Webディレクターの方は、デザイナーとの密なコミュニケーションが重要になります。それは口頭であったり、チャットであったり、あるいは阿吽の呼吸など、様々な方法を取られているでしょう。

しかし、中には、このコミュニケーションがうまくいかず、顧客に言われたことをそのままデザイナーに伝えてしまっていた、なんて失敗談も少なからずあるのではないでしょうか。Webディレクターとしての付加価値は、このコミュニケーションをうまくデザインすることだと思います。

今回は、デザイナーへのコミュニケーションの際に気をつけるべきポイントを、便利ツールも交えてお伝えしていきたいと思います。

1. 優先順位を明確にする

デザイナーにとって一番のストレスは、その作業の重要度が見えないところにあると思います。常に依頼が振ってくるような状況下では、そのタスクを完了させることが唯一のモチベーションとなりやすく、割り込んで入れられたタスクについては、非常に鬱陶しく感じるものです。

優先度の高いタスクは、明確に他タスクと重要度で比較できるように、可視化させることが重要です。

可視化に便利なツールを以下、ご紹介します。

Todoist(トゥドゥイスト)

To_Doリストとタスク管理。無料、簡単、オンラインとモバイル用__Todoist.png
https://todoist.com/

ToDoチェックリストのWeb版のようなツールです。UIが直感的で使いやすく、期日にブラウザやアプリでアラートを受けることも可能。メンバー間でタスクを共有して、優先度を可視化できます。

タスク管理ツールをまだ導入されていないチームには、シンプルなTodoistがオススメです。

Waffle.io(ワッフルアイオー)

Waffle.io_·_Work_Better_on_GitHub_Issues.png
https://waffle.io/

Githubを利用しているならこちらがオススメです。タスク(issue)を簡単にカンバン化してくれます。Ready、In Progress、Needs Review、Doneとステータス管理でき、Githubと素晴らしいほど連携できてしまいます。割り当てられている担当者も、アイコンで視覚的に分かります。

2. 指揮命令系統を一本化する

指揮命令系統を一本化することで、誰の指示が優先度の高いものなのかを明確にしましょう。

これはデザイナーに限らず、指示を受ける側・マネジメントされる側にとって普遍的な課題であるといえます。例えば、組織の活性化など、組織の型を変えることは時に重要ではありますが、弊害を認識しておくことは必ず必要です。

横断した依頼が飛び交わないようにデザイナーをストレスから守っていきましょう。

3. タスク・スケジュール管理まで渡さない

デザイナー・エンジニアの中には、スケジュールを切られるだけのマネジメントを特に嫌う方もいます。「今、何が原因で忙しいの?」と、実際にタスクを振ったことも忘れている人に言われると、作業意欲を失うものです。

優先順位を明確にするのと同様、いま何の作業をしていて、いつ頃に次の作業に入ってもらうことが出来るのかを把握しておくこと、これはWebディレクターにとって最低限の礼儀だと思います。
マイルストーンを把握しておくには以下のツールが便利です。

Backlog

Backlog___Backlog__バックログ_.png
http://www.backlog.jp/

プロジェクト毎にメンバー・タスク(課題)をまとめられ、期日を「マイルストーン」機能で可視化できます。顧客とのやり取りも、課題単位でこのプラットフォーム上で行うことができ、各タスクのステータスも非常に分かりやすいです。

先のWaffle.ioも、ステータス管理に便利です。