Twitterアナリティクスの基本画面

トップメニューから各指標がわかります。

基本的には以下の指標を定期的にチェックし、あまりにも反応(エンゲージメント)がなければ、運用方針や投稿頻度を見直すなど役立てれば良いでしょう。

Twitterアナリティクスの基本画面

インプレッション

あなたの投稿がどれくらい表示されたかを示します。Twitterの投稿は見る人によって時間がずれたりなど、フォロワー全員に見られるわけではありません。どんなに良い投稿でもインプレッションが増えなければ効果は限定的です。

エンゲージメント

投稿をお気に入りに保存したり、投稿内のリンクをクリックしたりなど、何らかのアクションをとったとき、エンゲージメントとカウントされます。その割合をエンゲージメント率といい、どれくらいユーザーと活発に交流しているか、といった目安になります。

その他活動

リツイートはあなたの投稿がどれくらい拡散(そのまま転用して投稿)されたかを示します。お気に入りとは、投稿を保存し後から見やすくするものです。

返信はユーザーとの会話としてのやりとりです。どれくらいユーザーに投げかけ、対話しているかといった目安になります。

データはExcelで加工もできる

インプレッション数などの投稿データは、画面右上の**「データをエクスポート」からExcelで加工できCSVデータでダウンロードができます**。ただし、文字化けをするケースもあるようですので、そのときには、テキストエディタで開きシフトJIS形式で保存しなおせば大丈夫です。

投稿数をExcelでグラフ化

Excelになっていれば、社内でのレポート作りにも簡単に適用できます。上図は、ダウンロードしたデータをピボットテーブルで集計した例です。

アクセスアップに役立てる3つのポイント

Twitterアナリティクスは、単に見ているだけでは何の気付きも得られません。フォロワー数の増減に一喜一憂する程度でしょう。

Twitterアカウントを、戦略的に、かつアクセスアップに応用するためには、次の3つのポイントが重要です。

1.反応のあった投稿を再投稿する。
2.フォロワーの期待にこたえる。
3.トップアカウントの活動時間を把握する。

これらを考慮するだけで、ソーシャルメディアからのアクセスが増加します。逆に言えば、これらを意識せずに無計画に投稿するだけでは、フォロワー数が増えないかぎりは、効果的な集客がのぞめないと言えます。

それでは、1つづつ具体的に見ていきましょう。

1.反応のあった投稿を再投稿する

Twitterなどソーシャルメディアは投稿時に見られるとは限りません。ユーザーによっては投稿がタイムライン上で他の最新投稿に押し流されてしまい、せっかくの投稿が目につかない可能性があります。

そこで、同じ投稿でも時間を変えて投稿しますと、効果が期待できるのです。

そのさいにも闇雲に投稿するのではなく、人気のある=エンゲージメントの高い投稿を意識的に再投稿してみましょう。

投稿のなかから表示も多く、反応の高いものをさらに再投稿する

たまたま見られていなかっただけで、再投稿によって目にとまればまたクリックされる確率も高いと言えます。

再投稿が後ろめたいと思われる方は、<再投稿>または<定期投稿>などと、その分類を文頭につけると親切です。このような分類があれば、ひと目で読むべき情報なのかを判断でき、受け入れられやすくなるでしょう。

投稿内容に迷った時は、ユーザー目線を優先してください。再投稿を定期業務にした移行から、少なからずアクセスは増えていくはずです。

リアルタイムに反応を見る

再投稿のヒントは、Twitterアナリティクスだけでなくリアルタイムでの動向にも見つけられます。突然人気となったツイートがあれば、それを再投稿しさらに拡散を後押ししましょう。

投稿のリアルタイム監視には、以下の2つのホームページがオススメです。

参考リンク「http://ferret-plus.com」のYahoo!検索(リアルタイム)

Yahoo!リアルタイム検索

参考リンクTwitter Analytics by Topsy.

TOPSY

※Topsyでは競合のツイートも検索できます。競合数者の動きも定期的にチェックしましょう。

リアルタイム監視は、炎上案件にもすぐに対応やフォローができるメリットもあります。

参考リンクソーシャルメディア・炎上対策3つの基本|Ferret [フェレット]