AIDMA(アイドマ)を活用して成功した事例

広告業界で、一大旋風を巻き起こした資生堂の成功事例をご紹介しましょう。
これは、国民的アイドルSMAPがテーマソングを歌い、さらに有名女優陣が出演するという、莫大な予算を投じたキャンペーンによって大きく成功した事例です。

A:注意喚起
大きな予算を投資し人気アイドル、有名女優をTVCMに起用する。
テーマソングは耳に残り、街で耳にしてもTSUBAKIを思い出す。
『女優さんたちみんな綺麗だな。見ているだけで圧倒されちゃう。』

I:興味
センセーショナルなコピーを全面に打ち出す。
『日本の女性は美しい?まぁ、アジア人にはアジア人の良さがあるよね。』

D:欲求
ドラッグストアや街頭でサンプルを配布する。
『サンプルもらえた!ジムで使ってみよう。なかなか良いかも。』

M:記憶
ドラッグストアやコスメストアでPOPを貼り、大量に陳列してもらう。
コンディショナーとセットにして販売し、販促品をつける。
『この前サンプルもらったやつ、セットで売ってるんだ。ミニヘアスプレーもつくのか。携帯用にもいいし、お得かも。』

A:行動
消費者が店頭で商品を購入する。
『サンプルも使用感良かったし、買ってみよう。』
消費者がこのようなAIDMAのステップを踏んで、資生堂の仕掛けは成功しました。黒髪の美しさを全面に押し出した戦略は、黒髪が似合う日本女性の共感を得ました。本来持つ美しさに気づき、黒髪ブームまで巻き起こしたのです。

AIDMA(アイドマ)のテンプレート

住宅や自動車など、商材を認知してから購入までの期間が長い・ユーザーが購入のための検討を繰り返し行う商材について、AIDMAフレームワークを活用したマーケティング活動は有効とされています。

いかにAIDMAモデルでコミュニケーション目標を考えるテンプレートを用意したので、自社の事業で当てはめながら考えてみましょう。

AIDMAのテンプレートのダウンロードはこちら

AIDMAのテンプレート

AIDMAのテンプレート

AIDMAのテンプレートです。パワーポイント形式でダウンロードいただけます。

AISAS(アイサス)モデルとは

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AISASとは、AIDMAの考え方をインターネットが普及した現在の消費行動にあてはめたものです。インターネットによる購買行動の主流化に合わせ、電通が提唱したモデルです。2005年6月に商標登録されています。

Attention:注目、商品やサービスについて知る
Interest:興味を持つ
Search:検索
Action:購買行動
Shere:共有する

SNSが普及した今、商品を購入したらブログTwitter、Facebook、インスタグラムなどに投稿し、友人にシェアするという行動が一般的になっています。モデルなどのインフルエンサーがインスタグラムなどのSNSで商品を紹介すると爆発的にヒットするという現象も起きています。

さらに、何かを探す時はGoogle、Yahoo!などの検索エンジンではなく、SNSを利用するという人も増えてきました。こういった風潮がある中で、「share(共有)」をプロセスの1つとして置いている「AISAS」は、今後のマーケティング戦略を考えるうえで重要なフレームワークだと言えるでしょう。

AISAS(アイサス)の具体例

再び、新しいスマートフォンを購入するまでの流れで考えています。「Attention」「 Interest」までの動きはAIDMAと同様です。AISASの場合、その次に来るのが「Search」。気になっているスマートフォンに関する情報を、GoogleやYahoo、各種SNSを用いながら検索します。そして、「Action」でスマートフォンを購入。最後に新たなスマートフォンを手に入れたことやその使い勝手を周りに「Shere」で共有するのです。