2024年資金調達に成功したWebメディア9選
ネット印刷通販のラクスル、フリマアプリのメルカリが調達を発表するなど、2014年は大型の資金調達のニュースが多数話題となりました。
2013年度頃から資金調達がブームとなっていますが、勢いは衰えることなく今年も引き続き数多くの資金調達が発表されています。
今回は、2015年度に資金調達に成功したサービスを、メディア関連に絞ってご紹介します。
最近のビジネストレンドにどのような傾向があるか、という点も踏まえてぜひご覧ください。
※2015年11月20日時点の情報になります。
今年資金調達を実施したメディア関連サービス
1.ママリ|Connehito (調達額:1億5000万)
Connehito株式会社は、B Dash Ventures、プライマルキャピタルから1億5000万円の資金調達をおこなったことを3月3日に発表しています。
同社は、育児、出産に関わる情報提供をおこなうキュレーションメディア「ママリ」、女性に特化したQ&Aサービス「ママリQ」を展開している企業です。
両サービス共に月間MAUは約100万人程度、月次の成長率は投稿数ベースで直近約40%となっており、特にママリQは急速に成長しています。
今回の調達資金は、サポート機能や更なるスムーズな問題解決のために使うとの考えです。
2.Japan Info|Grood(調達額:非公開)
http://thebridge.jp/2015/10/grood-funded
株式会社Groodは、ベンチャーユナイテッド、ガイアックスから資金調達を実施しています。
これまで声優オーディション案件を配信するサービス「Voip!」、旅行計画をクラウドソーシングできるサービス「tabikul」を手掛けてきましたが、これらサービスは事業譲渡や運営停止という形をとっています。
現在は、2015年1月にリリースした訪日旅行者向けメディア「Japan Info」の運営に力を注いでいます。
月間の掲載記事数は400本で、トラベルはもちろんカルチャーを含め幅広い情報を掲載しています。
SNSでも大きく成長しており、訪日旅行者を対象としたビジネスに注目が集まっている状況で、今後の動きが期待されます。
3.C Channel|C Channel株式会社(調達額:5億)
http://thebridge.jp/2015/04/former-ceo-for-line-akira-morikawa-start-up-new-company-c-channel
C Channel株式会社は、2015年3月末までLINEで代表取締役を務めていた森川氏が立ち上げた新会社です。
設立にあたり、アイスタイル、アソビシステムホールディングス、グリー、GMO VenturePartners、ネクシィーズ、B Dash Ventures、MAKコーポレーション、楽天から総額約5億円の資金調達を実施しています。
同社では、ファッションやヘアメイクなどの情報を扱う動画プラットフォーム「C CHANNEL」を立ち上げていて、2015年4月10日からβサービスを提供開始しています。
4.ZUU Online|ZUU(調達額:4億5000万)
http://thebridge.jp/2015/09/zuu-fundraises-3-7-million-from-fenox-others
株式会社ZUUは、Fenox Venture Capitalおよび複数のエンジェル投資家から総額約4.5億円の資金調達を実施しています。
本調達は、昨年8月に実施した1億500万円の資金調達に次ぐものです。
エンジェル投資家の中には、マレーシアの首相の右腕とも名高い鈴木二郎氏を含んでいます。
同社は、エグゼクティブ層の資産管理、資産アドバイザーのビジネスサポートを事業としている企業で、金融バーティカルメディア「ZUU Online」を展開しています。
今回の調達資金は、主に人材面の強化に充てられる予定です。
5.LOVEGREEN|株式会社ストロボライト(調達額:非公開)
株式会社ストロボライトは、アイモバイル、SMBCベンチャーキャピタル、プライマルキャピタル、個人投資家から調達金額非公開で資金調達を実施しています。
過去には、インキュベイトファンドによる起業支援プログラム「Incubate Camp 8th」にも参加しています。
同社は生活に植物、花を取り入れるボタニカルライフをサポートするメディア「LOVEGREEN」を運営しています。
植物の育て方の問題解決ができるメディアがないという状況を解決していきたいという方針です。
今回の調達資金は、広告費、店舗課金、ECでの利用を検討しています。
6.ITトレンド|株式会社イノベーション(調達額:1億3000万)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000014573.html
株式会社イノベーションは、株式会社日経BPおよび株式会社リンクアンドモチベーションから約1億3,000万円の資金調達を実施しています。
同社はこれまで、IT製品を比較できるメディア「ITトレンド」、管理部門を対象にしたメディア「BIZトレンド」の運営や、ホームページへ来訪した企業を解析するツール「リストファインダー」を提供しています。
サービスを通して、法人営業の仕組み化と効率化の実現、BtoBマーケティングの変革を目標としています。
今回の調達資金は、経営基盤強化と展開中の自社事業のサービス強化、事業拡大推進にあてる考えです。
7.メディカルノート|株式会社メディカルノート(調達額:2億5000万)
http://jp.techcrunch.com/2015/07/20/medical-note/
株式会社メディカルノートは、ジャフコから2億5000万円の資金調達を実施しています。
現役の医師や医学生による医療情報メディア「メディカルノート」を運営しており、記事も医師や医学生が寄稿したものが中心となっています。
特定分野を得意とする医師が確認することで、品質の高い情報を配信するというのが特徴です。
ディー・エヌ・エーのMedエッジ、サイバーバズのDoctors Meほか医療情報をベースにした競合は多いものの、記事と医師が結びついている点がメディカルノートの大きな強みとなっています。
今回の調達資金は、人材の強化によるサービス開発、コンテンツ制作体制強化に活用していく考えです。
8.cozreマガジン|株式会社コズレ(旧:トウキョウアイト)(調達額:1億)
株式会社コズレ(旧:トウキョウアイト)は、グローバルブレインから1億円の資金調達を実施しています。
同社は、子供を持つ親をターゲットにしたナレッジシェアメディア「cozreマガジン」、子連れの外出を楽しくするコミュニティサイト「cozre」を運営する企業です。
今後は、今回の調達資金によりcozreマガジンの事業強化を推進し、コンテンツや品質強化、ユーザビリティ強化を進める方針です。
また、保有している子育て経験を持つナビゲーターを、今年中に10倍まで増加させる予定となっています。
これにあわせて、投稿しやすい独自CMSの開発、トライアル中の別事業の本格化も進めていく見込みです。
9.ViRATES|株式会社狩猟社(旧:株式会社まさか)(調達額:3500万)
株式会社狩猟社は、独立系ベンチャーキャピタルファンドのANRIから3500万円の資金調達を実施しています。
主な事業として、我を忘れられる「忘我の時間」の提供を目的とし、『オモシロ』を集めたキュレーションメディア「ViRATES(バイレーツ)」を運営しています。
メディア内では、主に面白い動画コンテンツを毎日配信しています。
今後はメディア、動画制作事業を主軸にするため、株式会社まさかから株式会社狩猟社に社名変更しています。
調達資金は、"YouTuberとテレビ局の中間"的存在の新事業にあてる予定です。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- クラウドソーシング
- クラウドソーシング(Crowdsourcing)とはcrowd(群衆)とsourcing(業務委託)を組み合わせた造語であり、webサービス上のやり取りで不特定多数の人々に仕事を依頼する新しい雇用形態の一種です。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- ユーザビリティ
- ユーザビリティとは、ホームページの使いやすさのことです。万人にとって使いやすいホームページは存在しませんが、運営者はターゲットとするユーザーに便利に使ってもらうために、優先させることや割り切ることを検討し改善する必要があります。
- CMS
- ホームページを作成するための様々な作業を、一元的に管理できるシステムのことをCMS(コンテンツ マネージメント システム)と言います。ホームページを作成するには文章や画像などのコンテンツの作成からHTML、CSSを使った構成・装飾の記述、リンクの設定などが必要ですが、CMSを使用すればこれらの作業を自動的に行なうことができます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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