KPIプランニングにおけるよくあるQ&A

Q1:KPIの個数に制限はあるの?

A1:基本的に制限はありませんが、プラニング時はSMARTの法則(以下参照)に従って設計するのが基本です。
この法則に従ってプランニングしていくと、自然と数は絞られていく傾向にあります。

・Specific(明確性や具体性があること)
・Measurable(定量的に測定できること)
・Achievable(達成可能性があること)
・Result-oriented or Relevant or Realistic(現実的であること)
・Time-bound(期限が設定されていること)

Q2:「実数」と「比率」、どちらの比重が大きいの?

A2:「実数分析」か「比率分析」と言い換えることもできます。両者は一長一短で、優劣をつけることはできません。実数分析の長所は「量」の分析に優れており、比率分析は有効性や効率性などの「質」の分析に優れていますので、両者をうまく組み合わせてKPIプラニングするのが理想と言えます。

Q3:KPIの指標は分かったけど、具体的な目標値はどうやって設計するの?

A3:目標値の設計は、「移動平均法」と呼ばれる方法で算出をするのが一般的です。
移動平均法とは、時系列データを平滑化することにより、規則的な変動要素(季節変動)と不規則な変動要素(無作為変動)の影響を除いた推移を探り、近い将来の予測に役立てようとする手法のことです。

言葉だけ聞くと難しいのですが、過去の売り上げデータやアクセス解析のデータがあれば、こちらのサイトにエクセルでの簡単な設計方法が記載されていますので、ご参考にしましょう。

まとめ

以上、コンテンツマーケティングにおけるKPIのプランニング方法とよくあるQ&Aです。

KPIKGIによって設定方法が異なるので、一概に「これが正解だ!」ということは難しいのですが、一つの参考としてお役に立てれば幸いです。