マーケティングオートメーション(MA)のシナリオの具体例

ここまでマーケティングオートメーションのシナリオのポイントについて解説しました。ポイントを押さえたら、具体的にどう考えればいいのかを把握しましょう、目的に合わせたシナリオの具体例をご紹介するので、自社に合ったやり方を実践してください。

閲覧ユーザーを問い合わせにつなげたい

せっかく自社サイトに訪れたのに、問い合わせにつながらなければコンバージョンには至りません。資料請求は見積もり依頼などなんらかの問い合わせにつながるように、アクションを起こしたくなるシナリオ設計をしましょう。

おすすめなのは、目につきやすく行動意欲を起こしやすいポップアップです。簡単に問い合わせができる簡易的な問い合わせフォームを表示させたり、数回のクリックで対応できるAIチャットなどを表示させたりして問い合わせにつなげてはどうでしょうか。ユーザーは自ら問い合わせボタンを探さなくても受動的に問い合わせができるので、問い合わせまでの工数が減りハードルが下がります。

見積もり依頼から離脱したユーザーを引き戻したい

見積もり依頼など比較検討段階に入ったものの、そのままアクションがなく離脱してしまったユーザーには、期間限定のキャンペーン情報や割引クーポンなどの特典をメールやリターゲティング広告で訴求し、購買意欲を高めて「今買わなければ」という気持ちにさせるのが効果的です。

特にリターゲティング広告はホットなニーズがある相手にぴったりです。ステップアップメールを何度が送付しながら、リターゲティング広告も表示させることでより強力なアプローチができるでしょう。

非アクティブユーザーをアクティブユーザーにしたい

しばらくアクションを起こしていない非アクティブユーザーをアクティブユーザーにするには、じっくりとアプローチしてエンゲージメントを高めていくのがいいでしょう。もともとニーズがあった相手なので、具体的なメリットを伝えるステップアップメールでもう一度興味・関心を惹きつけることができます。

ステップアップメールでは、ためになるノウハウを記載した有益な情報を送るのがおすすめです。具体的なメリットがわかるように、商品・サービスの導入による成功事例などを紹介してみましょう。

無料トライアルから有料プランへ引き上げたい

無料トライアルに申し込んだ人を新規顧客にするには、熱量が高いうちにニーズに合ったアプローチを重ねて購買意欲を高めるシナリオが効果的です。

たとえば、トライアルの試用期間に「基本的な使い方」「応用する方法」「導入事例」「限定キャンペーン・特典の紹介」といった順番で定期的にステップアップメールを送信し、コンタクトをとってエンゲージメントを高めるといいでしょう。「実際に申し込んだらどんなメリットがあるのか」を具体的にイメージできる情報を届けるのがポイントです。

シナリオがマーケティングオートメーションの成否を分ける

マーケティングオートメーションを効果的に活用するコツは、シナリオをしっかりと作ることです。今回ご紹介したシナリオのポイントや、成功しやすい具体例を参考にしてマーケティングオートメーションのシナリオを作成したり、見直したりしてみてください。

関連記事

マーケティングオートメーションを導入!事例のチェックからはじめよう

マーケティングオートメーションを導入!事例のチェックからはじめよう

マーケティングオートメーションを導入したいという企業のために、導入成果を得られた事例をご紹介します。企業が実際に効果を得られたツールを把握できますので、MAツールの選定にもお役立ていただけます。

組み合わせの妙が成功の鍵。DXを加速させるマーケティングツール4選

組み合わせの妙が成功の鍵。DXを加速させるマーケティングツール4選

withコロナ時代を迎え、ビジネス環境は従来よりずっと速いスピードで進歩しています。まさに今、自社の営業活動の中で「自動化」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に向けての課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。「進歩」に取り残されない最初の一歩は「マーケティングツール」の導入です。今回の記事では、企業のマーケターに向けて代表的なマーケティングツールを紹介するとともに、具体的な活用法が分かるよう、噛み砕いてお伝えします。

Pardot(パードット)ってどんなMAツール?機能や特徴などを紹介

Pardot(パードット)ってどんなMAツール?機能や特徴などを紹介

Pardot(パードット)は、Salesforceと連携して使える優れたMAツールです。この記事では、Pardotの特徴や機能、導入事例などをご紹介します。MAツールを探している方やSalesforceを利用している方に特にお役立ていただける内容です。