仕事やプライベートの予定管理に役立つGoogleカレンダー。他のカレンダーツールと違うのはその機能性の高さです。Googleカレンダーにただ「予定を記入するだけ」ではもったいないかもしれません。

この記事ではGoogleカレンダーを徹底活用するための、基本中の基本である使い方紹介します。今まで使いこなせていなかった人はもちろん、これから使い始める人も必見です!

目次

  1. Googleカレンダーとは
    1. ブラウザ、PC アプリ、スマホ アプリ。どれがおすすめ?
  2. Googleカレンダーの基本の使い方
    1. 予定を追加する
    2. スケジュールの詳細設定
    3. Google Mapから位置情報を追加する
    4. スケジュールのメンバーを追加する
    5. ファイルを添付する
    6. リンクを追加する
    7. スケジュールの日時を変更する
  3. 覚えておくと役に立つ Googleカレンダーの機能
    1. 予定を検索する
    2. 他のメンバーのカレンダーを表示させる
    3. 身に付けたい習慣の設定
    4. 基本設定の変更
  4. まとめ

Googleカレンダーとは

Googleカレンダー

Googleカレンダーは、Googleが提供しているスケジュール管理アプリで、Googleアカウントを持っていれば誰でも無料で利用できます。

GmailやGoogle Mapなど、他のサービスとも連携できるので、Googleのヘビーユーザーならカレンダーも一緒に使っておいて損はありません。

ブラウザ、PCアプリ、スマホアプリ。どれがおすすめ?

Googleカレンダーは以下のブラウザに対応しています。

Google Chrome
Internet Explorer 
Microsoft Edge
Firefox 
Safari 

PCはもちろんスマートフォンのブラウザからも開けます。

Googleアカウントを使ってログインするため、ブラウザ版やPCアプリ版と自動的に同期され、どのデバイスで利用しても問題ありません。PCで使うのであればブラウザ、アプリ、どちらでも良いですが、スマートフォンから閲覧するのであればアプリがおすすめです。

Googleカレンダーの基本の使い方

まずはGoogleカレンダーの基本的な使い方を解説します。

予定を追加する

Googleカレンダーに予定を追加するには、PCの場合該当の日時をクリックするだけでOKです。

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タイトルを追加」の部分に予定を記入し、右下の「保存」をクリックします。
「リマインダー」では予定を忘れないように時間が近づいたら通知を受け取るる設定ができます。また「タスク」では、その予定をTo Doリストとして管理できます。

さらに、その下の日付部分では開始日時と終了日時の設定が可能です。

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日時を探すのが手間な場合は、左上に「+作成」のボタンがあるのでそこから追加も可能です。

スマートフォンアプリの場合

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スマートフォンアプリの場合は仕様が異なります。Googleカレンダーアプリを起動したら、右下の「+」ボタンをタップ。

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そのまま右下の「予定」の横のボタンをタップします。

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予定のタイトルや日時、通知の設定などを行い、最後に右上「保存」をタップすれば完了です。

スケジュールの詳細設定

その予定の具体的な詳細も入力したい場合、スマホアプリではスケジュールの設定時に「場所を追加」や「メモを追加」に詳細の追加ができます。

「メモを追加」では入力欄が小さく見えますが、改行が可能です。

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PCからの場合は、スケジュール設定時の「その他のオプション」をクリック。

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この画面から場所やスケジュールの内容など具体的な説明を追加可能です。

Google Mapから位置情報を追加する

Googleカレンダーで場所を追加すると、Google Mapが起動していつでも素早くその位置情報を確認することができます。

やり方はPCとスマートフォンどちらも同じです。
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スケジュールの設定画面の「場所を追加」をタップ(クリック)すると、キーボードで入力できるようになります。

単語や住所を途中まで入力すると、すでにGoogle Mapに登録されている場所や地名がサジェストで出てくるため、そのままタップ(クリック)で即座に入力完了です。
Google Mapに登録されていない場合は、最後まで住所を入力しましょう。

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入力が終わると、スマートフォンではストリートビューが表示されます。

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スケジュールを保存して確認すると、位置情報にリンクが貼られており、タップ(クリック)できるようになっています。

実際にタップ(クリック)すると、Google Mapに移動して場所の確認が可能です。
予定前にバタバタと場所を調べる必要がなくなるでしょう。

スケジュールのメンバーを追加する

Google Mapでは他の人と予定を共有することが可能です。チームでプロジェクトを管理するときや、社内で予定を共有したいとき、スケジュール作成時にメンバーを追加しましょう。

メンバー追加もスマホ、PC共にやり方は同じなので、PC版で解説します。

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スケジュール追加画面の「ゲストを追加」の部分に、追加したい人のメールアドレスを入力します。

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Gmailでメールのやり取りをしたことがある相手ならサジェストで出てくるため、入力が簡単です。

複数のメンバーを追加することも可能で、さらに権限を「閲覧のみ」「予定の変更可能」「他のゲストの招待可能」「ゲストリストの表示」などに変更することができます。

ファイルを添付する

Googleカレンダーではファイルを添付することができ、スケジュールに必要なファイルを探す手間が省けます。

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スマートフォンではスケジュール設定画面を下にスクロールし「添付ファイルを追加」から。

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PC版はスケジュールの詳細設定画面の下にあるクリップボタンからファイルの添付ができます。

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添付できるファイルはGoogleドキュメント、Googleスプレッドシートはもちろん、Word、Excel、写真、PDFなどアップロード可能です。

Googleカレンダーにファイルもまとめておき、時短をはかりましょう。

リンクを追加する

添付したいのがファイルではなく参考用のリンクの場合も、スケジュールに貼り付けられるようになっています。

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スマートフォンからのスケジュール追加でリンクを貼りたい場合、「メモを追加」の部分に直接リンクURLを貼り付けます。

保存して確認するときちんとリンク先に飛ぶことができます。

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PCの場合、詳細設定でリンクを貼りたい文字を選択肢、上のリンクボタンからリンク追加が可能です。

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PCならブログを書く感覚でスケジュールの具体的な内容の設定ができるため、詳しい内容を記録したいときはPCからGoogleカレンダーを使ってみるのが良いでしょう。

スケジュールの日時を変更する

スケジュールの内容は変えず日時だけを変更するとき、毎回予定を削除して作り直す必要はありません。
実はドラッグ&ドロップだけで予定の日時を変更できます。

スマホもPCも日時変更のやり方は同じなので、PC版からドラッグ&ドロップのやり方を見ていきましょう。

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移動したいスケジュールをクリックしたまま移動したいところに持っていき、マウスを離します。

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これで簡単にスケジュールの移動ができました。

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月をまたぐためドラッグ&ドロップだけで日時変更が難しい場合、スケジュールをクリックしてえんぴつマークから詳細の変更と日時の再設定ができます。

覚えておくと役に立つGoogleカレンダーの機能

Googleカレンダーには基本の機能の他にもさまざまな機能があります。

知っておくと役に立つ機能を紹介します。

予定を検索する

予定がたくさんあると、いつ何の予定があったかわからなくなるもの。そこで、Googleカレンダーの検索機能を使いましょう。

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スマホアプリでは、左側のサイドバーに「検索」の項目があるのでタップして、Googleカレンダー内の予定を検索できます。

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PCでは右上に虫メガネマークがあるのでクリックしましょう。

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すると一番上に検索欄が出てくるため、キーワードを入力して予定を検索できます。

予定を検索できれば「あの会議っていつだっけ?」と日時がわからなくなったときも困ることがないため、とても頼もしいですね。

他のメンバーのカレンダーを表示させる

ビジネスではメンバーの予定管理をしたい場面もあるでしょう。
そんなとき、Googleカレンダーで他のメンバーのカレンダーを自分のカレンダーに表示させられます。

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PC版の左側に「カレンダーを追加」の項目があり、そこにカーソルを合わせるとメールアドレスを入力可能です。スケジュールの確認をしたい人のメールアドレスを入力してみましょう。

その際、相手とのカレンダー共有権がない場合は共有の申請を送ることも可能です。

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追加すると、「他のカレンダー」の項目に追加した相手の名前が出てきます。
名前の左側のチェックボックスにチェックを入れることで、自分のカレンダーに相手の予定も一緒に表示され、まとめてチェック可能です。

スマートフォンではカレンダーの追加ができないため、他の人と共有したい場合はPCから追加を行い、スマートフォンで確認できるようにしておきましょう。

身に付けたい習慣の設定

Googleカレンダーでは読書や運動など、自分が身に付けたい習慣を設定しておくことでリマインダーを送り、実際にその行動を習慣にするためのサポートをしてくれます。
それが利用できるのが「ゴールの設定」の項目です。

ゴールの設定はスマートフォンアプリでのみ利用可能なため、スマートフォンアプリから設定しましょう。

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スケジュールを追加するときの「+」ボタンをタップしたら上の「ゴール」をタップします。

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運動、勉強、読書、家族との時間など、習慣にしたい項目を選びましょう。

例えば運動の種類にはトレーニング、ジョギング、ヨガなどがあります。
続いて頻度(月1回や週3回、毎日など)や時間(15分、30分、2時間など)、そして都合の良い時間(午前、午後、夕方、指定なし)を選んでいきます。

最後にGoogleカレンダーが都合の良い時間を自動的に検出して、カレンダーに予定を組み込んだら設定完了です。リマインダーで通知を受け取るため、しっかりと実行すれば習慣化も難しくありません。

基本設定の変更

外資系企業などでは、日本だけでなく海外で仕事をすることもあるかと思います。
そんなとき、日本時間でGoogleカレンダーを使うのはかなり使いづらさがあるでしょう。そこで、基本設定を変更して自分なりに使いやすくしましょう。

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スマートフォンアプリ版では、サイドバーに「設定」の項目があるのでタップします。

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続いて、一番上の「全般」に進みましょう。

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こちらの全般設定では、タイムゾーンの変更、週の開始日、言語設定などができます。

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PC版は右上の歯車マークをクリックします。

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一番上の「設定」をクリックして進みましょう。

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この画面から各項目を設定して、自分にとって使いやすいGoogleカレンダーにしましょう。

まとめ

GoogleカレンダーはPCとスマホで同期でき、ファイルやリンクの添付ができたり、ドラッグ&ドロップだけで予定を移動できたりと使いやすい予定管理ツールです。

その機能を最大限まで使うことができれば、多忙なスケジュールでも抜け漏れなく管理することができます。

Googleカレンダーを活用して、仕事やプライベートのスケジュールをうまくコントロールしましょう。