6月25日、株式会社メタップス主催のイベント「元アップル社長 前刀禎明 × 株式会社メタップス代表 佐藤航陽 が考えるグローバルキャリアイベント」が開催されました。
Ferretでは、全三回に渡ってイベントの様子をお伝えします。

第2部では、メタップスのキーマンによるグローバル人材に対する見解やメタップスの社風についてのパネルディスカッションが行われました。
世界で活躍するメタップスの強さの原動力はどこにあるのか。

今回は、メタップスの社風や根底に流れるマインドが伝わってくる第二部の様子をお届けします。

登壇者紹介

溝手 亘氏(ワッツ)

溝手氏写真

株式会社メタップス
グローバル事業戦略チームゼネラルマネージャー

2005年リクルート入社。
その後グリー株式会社にてスマホビジネス立ち上げ、ロンドンオフィスの立ち上げに携わる。
AOI Pro.に転職後は東南アジアで事業開発を行う。
2013年よりメタップスに入社。

ロウ・フェイ氏(フェイさん)

フェイ氏写真

株式会社メタップス
中華圏事業戦略チーム 執行役員

98年に来日。東大卒業後、2005年にマッキンゼー入社。
ハイテク、自動車、小売などの幅広い分野のプロジェクトに関わる
2011年にDeNA中国の副社長としてmobageプラットフォームの中国展開を手がける。
台湾・香港・マカオ展開におけるビジネスの責任者としてプラットフォームの収益化に貢献。
2013年にメタップスに入社。

加藤 広晃氏(ヒロさん)

加藤氏写真

株式会社メタップス
管理部部長

一橋大学在学中にシリコンバレーへ留学。
公認会計士試験合格後、有限責任監査法人トーマツに入所。
ベンチャー起業の上場支援及びIPO監査、インターネット業界やグローバル展開をしている電気機器業界などの上場企業の法定監査、IFRS推進のアドバイザリーを務める。
2013年よりメタップス入社。

司会:鈴木 聡子氏

鈴木氏写真

株式会社メタップス
経営企画部
広報・コーポレートアライアンス担当
ディレクター

パネルディスカッション

パネルディスカッションからは机を取り払い、登壇者3名がバランスボールに座りながら話をするというユニークなスタイルで進められました。
メタップスの事業内容や、グローバルに成功している秘訣が語られています。

メタップスの事業内容について

鈴木氏:登壇者の皆、緊張しているようなので、いつも会社で読んでいる名前で呼ばせていただきますね。
加藤さんは「ヒロさん」と呼んでいます、フェイさんはそのまま「フェイさん」、で、溝手は「ワッツ」と呼んでいます。

先ほど前刀氏と弊社代表の佐藤で対談を行わせていただいたんですが、そもそも今日はメタップスのキャリアイベントということなので。
「メタップスの事業って何やってるんだっけ?」とか、「社内はどういう雰囲気なの?」というところのご紹介から始めます。
ではワッツ、お願いしてもいいですか?

溝手氏:メタップスの溝手亘と申します。英語名がワッツで、亘のワッツと覚えていただければと思います。
社長が全部喋ってくれるのかなと思ったら喋らない…ということなので、簡単に弊社の紹介をさせていただきます。
まずメタップスが提供しているサービスについてなんですが、弊社はデータを扱うテクノロジーカンパニーと捉えていただければと思います。
ビジネスをするうえで、意思決定は経営するうえで重要なポイントになります。
その際、勘とか経験とか不確定な要素が関わってくるのですが、弊社ではデータを活用して、人工知能によって意思決定者に提供し、意思決定のサポートを行っています。今はアプリデベロッパー(アプリ開発者)に提供していて、一緒に成長できるビジネスモデルを作っています。
既に多くのアプリデベロッパーの方々とお付き合いさせていただいてますし、それに付随してサービスプロバイダーの方々とも取引きいただいています。
人工知能というと結構崇高なイメージがあるのですが、実はそういったテクノロジーの世界は目の前まできていて、弊社はそれを実践しています。
当然、それは日本だけの動きではありません。中華圏も伸びてますし、日本にこだわらず広げられるところは広げていくというのが弊社の特徴かと。

鈴木氏:売上の半分以上は海外なんですよね。

溝手氏:言っちゃいましたね(笑)
売上推移は伸ばしていて、そのなかで海外が日本を上回ってるんですよね。今は売上の基盤は海外になってきています。
ネットでは最近「SPIKE」という決済サービスが話題になってましたけど、「SPIKE」は決済の手助けをしてコミッションフリー(手数料無料)でシンプルに
サービスを提供していて、こちらも大きく伸ばしている2つ目の事業となります。以上です。

登壇者の自己紹介

鈴木氏:ワッツ、事業の紹介ありがとう!それではワッツのことも教えていただけませんか?自己紹介も頂いて良いですか?

溝手氏:僕はアメリカで思春期を迎えていて、そこからワッツというあだ名がついたんですが、そのまま英語が話せるアメリカの大学に行きたいなと思ったんです。
でも父親に「日本語できてないだろ」「それはバイリンガルとは言えない」と言われ、まあそうだなと思って日本に帰ってきて、まずはビジネスをちゃんとやりたかったのでリクルートに入社しました。
その時は全然かっこいいことはしてなくて、不動産会社に飛び込み営業してました。
ビジネスのイロハを0から学べましたね。
その後、モバイルとかインターネットの可能性を感じていたので、当時まだ小さかったグリーに入社し、スマホとか、あとは海外展開は絶対あるだろうと確信して入ったのでそこを達成し、その後はAOI Pro.(CM制作会社最大手)から海外に事業展開したいと声がかかってそちらのお手伝いをしました。
そのあとメタップスに参画するのですけど。
佐藤と話してみて、えらいぶっ飛んだ人が日本にもいたんだなあと思って、宇宙だとか貨幣価値変えてやるだとか言う人が次の日には辞表出してましたね。

フェイ氏:私は中国の東北地方出身で、98年に日本に来ました。東京大学で学士、修士を取って、マッキンゼーに入社し、2011年までマッキンゼーでハイテク及び自動車部門で、ストラテジー、特に市場進出とオペレーションを担当してました。
その後DeNAに転職し、DeNA中国のモバゲー立ち上げに参画しました。当時、技術者中心の20名のチームに入って、人事なんかもやって、主にビジネス、プロモーションを担当してました。
2013年の春頃からメタップスにジョインし、中華圏のビジネスを担当してます。
中華圏でいうと特に3つ領域あります。1つは中華圏の本土から海外に進出するアプリデベロッパーのプロモーションをサポートしています。
海外から中国本土に参入する際のサポートをしています。
3つ目は中国内の今後の新規事業にも携わっています。

鈴木氏:ありがとうございます。フェイさん、すごく優しいんですよ。
日本と中華圏のメンバーをコミュニケーション密に結んでくれているのはフェイさんのおかげ。私は今月入社なのですが、困っていそうな雰囲気だったらすぐ「大丈夫?」と声をかけてくれたり。そして、広報として嬉しいのが、私がFacebookにアップしたらすぐにシェアしてくれたりしてくれるんですよね。ほんとすぐに。

さぁ、では、最後にヒロさん。よろしくお願いします。

加藤氏:管理サイドなのであまり華々しいことはないんですが(笑)
大学在学中、孫さんが好きだったのでシリコンバレーに1年ぐらい行っていて、その時、会計士ってベンチャーのリスクとるうえでいいなと思って日本に帰って会計士の資格とって、監査をしてみようと思ってトーマツに入りました。
IPOの支援をしながら普通の監査もしてて、上場企業の海外展開とか欧米の子会社の管理とか、IFRS国際会計基準が世界のトレンドだったのでそういうところもやって、監査人としてやりたいことはやり尽くしちゃいましたね。
元々ベンチャー好きだったしどうしようかなと考えてたところにメタップスにお声をかけていただきました。CFOと社長が非常に面白かったのでこの会社で働いてみたいなと思いましたね。

鈴木氏:ありがとうございます。
私なのですが、実は今月入社で、会場の皆さんとほとんど変わらないぐらいなので聞きたいこと聞いていこうかと思います。
みなさんも是非、聞きたいことがあれば遠慮なく聞いてください。

メタップスが海外展開に強い理由

鈴木氏:今日はグローバルセミナーということで、グローバルな仕事ってなんだっけというところと、メタップスはグローバル強いねと言われるけど、なぜ強いのかというところを教えていただきたいと思います。ワッツどうかな?グローバル戦略担当として海外を行き来する出張も多いよね。

溝手氏

溝手氏:他社と圧倒的に違うのは、日本人を派遣せず、必ず現地の人間を見つけて任せるという思い切りの良さかなと。
それがスピード感につながってますし、現地に根付いたビジネスモデルを作るっていうのはうちならではと思います。

鈴木氏:グローバルの人って結構シビアですぐやめちゃうって心配もあると思うのですがそのへんはどうでしょう?

溝手氏確かに欧米も中華圏もマインドセットは全然違います。働き方への考え方も全然違います。
コミュニケーションも1人1人変えていかなきゃいけない。まあ日本のやり方が正しいなんて思ってる弊社の人間は1人もいないので、現地の人間ととにかく会話を繰り返すっていうのはやってます。

鈴木氏:対して、中華圏はどうでしょう?フェイさん。

フェイ氏:1つは顔合わせが重要だと思います。
毎年、世界中の社員が集まる日がある。サポートメンバーも全員です。
去年も6、70人皆で集まって、会社の戦略共有だけではなく、そのあとの飲み会とか、東京タワー見に行ったりして、楽しい時間を過ごすと人柄がわかる。あいつは飲んだら暴れるような人だということがわかるので非常に大事だと思います。

もう一つ良いのは、定期的な目標の共有だと思います。
年に1回、皆の前で社長からこれから先の共有があります。
半年ごとに、コアなヘッドメンバー、各拠点のリーダークラスが集まって共有します。
3ヶ月単位でも、こちらから中国に出向いたり来てもらったりしています。

もう一つはソーシャルですね。FacebookとかLINEとかを活用することで
コミュニケーションが非常にスムーズになりました。問題意識のベクトル合わせが非常にやりやすくなりました。

鈴木氏:私、入社二日目でリリース書かせていだたいたのですが、日本語、中国語、韓国語で、英語話せないんですけど全部任せていただきました。
初めは、どうなるかなあと、やってみないとと意気込んでたら、各国のメンバーから「よろしくね」「なにかあったらサポートするよ」「がんばってね」という日本語や英語でのメッセージがすぐ飛んできました。すごく心強かったです。嬉しかった。そういう気さくな感じがメタップスの本当に良いところだなと実感しました。

でも、グローバル展開するにあたって、実は大変なのってお金周りとか法律、各国ならではのルールとかだと思うんですよ。
国によって違うからこそ、多くの拠点があるメタップスでのグローバル展開で一番苦労してるのってヒロさんのとこじゃないですか?

加藤氏:ありがとうございます!
社長の佐藤はかなりやんちゃなので、色々やらせてもらってます(笑)
各国に8拠点あるなかで、皆の顔が見えて、一人一人優秀なんですよね。
グローバル展開にあたって税金とか会計とかいろいろ課題はあるんですけど、これはこのためにやろうとか、お客さんのためにこうやろうと1つ1つ説明していけば皆わかってくれます。話をしてわかる人が多いんですよね。
他国に対しての理解があるのは良いことだなと思います。

メタップスのキーマンが考える「世界で通用する人材」

メタップスのキーマンが考える「世界で通用する人材」

鈴木氏:ここまで、皆さん共通して「人」の話が出てきてますね。
今日いらっしゃるみなさんも、どんな人と働きたいとか、どんな人になりたいとかあると思いますが、グローバル人材の条件、世界で通用する人材の条件はどういうものなのか、世界を股にかけて活躍しているワッツ、フェイさん、ヒロさんに聞いてみたいと思います。ではワッツから、聞いてみようかな。どうでしょうか?

溝手氏:先ほど前刀さんも言ってたんですけど、僕らは「グローバル人材」という言葉自体意識したことがないですね。
結果としてグローバルになっていただけ。やりたいことはそれぞれあるんですけど、それぞれ取り組んでいたらいつの間にか言語の壁を超えていた、というところですね。
僕自身は「メタップスをグローバルスタンダードにしてやりたいな」という思いから、それを欧米や韓国で協力を得てやっていて、それがたまたま日本人じゃないというだけですね。

加藤氏:やっぱり「グローバル」ということをあまり意識しないのは性格的なところがあるのかなと思います。
メタップスを外側の視点から見てみると、社長がいつも自由な発想の発言をしているから、僕らも洗脳されてるのかもしれないですね。
そういう自由な発想がグローバル人材に繋がるところはあるかもしれません。

鈴木氏:フェイさんの場合、中華圏と日本をつないで様々なコミュニケーションが発生していると思いますが、実際に自らチームを率いて体感してみて、どのような人材がグローバルで活躍できると考えていますか?

フェイ氏:私は日本語ばかり勉強していて英語はほとんどできませんでした。
一番最初にマッキンゼーに入ったとき、トレーニング終わったらいきなりフランクフルトに送られました。
そしたら英語の文章も書けない。なにもできなくて。でもそこで感じたのは、やりたいことと熱意さえあればやりとげることができるということ。熱心さが伝われば教えてくれるしわからなければ辞書を引けばいい。
英語をあまりしゃべれないドイツ人と一緒に練習したりしてました。

今1つ大きな目標としているのは、メタップスを世界的に有名な企業にすることです。
皆が入りたくなるような会社にしたい。
そのためには、私一人では無理で。グローバル人材というよりかは、皆で形成していくイメージです。

質疑応答タイム

質疑応答タイム

鈴木氏:ステージいるメンバーに対してでも、そして今日は会場にもメンバーが多く参加しているので、そのメンバーに対して、ぜひこの機会に、気になること、聞きたい方いらっしゃいますでしょうか?

Q:佐藤さんのブログとかTwitterが大好きなのですが、社員の人たちもチェックされているものなのでしょうか?

加藤氏:Twitterはプッシュが出るようにしてます(笑)
ブログも面白いです。哲学的で好きですし。

鈴木氏:多分ほとんどのメンバーが見てます。メタップスメンバーは皆好きなんですよ。社長。佐藤航陽が(笑)ほんと大好きで、尊敬している。圧倒的な存在ですね。

Q:サンフランシスコと上海で募集は行っていますか?

フェイ氏:適正があれば募集します。弊社はグローバル展開で新しいビジネスを創ろうとしていて
やろうとしていることは大きいです。なので是非興味があれば。

加藤氏:学生さんはインターンあるので是非参加してほしいですね。

Q:メタップスに入ったきっかけとビジョンを教えてください。

溝手氏きっかけは佐藤ですね。前職で達成感が出てて、チャレンジできる会社を探していて、その中でメタップスと出会い、佐藤氏と6時間ぐらい話したんですが、アメリカにもやばいやついたけどこの人もやばいと思って。
佐藤から「なんで溝手さんうち来てないの?」って言われて、まあ確かにそうだなと思って。

ビジョンは、メタップスがトヨタ、SONYに続くグローバル・スタンダードになることですね。

フェイ氏:DeNA時代は中国と日本を行ったり来たりで身体がもたないなと感じてました。
その中でヘッドハンターからメタップスを紹介してもらいました。決め手は佐藤との話です。
彼は7年間社長をやっていて、社長として非常にプロフェッショナルだなと。
他メンバーもプロフェッショナル。

あと、今の会社の状況についての私からの質問にも真摯に答えてくれた。
赤の他人だったのに数字も全て明かしてくれた。
そこから、間違いなく、パートナーにも同じような対応をするのだろうと。自分の時間を投じていきたいなと感じました。

加藤氏:僕は海外に転職しようと思ってたんですよね。人材会社で色々紹介されて。
ある会社から「加藤さんは変わってるからこの会社合うかもよ」と紹介されて。
まずCFOと話して面白いなと思って。
社長も面白くて「Appleの税金スキームってすごいですよね。僕もああいうの自社の立場で日本の制度と比較してみたいです」と話してたら「じゃあ一緒にやりましょう」となりました。
こんなに良い仕事ができるチャンスがあるなら行くしかないなと思いました。

ビジョンに対して、メタップスがグローバルな企業に成長するというところに関しては、良いメンバーがいるから成長していくだろうなと思うので、自分は目の前にある仕事で貢献しようというところですね。

43億調達した時も未曽有の経験でしたが、非常にやりがいを感じました。
日本のベンチャー業界でも先端の事例を優秀なメンバーと一緒につくっていけるのはすごく楽しくて。

あとは個人的な興味なのですが、AppleやGoogleみたいな特殊な税金スキームについて日本の制度と照らし合わせてみたいですね。

鈴木氏:私もお話させてもらっていいですか?
今日、会場に女性もいらっしゃるので、働く女性という目線のお話をさせていただければと思います。
実は、わたし、メタップスは6社目になります。新卒でリクルートに入社。その後住友不動産で営業を経験、直近の前職はKaizen Platformというベンチャーにいました。そして、この6月からメタップスに。いろんな業種を経て、メタップスはなんで入ったかというと、環境を働きがいがありそうだなと思ったと同時に、世の中、世界に対して、常に先進的にそして進化し続けている体制で面白いなと思って入りました。

私メタップス入社前に約20人と会ったんですね。
経営陣、マネージャー陣、メンバーの皆さんにお時間いただき、お会いさせていただきました。そのまま話し込んでご朝方まで飲みに行ったメンバーもいましたよ。皆さん時間を作ってくれました。いろんな方にお会いする中で、女性として気になっていたこと。産休明けや、時短で働いてたり、四六時中働いてたりする女性がなど様々な働き方をしているメンバーいて、ベンチャーなのに、、、と思ったんですが、ベンチャーだからこその柔軟さがあらわれてるなって、改めてメタップスの働きやすさを感じました。
世の中的には凄いスピードで走っているはずなのに、女性一人一人がしっかり人生楽しんでいるんですよね。
ロールモデルという言葉がありますが。見本なんてなくても自分で作ればよくない?という方が多くて。自分で作れるから面白いよね、って不安なんか吹き飛ばす雰囲気が感じられて、私はこのタイミングでの入社を決めました。

Q:社員の方々はどのくらいのレベルのプログラミングスキルを持っていますか?

プログラミングスキル

加藤氏:私はないですね。でもコミュニケーションがわかんないと話にならない。
うちの商品がわからない、人工知能わかりませんではダメですよね。
社内にいるメンバーに聞いて、足りないところは自分で勉強します。
プログラミングというよりはビジネス的に必要な知識はアップデートしてます。

溝手氏:プログラミング書けないですね。
ただ、プログラミング言語は英語や中国語より圧倒的に勝った言語だと思います。
弊社のエンジニアは様々なナショナリティを持ってるけど、プログラミング言語でコミュニケーションが取れていますし。
でも先端を走ってる会社である以上、アンテナを張っておかなきゃいけなくて、たとえば新しいゲームが発売されたときとかどういう仕組みなのかは見るようにしてます。技術はどんどん新しくなるので勉強は絶やさずやってます。

フェイ氏:小学校でBASICやってました。大学でもJSやってました。
今はペーパードライバーのような感じですが、プログラミング言語のロジック(IF文)とかはビジネスにも活かせています。

僕はプログラミングはできないけど、サービスをユーザー視点からわかりやすく説明する部分には心がけてます。

Q:大学に入学して2ヶ月だけど、正直大学に行く必要があるかないか迷っています。日本の大学ならちゃんと学べば1,2年で終えてしまえると思います。日本の大学に行く意味はあるのでしょうか?

鈴木氏:ちょっと佐藤と似てますね。
佐藤は「東京には凄い人がいるんじゃないか」と思って上京したけどいなかった。という話をよくしています。その時に、「なら自分で面白いことをやってみよう」と思って起業したという背景があります。

加藤氏:僕も同じようなこと考えてました。日本で一番ビジネスに強いと言われている一橋大学に入ってみたら、上京前に想像していたほどではなかった。
入ったら皆コンパで楽しんでるし。
夏休みにカリフォルニアに行ったら「ああ、ここだ」と思いました。
自分がやりたいと思ったことをやった方がいいです。
私は日本で勉強することに意味を見いだせない時期があったので留学しました。

鈴木氏:メタップスにも、大学休学して、メンバーになって、そのまま大学卒業せずに働いている方がいます。自分の人生にはそっちのほうが合っているなと思ったみたいです。流れてきました、とも言ってますが。

Q:人間て経験でしか物事を考えられない。勉強や本を読むことはあまり意味が無いと思うけどみなさんはどう思いますか?

溝手氏:ベクトルが自分に向いてしまっていますね。
確かに経験しかないんですけど、まず人に会いまくると圧倒的な刺激が生まれて、その人が身につけてる。
スペシャリティなスキルを見ると、あれ、これ自分は持っていないということがすぐ分かります。

Q:メタップスのメンバーの特徴は?

フェイ氏:お酒好き…

加藤氏:テキーラ…

溝手氏:たしかにアジア圏お酒好きな人おおいですけど(笑)
過去に囚われない人はすごく多いですね
自分たちでロールモデル作りたいとか、新しいもの作りたいっていう人は多い。
だからそういう話が酒のつまみになってお酒が進んじゃうのかなと(笑)

鈴木氏:ここで、メタップスの創業当時からいる原ちゃんからも聞いてみましょう。

原氏:プライベートだと2個あります。
まず運動できる人超多いですね。全国大会とか行ってたり。
あと、佐藤って実はカラオケ好きなんですけど、歌がうまい人も多いですね。

真面目なところで言うと、プレッシャーがかかってもめげずに、自分の仕事として進められる。メンタルの強い人が多いです。

鈴木氏:そうだ。今日はこんな方もいますよ。人事部長!笠原さんも是非!

笠原氏:この3年で一気にかけあがってきたけど、そのなかでの動きの変化は大きかった。
いろんな方向に行くしいろんなプレッシャーがあったけど、どんなことがあっても芯はブレずにチームで突き進む力があります。
そこがメタップスの売りかなと思ってます。

鈴木氏:ありがとうございます。
それではお時間になりましたので、ここで終了させていただきます。
多くのご質問いただき、そして大切なお時間でこの会場にお越しいただきまして、ありがとうございました!

まとめ

メタップスがなぜグローバル展開を成功させているのか。

様々な要因があるようですが、自分が知っている常識に固執しない考え方を持てるメンバーが集まっている、という点に起因しているようです。他国の常識や習慣が違うのは当たり前、という前提がメンバー間で通底しているため、どのような国でも現地のやり方を受け入れる、ということが可能なのでしょう。常識に囚われないというのは、実は非常に難しいことです。

自分では気づかないうちに常識だと思っていたものは、実は他では通用しない、ということは多々あります。そしてそれは外の世界に飛び出してみないとわかりません。
前刀氏や佐藤氏の話も合わせて考えるに、グローバルで通用する人材とは、「他者への理解が深く、且つ自分の考えを信じて行動できる人間」と捉えられます。

現在の日本では語学力に焦点が当てられがちですが、語学はあくまで手段であり、その先にあるマインドセットができているかどうかが重要なポイントとなるようです。

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