Yahoo!広告にはどんな種類がある?

①検索広告(リスティング広告)

検索広告(「リスティング広告」とも言う)は、前述のサンプル例で示したとおり、Yahoo!検索結果画面に表示される、文字だけで構成されるテキスト広告です。

ユーザーが特定の商品やサービスを検索しているその瞬間に、広告を表示してアピールできます。

例えば「英会話 教室」など、出稿者が登録したキーワードと、ユーザー検索したキーワードが合致した際に、広告を表示します。

よって、自社で取り扱っている商品・サービス群に関心の高い人に絞ってアピールすることが可能です。広告を掲載する曜日・時間・地域など、表示範囲を柔軟に変更が可能。

美容室や飲食店など、ローカルビジネスの宣伝にもおすすめの手法です。

②ディスプレイ広告

ディスプレイ広告」とは、ユーザーの興味関心に基づいて表示される画像広告のことです。

サイト誘導、ブランド認知、動画再生、アプリ訴求、商品リスト訴求、購買、会員登録など目的に合わせてより高度な運用が可能です。

例えば、自社に関連するキーワードを過去に検索したユーザーに限定して広告を表示させることもできます。見込み顧客に対して、検索していないときでもアプローチが可能になります。

また、ECサイトを運営している会社ならば、購入検討中の方へ再アプローチする「サイトリターゲティング」という手法を取ることもできます。過去に自社サイトや、特定のページに訪れたユーザーに対して広告を表示。商品ページから離脱してしまったユーザーへ、購入を促すことが可能になります。

このようなターゲティングは細かく設定・組み合わせができ、

  • 性別・年齢・地域を絞った配信
  • 過去に検索したユーザーへの配信
  • サイトを訪問したユーザーへの配信
  • PC、スマホ、タブレットなど、デバイスを指定した配信
  • 配信先の制御

といったコントロールが可能です。

参考:Yahoo!広告

③らくアド(自動広告生成・運用)

キーワード選定やターゲティング、効果的な広告文の作成などよく分からない、という方には、自動で広告を生成し、運用までしてくれる「らくアド」というメニューの活用がおすすめです。

これは検索広告リスティング広告)に限られますが、出稿者が自分の「業種」や「誘導先のURL」を入力するだけで、システムが自動で広告文を生成してくれます。

その次に自分で広告予算を決めたら、あとは自動で広告運用を行ってくれる、というサービスです。出稿後は、広告の実績(広告が表示された回数、クリック数)や、残り消化予算などをタイムリーに確認できます。

運用や調整など面倒なことはシステムにおまかせできるので、時間の節約ができ、広告運用の他にもたくさんの業務のある方におすすめで、診療所や、学習塾、リサイクルショップ、整体院、飲食店など実店舗を持っている出稿主に人気のサービスです。

参考:かんたんサイト集客サービス「らくアド」

課金の仕組みは?

①検索広告

「クリック料金×広告のクリック回数」が、実際に課金される広告料金です。

「クリック料金」とは、入札(オークション)方式で決定します。これは出稿者側で自由に設定でき、入札価格が高いほど、上部の目立つ位置に広告が表示される仕組みです。

クレジットカードまたは銀行振込で前払いで入金するため、知らないうちに高額な広告費を請求されていた、といった心配はありません。

キーワードと入札単価に困ったら、無料見積りサービスもある

「検索広告を始めたいけど、どのくらい費用をかければよい?」と悩んだら、無料の「料金お見積りサービス」を利用しましょう。

出稿者の業態や商材を考慮し、 広告運用のプロが「サイト訪問増につながる検索キーワード」と「1クリックあたりの目安料金」をセットで案内してくれます。

▼検索キーワード・料金見積サービス お申込みフォーム
https://listing.yahoo-net.jp/l/797433/2020-07-27/21v5m

②ディスプレイ広告

料金は、「検索広告」と同じく事前入金制です。

入金額の中から、1日の上限額(日額予算)を自由に設定でき、広告が表示されるだけならば原則として費用は発生しません。広告がユーザーにクリックされ、サイトに来訪があった分だけ予算が消化されます。

ただし、キャンペーン目的がブランド認知、および動画再生の場合は例外で「ビュー課金」となります。