Yahoo!JAPANが提供するリスティング広告「Yahoo!プロモーション広告」を、現在取り組まれている方も、これから取り組もうとされている方も、成果を上げている会社が、どのように活用しているのかは気になるところです。

本記事では、Yahoo!プロモーション広告で売上を激増させている企業の事例から、成果に直結する活用術を抽出して、わかりやすく説明いたします。
筆者はリスティング広告のノウハウ提供サイト「LISKUL」の編集長をしており、執筆したリスティング広告初心者向けの無料ガイドブックは2,500回以上ダウンロードされ9割以上の方に「満足」という評価を頂いています。

この記事を読むと、成功している企業が実際に何をして成果を上げているのか、その本質はどこにあるのかを理解でき、自社が「Yahoo!プロモーション広告」を活用して成果を上げるイメージを持って頂けるのではないでしょうか。

半年で年間売上目標を達成したバラ専門農家から学ぶ3つの「王道」

三重県松阪市の「笠井農園」は、土耕栽培にこだわり、高品質なバラを栽培しているバラ専門農園です。

笠井農園
笠井農園ホームページ http://store.shopping.yahoo.co.jp/kasaifarm/

事例引用元:Yahoo!プロモーション広告公式サイト:笠井農園
http://yahoojp-marketing.tumblr.com/post/115008392888/jirei

2014年夏よりバラのインターネット通販に取り組み、Yahoo!プロモーション広告を活用し、1年後と予測していた売上規模に4ヶ月で到達したといいます。
そのプロセスから、基本的ながら重要な「王道」を学ぶことができます。

【活用術①】ターゲットを絞る。とにかく絞る!

この事例から学べる1つ目の王道は「キーワード・広告文においてターゲットを絞ること」です。
リスティング広告はニーズの強いユーザにピンポイントに広告を出せるという点が最大の特徴です。しかし、多くのユーザを獲得しようとするあまり、ついつい広く出してしまいがちです。
ターゲットを絞る重要性は、様々な所で強調されていますが、徹底できている企業は意外と少ないと言えます。

キーワードの設定やタイトル広告文の作成においてターゲットを絞った運用を行っています。

 「例えば、"花束"といったキーワードだけでは、範囲が広すぎてコンバージョン率も下がってしまいます。"バラ+花束"のようにターゲットを絞って、他の種類の花は入らない『バラだけの花束』を求めているお客様に訴求すれば、サイトとのマッチング精度が上がり、コンバージョン率が高くなってきます」と宮本氏。

笠井農園のお客様層は40代が最も多く、次に50代と続きますが、その層を意識して広告文を作成したことも成功の一因だと思います。
 
 事例引用元:Yahoo!プロモーション広告公式サイト:笠井農園
 http://yahoojp-marketing.tumblr.com/post/115008392888/jirei

このように、しっかりとターゲットを絞り、自社のサービスを求めているお客様にピンポイントで訴求することが成果を上げるための基本的な考え方になります。