撃など、リスクの度合いによっては企業に大きな損失を与えてしまう可能性もあります。

そうならないためにも、セキュリティやサポート体制がしっかり整っているCMSサービスを選びましょう。

【比較ポイント一覧3】運用提案ができるサービス会社か

CMSを提供する企業によっては、自社の運用提案を受け入れてもらえない場合があります。

いくら機能や費用が良くても、自社の提案が採用されないのであれば、導入する意味はほとんどありません。

自社の目的や課題に対して、いかに柔軟に対応してもらえるかという点を意識して、CMSサービスを比較すると良いでしょう。

【比較ポイント一覧4】コストが見合っているか

CMSを導入する上で、自社のコストに見合っているかという点も、忘れてはいけない比較ポイントの1つです。

そもそも予算をオーバーしてしまったら、導入すらできませんよね。

  • どのくらいのパフォーマンスができるのか
  • そのパフォーマンスに見合ったコストか

を事前に確認することで、ムダのないCMS導入を実現できるでしょう。