2019年10月東証マザーズ上場。ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」の使い方と事例
2012年に登場して以来、ネットショップ界隈で着々と地位を築き上げてきた「BASE(ベイス)」。運営会社は2019年10月には東証マザーズに上場し、CMの放映もされています。記事では、個人・企業を問わず、簡単にネットショップを開設できるBASEの基本的な使い方からショップ事例まで解説します。
BASE(ベイス)とは
出典:BASE(ベイス)
「BASE(ベイス)」は、BASE株式会社(BASE, Inc.)が運営するネットショップ作成サービスです。ネット上に自分のお店を構えられるサービスとして、2012年11月にリリースされました。
BASEの特徴は、初期費用が完全無料でネットショップを開設できること。さらに登録・運営方法も簡単なので、個人の出店者も多く、オリジナル商品の製作ができることも魅力です。これは、洋品店を営む同社のCEO鶴岡氏の母の体験から、「お母さんでも使える」という思想の元、直感的に操作できるようなUI・UX設計になっています。
さらに特筆したいのが、集客・販売促進機能が充実している点。BASEのオウンドメディア「BASE U」ではノウハウが解説されていて、ライブコマース機能やリアル店舗のポップアップショップなども提供されているのです。
BASEの使い方
ショップを開く
ネットショップを開くために、アカウント作成、ショップ開設を行います。
出典:BASE(ベイス)
BASEのWebサイトより「ショップ開設」をクリックします。
出典:BASE(ベイス)
次にショップのURLとなるドメイン、メールアドレス、パスワードの3項目を入力し「新しいショップを開く」をクリックしましょう。
これでアカウント作成・ショップ開設は完了です。ここから、さらに細かな設定があります。「ショップアカウントの登録が完了しました。」のページを下にスクロールすると誓約書が表示されますので、同意をして進みましょう。
その後、次の開設ステップの4つを進めていきます。画面の指示に従っていけばスムーズに完了できます。
1.登録したメールアドレスにメールが届くため、URLをクリックしてメールアドレスを認証する。
2.「運営に関する情報の設定」を入力する。
必須項目は「事業者の氏名」「事業者の住所」「事業者の連絡先」の3つです。
3.「決済方法の設定」を入力する。
ユーザーが利用できる決済方法や屋号などを設定します。すべて必須項目です。
4.ショップ設定ページにて公開する
ボックスにチェックを入れて最後に「保存する」をクリックすれば、ショップが公開されます。逆に一時的に閉店したいときなどは、このチェックを外せば非公開にできます。
商品を出品する
上のタブから「商品登録」を開き、「+商品を登録する」ボタンをクリックします。
あとは必須項目を入力して登録していきましょう。入力する項目は次の通りです。
・商品名
・商品画像
・商品説明
・価格(税込)
・税率
・在庫と種類(種類でサイズS・M・Lなどを設定可能)
・表示、公開(ショップ上での表示の順番や公開・非公開の設定)
登録すると、商品管理画面に登録した商品が追加されます。
他のユーザーにどう見えているか確認したい場合には、右上のショップアイコンから「ショップを見る」をクリックしてみましょう。
このように、屋号や商品画像などが一覧表示されます。画像にカーソルを合わせることで商品情報を確認できます。
アプリではこのように表示されています。BASEはアプリユーザーも多いため、アプリでどのように表示されているかもこまめにチェックしておきましょう。
出品した商品が購入されると、購入者の情報が通知されます。上部タブの「注文管理」から注文者情報やステータスなどを確認可能です。注文管理を確認しながら、購入者に商品を発送しましょう。
売上を受け取る
購入者の手元に商品が届くと手数料(決済手数料+サービス料3%)を引いた売上が計上されます。
売上金は上部タブの「お金管理」を開くと確認可能。「未計上金額」と「振込可能残高」が表示されるので、売上が立つ場合には確認しておきましょう。
「振込可能残高」を受け取るには「振込申請をする」のボタンをクリックします。
振込申請には事前に認証が必要です。電話番号を入力した後、送信される4桁の暗証番号を入力しましょう。
認証が完了したら、振込申請へ進みます。まずは口座情報を間違いのないように入力します。
次に振り込んで欲しい金額を設定し、「すべての振込可能金額を振り込む」または「一部の振込可能金額を振り込む」にチェックを入れましょう。一部だけ振り込む場合には1円単位で設定可能です。
※振込の際にも手数料(振込手数料250円+事務手数料500円)がかかるため、750円以上の金額を入力する必要があります。
入力した情報を確認後、振込申請を行います。申請が終わり実際に振り込まれるまでには2週間ほどかかります。詳しい日程は「振込予定日」を確認しましょう。
- UI
- UIとは、ユーザーインターフェイス(User Interface)の略で、ユーザー(使い手)とデバイスとのインターフェイス(接点)のことを意味します。
- UX
- UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略で、ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験を意味します。似たような言葉に、UI(ユーザーインターフェイス、User Interface)がありますが、こちらはユーザーと製品・サービスの接触面を指した言葉です。
- ポップアップ
- ホームページにおいてポップアップとは、現在見ているホームページの上に、重なるような状態で、新たな画面が開き、その最前面面に表示されることを言います。より目立つ、注目を集めることが出来る反面、見ている画面を遮るように表示されるので、不快に受け取られる傾向があります。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- ドメイン
- ドメインとは、インターネット上で利用可能なホームページやメールなどを識別するときの絶対唯一の綴りを言います。電話番号や自動車ナンバーが同一のものがないのと同様に、インタネットにおいても、2つとして同じドメインは存在できない、といった唯一無二の綴りです。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- クロール
- クロールとは、検索エンジン内のシステムであるクローラ(ロボット)が一つ一つのサイトを巡回し、サイトの情報を収集することを指します。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
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