「LPを作ることになったけど、何から取り組めばいいの?」「制作のポイントは?」といった悩みを抱えたことがある、企業のWebマーケターは多いのではないでしょうか。LPは企業の売上アップを行うための施策のひとつです。

ただ作るのではなく、ポイントをおさえて作らなければ成果はあげられません。本記事では、成果につながるLPを作るための流れ構成に重要な3つの要素について紹介します。初めてLPを作成することになった企業の担当者は必見です。

目次

  1. LP(ランディングページ)とは
  2. LP制作前の手順
  3. LP制作の基本的な流れと進め方
  4. LPを構成する重要な3つの要素
  5. LP制作時に注意したいポイント
  6. LPO(LP最適化)のやり方
  7. LPを作成する方法
  8. LPはブラッシュアップし続けることが大切

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LP(ランディングページ)とは

LPとは、集客を目的としたページを指します。広告やSNSから入ってきた、関心度が高い見込み客に対して、自社の商品やサービスをテキストや画像を用いて、ターゲットに合わせて訴求をします。

基本的に広告やSNSからの流入先として指定されている場合が多いです。

LP制作で大切なことは、ユーザーニーズに合わせた内容にすることです。どんなにいいLPを作っても、ユーザーがCVに至らなければ成果に繋がりません。ユーザーがどのような情報を欲しているのか、どうすればCVへと導けるのかを考えながら取り組む必要があります。

LP制作前に準備すること

まずは、LP制作をする前に準備することを確認しましょう。

目的・目標を定める

LP運用にあたり、まずはゴールを設定しましょう。どのような成果を得たいかによって、LPの設計や内容は変化します。扱う商品やサービスの内容に合わせ、以下のようにゴールを設定します。

  • 申し込み
  • 資料請求
  • 問い合わせ
  • メルマガ登録

「資料請求10件」「メルマガ登録20件」などのように具体的な数字目標も設定しておきましょう。

ペルソナを設定する

LPを設計するにあたり、商品やサービスを利用する具体的なユーザー像(ペルソナ)をイメージします。

訴求するターゲットを明確にしておくことで、より効果的なデザインやコピーが入ったLPとなります。ペルソナは年齢・性別・職業・趣味などできるだけ細かく具体的に設定しましょう。

関連記事:今さら聞けない「ペルソナ」とは。意味やマーケティングでの活用方法、作り方も解説!

訴求方法を検討する

ペルソナを設定したら、自社の商品やサービスをどう訴求するかを考えます。他社の製品と比較して優れている点や、ユーザーにとって魅力的に感じる点が特に強い訴求ポイントとなります。

一例としては以下のようなものが挙げられます

  • 価格が安い
  • 品質が高い
  • 希少価値がある
  • 効果が高い

LP制作の基本的な流れと進め方

このパートではLP制作の進め方を解説します。マーケティング担当者にとっては、ライティングや掲載する写真がページのパフォーマンスに大きく影響するため、全体の流れとともに覚えておきましょう。

1)構成作成

商品・サービスをどのような層に届けたいのかを明確にしたら、それに合わせたLP構成を考えます。

ここではユーザーが情報を把握しやすくし、CVに繋がるようなLPを作るために、何をどのような順序で伝えるべきか、キャッチコピーコンテンツ、画像などの整理・設計を行います。

2)ライティング・素材整理

LPに載せる具体的な文章や写真を準備します。商品やサービスの特徴や魅力、強みを伝えることはもちろん、ユーザーの悩みに寄り添い共感を得られる内容にすることが重要です。

特に、冒頭に載せるキャッチコピーはユーザーの興味や関心を惹くために最も重要なパートとなります。キャッチコピーは一目で商品・サービスの魅力を理解できるもので、その後のページを読み進めたくなるようなものでなくてはいけません。

3)デザイン

LPの構成とキャッチコピーを含むライティングの内容が決まったら、ページ全体のデザインを進めます。デザインはLPを見やすく、ユーザーの印象に残るようなレイアウトに仕上げる重要な工程です。とりわけ、「ファーストビュー」と呼ばれるページの最上部はインパクトのあるものにする必要があります。

LP全体のデザインは以下のポイントに注意して作成しましょう。

  • サービスや商品のイメージにマッチするデザインにする
  • 設定したペルソナが好む色使いや画像を意識する
  • ユーザーが快適に読み進められるよう視線を誘導する
  • 画像や写真を使い分かりやすくする
  • 1ページに入れる情報は適切な量にする
  • リンクやボタンは目立つ場所に配置する

4)コーディング

デザインが完成したら、ブラウザで見られるようHTMLCSS、JavaScriptを使ってコーディングをします。

構成で決めた順序に従い、キャッチコピー・画像・イラスト・文章・リンクなどを配置していきます。また、文字のフォントページの背景色、画像の大きさなどのデザインを反映し、LPを形にしていきます。

一通りコーディングを終えたら、パソコン・スマートフォン・タブレットなどあらゆる端末や環境で正しく表示されるかを確認します。

5)公開〜効果測定

LPは作成してリリースしたら終わりではありません。LPを公開したら、アクセス解析ツールを使って効果測定を行いましょう。

始めに設定した目的・目標を達成できるか、どんな成果をもたらしたかを、運用しつつ検証していきます。
想定通りの結果が出なければ、適宜LPに改修を加える必要があります。

LPを構成する重要な3つの要素

LPは大きく分けて以下の3つから構成されています。それぞれについて以降の項目で詳しく説明します。

ファーストビュー
②ボディ
③クロージング

図_LPの構成要素.png

①ファーストビュー

ファーストビューはLPに訪れたユーザーが真っ先に目にする場所で、ページの第一印象を決める重要な要素です。

ユーザーはここを見てLPを読み続けるかどうかを判断します。一般的に、ファーストビューの直帰率は70%と言われています。ファーストビューからCVに結びつけることがいかに難しいかが分かるでしょう。そのため、ファーストビューにはユーザーの心を掴む訴求力やインパクトが必要です。

キャッチコピーやアイキャッチ画像には、ユーザーの知りたい情報やメリットを盛り込んで興味を引き、しっかりと訴求しましょう。

②ボディ

ボディとは商品・サービスについてキャッチコピーよりも詳しい説明や補足を行う部分です。

●興味・関心

導入部分にユーザーの興味・関心を惹きつける文章を入れることで、LPを最後まで読み進めてもらいやすくなります。

ここで盛り込むべき要素は以下の3つです。

  • 効果・効能・結果の提示
  • 悩みや課題への寄り添い
  • 興味のきっかけとなる気づきや発見

まず、商品やサービスを利用することでユーザーにどのような利益があるのか、その効果・効能・結果を分かりやすく伝えます。事例をまじえてできるだけ具体的に示すことが大切です。

また、どんなに魅力的な商品でも、ユーザーが「自分にとって不要なもの」と思えば、すぐに離脱してしまいます。

「こんな悩みを持つ人におすすめ」「こんな課題を抱える人に向いている」といった風に、悩みや課題に寄り添い、ユーザーが「自分向けの商品・サービスだ」と感じられるような文章にします。

それに加え、ユーザーの興味を惹くような気づきや発見を提供することも効果的です。

多くの人が知らないような珍しい情報や新事実を掲示し、興味のきっかけを作ることでLPを読み進めてもらいやすくなり、他社との差別化も図れます。

●説得・エビデンス

次に必要なのがエビデンス(証拠)です。CVに結びつけるためには、LPで謳っている商品やサービスの効果・効能がどれほどのものなのか、その根拠や実例をユーザーに示し納得してもらう必要があります。

説得・エビデンスでは以下のような情報を示します。

  • 実績・実証結果
  • 利用者の声
  • 監修者による説明
  • 機能・活用例

●信頼

このパートでは、ユーザーの不安や疑問を払拭できる情報を載せます。商品・サービスの品質、またそれを扱う会社への信頼がなくては、商品やサービスの導入・購入といったユーザーの行動には繋がりません。

以下のような情報でユーザーに安心感を与え、信頼を獲得することがこのパートの要です。

  • 購入・導入した顧客の声
  • 著名人のお墨付き
  • 開発者の声
  • よくある質問
  • 料金表
  • 購入・導入の流れ

③クロージング

クロージングはLPのまとめとなる部分です。ここでは、契約や購入、問い合わせなどユーザーのアクションを促し、実際の商品・サービスの利用へ繋げます。

ユーザーの意欲を下げないよう、手順をシンプルにしておく、申し込みボタンを分かりやすい場所に配置しておくなどして、アクションを起こしやすくしておきましょう。

また、「期間限定」「数量限定」「特典付き」などのフレーズで行動を後押しすることも効果的です。

LP(ランディングページ)制作時に注意したいポイント

LP制作時に注意したいポイントを以下の2つに分けて解説します。

  • 構成・ライティングにおけるポイント
  • デザインにおけるポイント

構成・ライティングにおけるポイント

●「分かりやすさ」が最優先

LPでは分かりやすいキャッチコピーや見出しで商品・サービスの魅力を端的に伝えることが重要です。

LPの内容全てに目を通し、じっくりと読んでくれるユーザーはほとんどいません。目につくフレーズだけを読み、本文は斜め読みという人がほとんどでしょう。

文章だけで説明することが難しければ、表や画像を多く用いて視覚に訴える方法も有効です。

●構成は「ストーリー」を意識

ページ全体の構成要素を意識することもLP制作において大事なコツです。ページ全体の流れが崩れていると、違和感を感じユーザーはすぐに離脱してしまいます。

全体の流れは下記のようになっています。

  • 誘起
  • 結果
  • 証拠
  • 共鳴
  • 信頼
  • ストーリー
  • クロージング
  • PS.(追伸)

商品・サービスのジャンルを問わず、上から順に構成を組むと、読まれるLPになる可能性が高いです。

特に、PSの部分は非常に重要になります。クロージングだけで閉じてしまうと、得た情報に満足してすぐにページを閉じてしまう可能性があるからです。ページを閉じられてしまうと、PV
数は増えますがCVは増えません。せっかく作ったLPでCVにつなげられないと勿体ないですよね。

そのため、ページ全体の構成の流れを考えて作成していき、より効果的なページを作っていきましょう。

▼LPの詳しい構成内容については、こちらの資料を参考にしてください。

成果の出るLPデザインのポイント【チェックリスト・クリエイティブ例付き】

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LPのデザインについて具体的にどんなことを意識して作ればユーザーに伝わりやすく成果の出やすいにLPなるのか?具体的なクリエイティブ例と共に解説しています。!

●ライティングはユーザー視点で

商品・サービスのメリットはユーザー視点を持って伝えましょう。ユーザーの悩みや課題をどのように解決できるのか、できるだけシンプルかつ明快な言葉や例えを使って説明します。

いくら効果や効能のあるものでも一般の人には馴染みのない業界用語や専門用語が羅列されていれば、ユーザーは読む気を無くしてしまいます。

機能や成分の説明も重要ですが、「○○できる」「○○になる」「○○を目指せる」等のフレーズでユーザーにもたらすメリットに注目したライティングを心掛けます。

デザインにおけるポイント

LPのデザインにおいて気を付けたいポイントを解説します。

●フォント・画像を吟味する

LP作成において、見やすさ・分かりやすさが最重要であることは先述した通りです。フォントはLPの内容に合わせ、ユーザーが見やすく理解しやすいものにしましょう。

LPにおいてメインとなるのは文字による情報です。文字が小さかったり背景と同化した色だったりと説明文が見づらければ、ユーザーは読むのをやめてしまうでしょう。

具体的には以下の点に注意します。

  • 文字が見やすい大きさになっているか
  • カラーやフォントがLPのデザインに馴染むか
  • 文字の間隔や配置に違和感がないか

また、使用する画像素材にも注意が必要です。画像は文章による説明を補完するものですが、それと同時に画像はユーザーの視覚に訴え、商品のイメージや雰囲気を強く印象に残す効果があります。

画像が解像度の低いものや、LPのイメージにマッチしないものではユーザーの目を惹くことはできませんし、また、例え目を惹くとしても悪印象を与えるような画像を選んではいけません。

使用した画像がパソコンはもちろん、スマホ・タブレットなどでも正しく表示されるかを確認してください。

配色パターンに気をつける

LP全体の配色パターンに気をつけましょう。LPを作る際には、3つのカラーが大切になります。

  • ベースカラー:全体の70%を占める背景色
  • メインカラー:主役となる全体の25%の色
  • アクセントカラー:ページの引き締め役の色5%

まずは、上記の比率を守ることが、ページ作りでは鉄則です。全体の配色が悪いと、ユーザーに不快感を与えてしまう可能性があるため、結果的に離脱率も上がり期待していた成果が生まれません。

また、配合するカラーの色味もサービスに合わせた色味を選ぶのがおすすめです。

中間部分にもCTAボタンを設置する

CTAボタンを、ページ全体の中間部分に設置するのも大切なポイントです。ファーストビューとクロージング部分だけでなく、中間部分にも設置することで、訴求ポイントを増やしてCVのアップにつなげます。

ここで注意して欲しいのが、ページ全体のバランスを考えることです。訴求ポイントは多い方がいいと思い、極端にCTAボタンを増やしすぎてしまうと、コンテンツの内容が見えづらくなるので、かえって逆効果になります。もちろん、少なすぎてもCVにつながらない可能性が高くなります。

CTAをどこに設置したらいいかは、実際にページを運用して分析していかなければわかりません。そのため、まずは全体に3つほどCTAボタンを設置して、ユーザーの反応や全体のバランスを見ながら、設置場所を考えていきましょう。

コーディング・実装のポイント

コーディングには、文字を画像化した画像コーディングとテキストベースでコーディングするテキストコーディングがあります。

画像コーディングはテキストが全て画像化されているため、ユーザーはスマホ画面でもストレスなくLPを閲覧できます。
ただ、テキストが入らないためSEO対策としては不利です。そのため画像コーディングはユーザーの流入元が広告である場合に有利な手法です。

テキストコーディングはテキストを用いるため、SEO対策が可能です。ただテキストでコーディングを行うと、最新のHTMLCSSに対応していないスマホ等ではデザインの一部が崩れて綺麗に表示されなくなる可能性があります。

どちらのコーディングを選ぶかはLPの目的によって決めましょう。

コーディングを終え実装の段階に移ったら、できるだけ多くの人に見てもらい、デザインに違和感がないか、問題なく表示されているかを確認しましょう。

実装後も、構成・ライティングやデザインの改善を行い、ブラッシュアップしていきます。

LPO(LP最適化)のやり方

LPOとは「Landing Page Optimization」の略で、LP最適化とも呼ばれます。実装後も目標達成に向けてLPの改善を行い、完成度を上げていく工程のことを指します。

CV率や離脱率などを参考に、コピーの文言を変えたりボタンの配置を変えたりするだけで大きく成果が上がる場合もあります。

このパートではLPO(LP最適化)の方法について紹介します。

ヒートマップ・アクセス解析の活用

図_ヒートマップの例.png
画像出典:Hatena Blog

ヒートマップ・アクセス解析で得られたデータをLPOに利用する方法です。ヒートマップとはLPのどの部分がよく読まれているかどこでユーザーが離脱しているかどこでクリックなどのアクションを取ったかを、色や濃淡の違いで視覚的に分かりやすく表したものです。

離脱率が高いコンテンツはその内容がユーザーの求める情報でなかったり、説明が不親切で分かりづらいといった理由が考えられます。その場合は、離脱の多い箇所のコンテンツ内容を見直したり、差し替えたりといった施策が必要です。

また、ユーザーがどこからLPにアクセスしているのかアクセス解析によって流入元のWebサイトを知ることもLPOに役立ちます。

LPの内容が流入元のWebサイトとあまりにかけ離れていれば、CVが伸びないばかりでなく、流入元の企業のイメージダウンに繋がる恐れもあります。もし、広告からの流入であれば広告の出稿場所が想定したペルソナに合っているかも調査しておかなくてはいけません。

内容の見直し

先の項でも述べたように、実装後も定期的にLPの内容を見直し、ブラッシュアップしていくこともLPOのひとつです。

見直しのポイントは以下に挙げる3つです。

  • デザインやライティングを見直す
  • ターゲティングを見直す
  • キーワードを見直す

● デザインやライティングを見直す

LPにはユーザーの印象に残り、クリックしたくなるようなキャッチコピーやデザインを用意する必要があります。

しかし、そのような文章やデザインはそう簡単に生まれるものではありません。定期的にLP全体を見直し、デザインや文言の一部を変えながらアクセスの推移を注意して観察しましょう。

● ターゲティングを見直す

LPのCV率を上げるためには、商品・サービスを利用する層のターゲティングが適切にできているかも重要なポイントです。

運用しているうちに、いつの間にか広告出稿元のWebサイトの内容が変わり、LPで訴求する商品・サービスのターゲット層とすでに乖離しているケースもあります。

定期的に出稿元のWebサイトをチェックし、商品・サービスのターゲット層とマッチしているかを確認しましょう。

● キーワードを見直す

検索エンジンで作成したLPページが上位に表示されるためには、キーワード選定にも注意しましょう。商品・サービスの内容と合っていなかったり、ユーザーの検索意図を無視して設定したキーワードでは、CVはおろかアクセス数も伸びません。

いくら質の良いLPを制作したとしても表示されないのでは無駄になってしまいます。ビッグキーワードだけでは何万とある競合サイトに埋もれてしまいますので、サブキーワードも1~2つ設定し、ユーザーの検索網に引っかかるような工夫が必要です。

公開して一定期間経ったらA/Bテストを実施する

LPの公開後に一定期間経ってからA/Bテストを行いましょう。A/Bテストとは、Webマーケティングで行われる施策のひとつです。

元々のページ(A)と変更を加えたページ(B)の2つのページを用意します。その後、ユーザーの反応はAとBどちらの方が高いかを数値結果をもとに検証していき、反応がよかった方を最新のページとして更新していきます。

A/Bテストを行うことで、ユーザーの反応に合わせた改善を行うことができ、その結果CVのアップにつなげられます。

LPOについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

LPOとは?ランディングページを最適化する手順とポイントを紹介

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LPOとはランディングページを最適化しコンバージョン率を高める施策のことです。この記事ではLPOの目的や成果が出ない主な原因、LPOの手順、SEOとの違い、LPOの効果が出やすいサイトなどについて解説します。

LP(ランディングページ)を作成する方法

LPを作成する際のコツについては理解できたと思いますが、実際に作るにはどのような作成方法があるのでしょうか。ここでは、LPを作る方法について紹介していきます。

社内で作成する

LPを作るには、まず社内で作成する方法があります。

最近はLP作成ツールや、CMSを使う方法が主流となっています。
HTMLやサーバーなどの知識がなくても作成でき、修正も自分ですぐにできるため、ferretとしてもおすすめしています。

● 社内作成のメリット

LPを社内で作成することのメリットとして、自社の人材でLP制作・運用まで行うことで費用が抑えられることが挙げられます。基礎的なコーディング知識を持つ人材がいれば、LP制作はそれほど難しいことではありません。

また、LPを社内で作成すればLPOランディングページ最適化)も行いやすく、改善がスピーディーです。

LPを作れるサービスは以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

おすすめのLP制作ツール10選を徹底比較!ツールの選び方と成果に繋げる4箇条

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ランディングページ(LP)は、Webでユーザーが最初に着地する重要なページです。ユーザーに印象付ける内容の濃いLPを作ることが求められますが、外注せず内製で制作し、成果を出している企業も多数あります。ここでは、自社でLPを制作する場合におすすめのツール10選を紹介します。あわせて、LP制作から成果に結び付けるためのポイントも見ていきましょう。

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●社内作成のデメリット

制作会社などとは違い、通常の会社にはLP制作のノウハウLP制作に長けた人材のリソースはありません。そのためLPOSEO対策が上手くいかず、期待通りの成果が出ない場合の方が多いでしょう。

また、もし未経験から制作を学び、成果の上がるような質の高いLPを制作しようとすると、人材の育成学習、調査、分析、制作にかかる時間は膨大なものとなります。

外部に依頼する

社内で作成するリソースがない場合には、外注するのも一つの手です。LPを作成できる会社やフリーランスの人に依頼を出しましょう。費用の目安は以下です。

依頼先 外注費用
フリーランス 5〜30万円
中小企業 10~50万円
大手企業 50万円以上

●外部に依頼するメリット

LP制作を外部に委託することでクオリティの高いLPが作れます。プロのノウハウを生かしユーザーに響くキャッチコピーやデザインのLPが作れるだけでなく、SEO対策やCV率のアップも期待できます。

自社でLP制作を行う手間や時間といったコストを抑え、ある程度の成果とクオリティを求めるのなら外注がおすすめです。

また、CMSサービスを提供している会社に依頼するのも候補として考えられます。CMSでは更新が簡単にできるため、キャッチコピーや画像の差し替えなどのABテストが容易にできます。

●外部に依頼するデメリット

LP制作を外注することのデメリットは、コストがかかるという点です。個人で制作を請け負うフリーランスでも制作費は5万円からが相場で、企業へ外注する場合はプランにもよりますが10万から、または50万以上の制作コストがかかる場合もあります。

自社でかけられる予算やコストに見合う成果が得られるかといった点も合わせて検討する必要があるでしょう。

関連記事:LP制作の相場とは?費用の内訳や発注先の選び方を解説

LPはブラッシュアップし続けることが大切

LPは「作って終わり」ではありません。問い合わせや購入といったアクションに繋がるよう、常にユーザー視点を持ち、分かりやすさを意識して制作することで成果に繋がっていきます。

また、制作した後のLPO(LP最適化)はCV向上に不可欠なプロセスとなります。

本記事で紹介した制作の流れとポイントを押さえ、ブラッシュアップを続けることでより効果が高く成果に繋がるLPが作れるでしょう。

これからLP制作を始める方はもちろん、すでにLPの運用を始めている方もぜひ参考にしてみてください。

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Webサイトを利用して集客を行う場合、訪問したユーザーのモチベーションを高められるかは最初に閲覧したページ(ランディングページ)に影響するところが大きいです。ユーザーが、すぐにページから離脱してしまうことなく、コンバージョンにまで結びつけるには、有益な情報を掲載したページであることをスムーズに理解してもらわなければいけません。しかし、ユーザーと言っても千差万別であり、自社がターゲットとするユーザーのモチベーションを高められるページを作り上げるのは、容易なことではなく色々な仮説を検証してみなければいけません。

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