Macは、直感的に使用できることやシンプルなデザインが人気のパソコンです。

今回は、そんなMacをより便利に使いこなし、作業効率を格段にアップさせるためのアプリ12選をご紹介します。
インストールしてしまえば、複雑な設定を行う必要もなくすぐに利用できるアプリばかりですので、Macを使い始めたばかりの方でも簡単に取り入れることが可能です。

作業効率があげるオススメアプリ12選

1.KeePassX

KeePassX
https://www.keepassx.org/

パスワード管理ツールです。
たくさんのホームページで会員登録をしていると、IDやパスワードの管理が面倒です。
このツールは、マスターパスワードさえ覚えておけば一元管理することができます。

ちなみに、このツールは、Dropboxとの共有が可能で、DropboxとKeePassXのデータベースの共有設定を行い、以降KeePassXのデータベースを編集すると、自動的にDropboxにアップロードされるようになります。

使用料金は無料です。

2.Evernote

Evernote
https://evernote.com/intl/jp/

いわずと知れた、ノートツールです。
ブログや記事を書くツールとしてはもちろん、メモをとるためのツールとしても利用できます。
テキストだけではなく、ホームページリンクや画像、動画、PDFなどのデジタルデータもまとめて保存できるので、ノートだけに留まらない万能ツールでもあります。
中でも、作成したノートを他の人と共有できる機能は、チームの情報共有に意外と重宝します。

使用料金は3つのプランが用意されていて、それぞれ以下の通りです。

ベーシック

使用料金:無料
アップロード容量:60MB
オフラインでの保存:不可
アプリロック:不可

プラス

使用料金:年間2000円(月額240円)
アップロード容量:1GB
オフラインでの保存:可
アプリロック:可

プレミアム

使用料金:年間4,000円(月額450円)
アップロード容量:無制限
オフラインでの保存:可
アプリロック:可
その他:モバイルで名刺スキャンが可能になったり、ノートの履歴表示ができたり、関連するノートを表示できたりと、プレミアムになると使用可能な機能が大幅に増えます。

3.CheatSheet

CheatSheet

Macにはたくさんのショートカットキーが存在します。
ショートカットキーを利用すれば、効率よく作業を行うことができますが、逆にショートカットキーが多すぎて覚えるのも大変です。

そこでCheatSheetを使うと、一覧でショートカットキーを確認することができます。
アプリをダウンロードし、Commandキーを長押しすると、ショートカットキー一覧が表示されます。
ショートカットキーの確認はもちろん、一覧に表示されたショートカットメニューをクリックすると、ショートカットを実行することもできます。

使用料金は無料です。

4.XtraFinder

XtraFinder
https://www.trankynam.com/xtrafinder/

Macでファイルやフォルダを管理する際には、Finderというファイル管理ツールを使用します。
たくさんのデータを一度に扱いたい時は、Finderのウィンドウを複数開くことになり、見にくくなります。

こちらのツールを使うと、複数のFinderウィンドウを一つにまとめて表示させることができます。
タブのスタイルは選択することができますが、オススメは「GoogleChrome」です。
このスタイルを選択すると、GoogleChromeを開いている時と同じ見た目で表示され、簡単に使いこなすことができます。

使用料金は無料です。

5.WindowFlow

WindowFlow

作業をしてると、いつのまにか画面上にたくさんのアプリを開いて、見難いということはないでしょうか。
このツールでは、複数のウィンドウが開いている時に、切り替えを素早くし、不要になったウィンドウを簡単に閉じることができます。

使い方は、アプリをインストールして、複数ウィンドウが開いている状態で「Tab+option」でツールを起動することができます。
起動すると、開いているウィンドウを一覧で確認することができるだけでなく、プレビュー機能もついているので、どのウィンドウが開いているのかがすぐにわかります。
不要なウィンドウを終了する時は、一覧の中から該当のウィンドウを選択し「W」または「Q」キーで終了することができます。

使用料金は無料です。

6.Google IME

Google IME
https://www.google.co.jp/ime/

Googleが提供している日本語変換・入力ツールです。
Web上で収集された豊富な語彙と、サジェスト機能を活用したシステムが採用されています。

郵便番号から住所入力ができたり、当て字やカタカナ英語を正しく表記してくれたりなど、日本語入力を補助してくれます。
数式を入力すれば計算をしてくれたり、「おみくじ」と入力すると、今日の運勢を表示してくれるなど、Googleらしいユニークな機能も備わっています。

使用料金は無料です。

7.ClamXav

ClamXav
https://www.clamxav.com/

ウイルス検索エンジンソフトです。
ウイルススキャンを行うスケジュールを、自分で設定することができます。

ウイルスに感染しているファイルが発見されると、ウィンドウ上の感染リスト内に、ウイルスに感染しているファイル名や感染したウイルスの名前が表示されます。
万が一、ウィルスに感染していると警告が出たファイルは、手動で削除を行いましょう。

使用料金は、30日間限定で無料で使用することが可能ですが、30日間を過ぎると1ライセンスあたり約3,834円の費用が発生します。

8.dolipo

dolipo
https://code.google.com/p/dolipo/

Macでインターネットを利用する際に、ネットの速さを高速化できるアプリです。
起動しておくだけで、キャッシュの調整などを行ってインターネットの速さが格段に速くなります。
詳しい仕組みについては、開発者の方が解説記事を書かれていますので、参考にしてください。

dolipoの種明かし

使用料金は無料です。

9.Pocket

Pocket
https://getpocket.com/

ホームページを見ていて、この記事はあとで読みたい、と思った時に使えるのがこのアプリです。
ページを丸ごと保存してくれる(Web Viewモード)ので、あとから読む際にインターネットにつながっていない環境下でも閲覧することができます。
画像とテキストを保存する方法(Articleモード)もあります。

あとで読みたいページを保存する際に、なるべく手早く行いたいときには、Articleモードの方が短時間で保存処理をすることができます。
初期設定でどちらの保存方法を採用するか問われますが、後から変更することも可能です。
使用料金は無料です。

10.Caffeine

Caffeine
http://caffeine.softonic.jp/mac

Macで作業をしていて、少し席を立って戻ってきたらスリープモードになっている、ということはよくあることです。
環境設定からスリープモードの設定変更をすることは可能ですが、状況によって使い分けたい場合に、その都度環境設定で設定変更をするのは大変です。

このツールを使用すると、クリックのみでスリープさせる、またはスリープさせない、という設定を切り替えることができます。
インストールすると、デスクトップの画面上部のメニューバーにコーヒーカップのアイコンが表示されますので、そのアイコンをクリックするだけで、Caffeineのオン・オフの切り替えができます。
オンの場合にはアイコンのカップの中がコーヒーでいっぱいに、オフの場合は空になっていますので一目で判断できます。

使用料金は無料です。

11.Dash

Dash

文字入力を格段に効率化させてくれるアプリです。
あらかじめ、スペニットと呼ばれる文字列を登録しておくと、登録した単語がすぐに出てきて入力されます。
Macではデフォルトでもこの機能が備わっていますが、ひとつの省力単語に対して複数の文字列が表示されるので、入力したい文字列を選択する手間があります。

しかし、Dashでは、一対一で単語登録を行うので、例えば「住所」と入力するとこの省力単語に対応した「東京都千代田区一番町17-6」という文字列がすぐに表示されます。

使用料金は無料です。

12.Kopypasta

Kopypasta

コピーアンドペースト履歴を管理してくれるアプリです。
テキストをコピーすると、コピー内容がアプリ内にストックされます。
ストックされた履歴から、ワンクリックでペーストすることができるので、以前コピーした情報を使いたい、という時の手間を省くことができます。

使用する際は、メニューバーに表示されているアイコンをクリックすると履歴が表示されるので、その中から使いたいテキストをコピーしてください。
履歴の消去は、「Clear」をクリックすると消去することができます。

使用料金は無料です。