Web業界に携わっていると、多くの方が経験するであろう業務がLP(ランディングページ)の「A/Bテスト」の実施です。A/Bテストは、簡単に実施できるツールがある、予算をかけずに行えるマーケティング施策。

ただ、深く考えずに行ってしまうと、意味がないA/Bテストになりがちです。その結果、売り上げアップや集客増加につながらず、悩んでいる企業担当者は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、A/Bテストでやりがちな失敗あるあるを5つ紹介していきます。何度もA/Bテストを行っているのに、思うような結果が出ていない方は、ぜひ参考にしてください。

▼ABテストが実行しやすいLP作成ツール

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A/Bテストとは

A/Bテストとは、マーケティング施策のひとつです。簡単にいうと、AパターンとBパターン2つのバリエーションの案を用意し、それぞれの売上や集客力などを比較するテストを示します。A/Bテストで用意する案は、同じ条件設定にしておけば2種類以上でも問題ありません。

LPのA/Bテストの場合には、AパターンのLPに対して、文章やキャッチコピー、画像などを変えたB案を、多くの場合一定期間比較し測定します。その結果、どちらのLPがコンバージョン率(CTR)やクリック率(CTR)が高いかなどを調べ、基本的にはテスト結果がいい方を新しいデザインとして採用します。

A/Bテストをする目的は、コンバージョン率向上に伴う売り上げや集客の増加です。ただ、テストを行ったからといって、コンバージョン率が一気に数十%も上がることは難しいでしょう。

ですが、数パーセントだけでもコンバージョン率が増加すると、CV数は増えることになります。元々のLPのPV数が多いほど、コンバージョン率増加に対してのCV数は倍増するので、なるべくPV数が多いLPでA/Bテストを実施するのがおすすめです。

集客、売り上げの伸びに悩んでいる企業担当者は、まずはどんどんA/Bテストを実施していくことが重要になるでしょう。

LP(ランディングページ)のA/Bテストで起こしやすい5つの失敗

LPのA/Bテストを行ったとしても、なかなか思うような結果が得られないことはよくあります。
結果が得られないのは、LPのA/Bテストで起こしがちなミスをしている可能性が非常に高いです。

そこでここでは、LPのA/Bテストで起こしやすい5つの失敗を紹介していきます。コンバージョン率などが上がらない悩みを抱えている企業担当者は、自社でこの失敗をおかしていないか確認してください。

AとBの条件が一致していない

まず、ひとつめに起こしがちな失敗は、AとBの条件が一致していないことです。多くの方が、「A/Bテストをするのだから、条件を合わせることは当たり前だ」と思っているのではないでしょうか。

もちろん、A/Bテストをする上で条件を一致させることは基本的なことですが、条件設定がいい加減になっていませんか?

例えば、条件の不一致でよくある事例には以下のようなものがあります。

  • AとBの効果測定の実施時期がずれている
  • 外的要因(季節やバズ、ビジネストレンド)を重要視していない

上記のようなことが原因で、正確なテスト結果が得られない可能性があります。

そのため、改めてAとBの案それぞれの条件を見直して、一致させるとより正確なテスト結果を獲得できます。

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