【活用術④】地域ターゲティングに対象外キーワードを組み合わせて「商圏のお客様のみ」に広告を表示させる

Yahoo!プロモーション広告の地域ターゲティング機能は、主にIPアドレス等の情報を用いて特定の地域から検索された場合のみ広告を表示する機能です。
商圏が限定されている企業には欠かせない機能ですが、株式会社しろきたでは、徹底して商圏内のお客様のみに見てもらえるような工夫をしています。

「地域ターゲティング機能を使い、"大阪府"に絞り込んでいますが、さらに対象外キーワードを駆使して、できるだけ私どもの商圏となるお客様のみに見ていただけるように工夫しています。それでもたまに他の地域からのお客様からも問い合わせが入ることがあり、試行錯誤しながらターゲットの絞り込みを今でも続けています」
 
事例引用元:Yahoo!プロモーション広告公式サイト:株式会社しろきた
http://yahoojp-marketing.tumblr.com/post/115007599228/jirei

対象外キーワードとは、特定の検索語句が含まれている場合には広告を表示しない、という機能です。
例えば「大阪市福島区」が商圏ではない場合には、「福島区」を対象外キーワードに設定しておくと、「大阪市福島区ハウスクリーニング」のように、検索語句に「福島区」を含む場合には広告が表示されないという機能です。
地域ターゲティングだけでなく、対象外キーワードを組み合わせることで、商圏以外の広告表示を徹底的に排除することは無駄な広告費を削減するための重要な活用術です。

【活用術⑤】地域ターゲティングを実施する場合、あえて「ビックキーワード」を中心に設定する。

「ビックキーワード」とは、例えば「転職」のように、一語で検索数が圧倒的に大きい一般名詞のキーワードです。競争が激しくクリック単価が高騰しやすい一方、幅広いニーズのユーザを含むため、予算が少ない場合には、「茨城 転職」や「エンジニア 転職」検索数が少ないながらもニーズが明確な二語以上の掛けあわせのミドルワードを中心に広告表示させるのが一般的なセオリーとなっています。
しかし、地域ターゲティングを駆使する場合にはそのセオリーをあえて無視することが成功のポイントになることがあります。

キーワード設定については、「掃除」、「ハウスクリーニング」、「害虫駆除」など、業務内容を明確に示すキーワードを中心に設定。これらはいわゆるビックキーワードになりますが、地域を限定しているので、それらのキーワードで予算を使い果たしてしまうことはありません。
 
事例引用元:Yahoo!プロモーション広告公式サイト:株式会社しろきた
http://yahoojp-marketing.tumblr.com/post/115007599228/jirei

地域ターゲティングを実施している場合には、地域を絞っている分、広告が表示される対象となる検索は少なくなります。そこでさらに2語以上の掛けあわせキーワードを狙うとなると広告表示の機会は限りなく小さくなってしまいます。
地域ターゲティングを活用する場合にはあえてビックキーワードを狙っていくことも成果を上げるために有効な活用術です。

【活用術⑥】地域に密着しているからこそわかるタイミングを見極める

Yahoo!プロモーション広告の特徴の一つに、広告のオン/オフをリアルタイムに変更できるという機能があります。そのオン/オフに商圏に自社があるからこそわかるタイミングを活かすことができれば、限られた予算をより有効に活用することができます。

「特に、エアコンクリーニングの折り込みチラシは、ちょうど暑くなってきた気温32度を超えるあたりが最も反響が高いタイミングです。涼しくなると、チラシの効果が落ちてしまうため、1週間前にタイミングを読むのはなかなか難しいです」と山本氏は話します。その点、スポンサードサーチ広告のオンオフをリアルタイムで調整できるので大変重宝している、と言います。
 
事例引用元:Yahoo!プロモーション広告公式サイト:株式会社しろきた
http://yahoojp-marketing.tumblr.com/post/115007599228/jirei

「暑くなってきたらオン」という操作は、その地域に密着し、実際に生活しているからこそコントロールできるタイミングと言えます。
また、株式会社しろきたでは、一般的なシーズナリティも重視しています。

さらに、「エアコン お掃除」のように特定の時期に多く検索される、効果の高いキーワードには予算を多く割き、チャンスを逃さないようにしています。
 
事例引用元:Yahoo!プロモーション広告公式サイト:株式会社しろきた
http://yahoojp-marketing.tumblr.com/post/115007599228/jirei

キーワード単位でのターゲティングだけでなく、地域やシーズナリティ、タイミングというターゲティングを駆使して成果を上げる活用術は多くの企業の参考になると言えます。