6月11日、Twitter社のCEOであるディック・コストロ氏が7月1日付けで辞任すると発表しました。
突然の発表だったこともあり、各メディアで大きく取り沙汰されていましたが、それだけでなく、ここ数ヶ月でTwitter関連の大きな動きがいくつかありました。

今回は、直近のTwitter関連ニュースをまとめてご紹介します。

1.CEOのディック・コストロ氏が辞任

 Twitterのディック・コストロCEOが7月1日付で辞任へ - ITmedia ニュース
Twitterのディック・コストロCEOが7月1日付で辞任へ - ITmedia ニュース

冒頭でもご紹介しましたが、Twitter社のCEOであるディック・コストロ氏が突然辞任を発表し、暫定で共同創業者のジャック・ドーシー氏がCEOを務めるということです。
Twitterはユーザーの伸びが鈍化しており、ここ3年赤字決算が続いていたためその責任を取っての辞職なのではないかという見方が強い状況です。

2.2015年第1四半期のMAUの伸びは4.8%と微増、売上は予想を下回る

twitterのMAU率が停滞 時代に合わなくなってきた基本ビジネスモデル - ライブドアニュース
twitterのMAU率が停滞 時代に合わなくなってきた基本ビジネスモデル - ライブドアニュース

Twitter社が発表した2015年第1四半期の決算によると、MAU(月間アクティブユーザー)は前年比4.8%と微増にとどまり、一方売上は予想を2,000万ドルも下回る結果となっています。
ユーザー数は増えてはいるものの以前のような爆発的な伸びをみせることはなくなり、市場を落胆させたのか決算発表直後株価が18%下落しています。
元々マネタイズポイントを生み出しにくい構造に加え、Facebookほど時代に合わせた変化を遂げることができず、設立当初から変わらないビジネスモデルを続けてしまっていたことが要因として大きいのかもしれません。

3.新動画広告「Auto Amplify」を発表

ツイッターの動画広告「Amplify」の新戦略
ツイッターの動画広告「Amplify」の新戦略

2013年にリリースされたTwitter動画広告「Amplify」を大幅にアップデートした新バージョン「Auto Amplify」が発表されました。
自社のプロモーション動画を含めたツイート広告ターゲットユーザーに向けて配信できる仕組みで、動画広告全盛の今、不振が続く状況を打破するための一手としてリリースされたと考えられます。