普段見ているようなニュースアプリや、SNS上のタイムラインの間に広告が表示されているのを目にすることはありませんか?
このように、コンテンツの間に表示される広告を「インフィード広告」といいます。

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Twitter、FacebookなどのSNSをはじめ、ニュースアプリ上で表示する広告は、「インフィード広告」が主流となりつつあります。

スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページへ出せる「インフィード広告」で、問い合わせ数が9倍!

中でも、今もっとも注目するべきインフィード広告が、2015年4月に登場したスマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページ「インフィード広告」です。
以下では、インフィード広告を導入した事例についてご紹介いたします。

【事例】インフィード広告1ヶ月で、CPAを5割削減!~エステサロン「Be・Escort(ビー・エスコート)」様の場合~

エステサロン「Be・Escort(ビー・エスコート)」様は、これまで検索連動型広告ディスプレイ広告を掲載しており、今年の7月より、スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページへ、インフィード広告の出稿を開始しました。

すると、1ヶ月で従来のディスプレイ広告と比較して、

・クリック率4.5倍
・コンバージョン率約3倍
・コンバージョン数9倍

広告の効果を大きく改善。その結果、1件の問い合わせを獲得するための費用が5割削減することに成功しました。

インフィード広告は、「スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページ」に「自然な形」で「クリック課金制」で配信できる広告

インフィード広告の特徴をご説明すると、一番はスマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページ広告が配信できます。

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引用:「インフィード広告」でスマートフォン版Yahoo! JAPANトップページに広告掲載 | Yahoo!プロモーション広告 公式 ラーニングポータル
そのほか、以下のような特徴が挙げられます。

コンテンツと同じ形式で表示され、「広告」と思わず見てもらえる

インフィード広告は、ユーザーの閲覧を邪魔することなく、自然に訴求することができます。
例えば、スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページは縦スクロール形式で、ユーザーが上から下へと閲覧することからも、自然に広告を目にするような仕組みとなっています。

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アメリカの調査結果によれば、画像と広告文がフォーマットで表示されるネイティブ広告(※1)は、通常のバナー広告よりも52%高い頻度で見られているという調査結果も発表されています。

※1 ネイティブ広告の中にはインフィード広告も含まれます。
(参考: Native Ads Vs. Display Ads – Sharethrough

クリック課金制で、たくさん広告が配信されても、無駄な広告費が発生しない

Yahoo! JAPANのインフィード広告は、クリックされた分だけ広告費用が発生する「クリック課金制」です。
そのため、いくらユーザーが多いYahoo! JAPANのトップページでも、広告が表示されただけでは広告費が発生しません。

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また、検索連動型広告と同様にクリックで発生する広告費は入札制で決定されています。
中にはニッチなターゲットに向けた設定で1クリック10円のような価格で広告を出稿することも可能です。

インフィード広告の設定のポイントは、「クリエイティブ」と「ターゲティング」

クリエイティブ ( バナー・広告文 ) は掲載元に馴染ませる、定期的な変更、または表示回数を制限する。

インフィード広告は、閲覧するユーザーに自然な訴求ができる広告であるため、クリエイティブでは閲覧しているユーザーの状態に合わせてつくることが重要です。
例えば、「ニュースや話題の情報をいち早く得たい」といった能動的なユーザーであれば、より好奇心を刺激するようなバナー広告文によって自然な訴求ができます。

しかし、そのような広告であっても長期間同じクリエイティブを出し続ければユーザーに飽きられてしまう可能性もあり、クリエイティブを定期的に変える必要があります。
または、フリークエンシーキャップという仕組みを活用して、同じ人への広告表示回数を制限することで立て続けに同じ広告を表示させないようにすることも可能です。

ターゲティングは、「サイトリターゲティング」「サーチターゲティング」で絞る

スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページは、とても多くのユーザーが閲覧しています。
そのため、画一的に広告を配信してもコンバージョンにつながりにくい、もしくはクリックが増えてしまうことでコストが増大する可能性もあります。

そこで、ターゲティング機能を利用することでターゲットとなるユーザーにのみ絞って配信することが可能です。
この機能は、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)でのターゲティング機能とほぼ同じです。
オススメは、一度ホームページに流入したユーザーに対して再び広告を配信する「サイトリターゲティング」です。

過去に一度でもホームページへ訪れたことのあるユーザーは、少なからず興味をもっている可能性が高いため、再びアプローチすることで確度の高い訴求ができます。
その次にオススメなのは、特定のキーワードを検索したことがあるユーザーに対して広告を配信する「サーチターゲティング」です。

ユーザーが検索するキーワードやご自身のビジネスに関連のあるキーワードを登録すると、そのキーワードを検索したことがあるユーザーに対して広告を配信することができます。

インフィード広告の配信は、「自分で配信」または「代理店に依頼」

インフィード広告を含む、Yahoo!プロモーション広告を利用する方法は、直接Yahoo! JAPANと契約して個人配信か、ネット広告専門の代理店を通じて配信する2パターンがあります。
つまり、代理店を選ぶか自社運用(インハウス)かを判断する必要があり、以下の記事も参考に運営方針を決定しましょう。

個人で配信する際は、詳しい手順をまとめたYahoo!プロモーション広告ヘルプをご覧ください。

これからインフィード広告は、さらに重要な広告枠になる

インフィード広告は、登場したばかりで事例も少ないため、興味はあるもののまだ検討段階の方も多いのではないでしょうか。
しかし、前述で挙げたように間違いなくインフィード広告が今後のインターネット広告では重要になってきます。

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