MR=バーチャルと現実が融合する技術

ARやVRと比較すると、「MR」は聞き慣れないという方が多いかもしれません。
MRは「Mixed Reality」の略で、「複合現実」と呼ばれる技術です。

MRの場合、ARやVRよりもさらに自然に仮想現実と現実の融合を体験できます。

MR技術で先行しているのは「Magic Leap」というアメリカに拠点を置く企業です。
既にGoogleやアリババ、ワーナー・ブラザーズなどから巨額の資金調達を実施しています。

「Magic Leap」はホログラフィックレンズのついたデバイスを装着すると、以下の映像のように現実世界に立体映像が写し出された様子をみることができます。

現実世界に仮想現実が映し出され、互いがリアルタイムに影響しあうMRを開発する「Magic Leap」はどのような技術が使われているのかは一切公開していません。
技術の詳細はほとんどわからないにもかかわらず、そのビジュアル的なインパクトにより世界各国から注目を集め続けています。

9/1追記:一部誤った表記があったため、訂正しました。誤記があり大変失礼いたしました。

まとめ

今回ご紹介した「現実と仮想現実を融合させる技術」は以前から研究されており、古典のSF作品にもたびたび登場しています。

ここ数年で一気に技術が進化し、既に生活の中に浸透し始めたこれらの技術は、エンターテイメントだけでなくプロモーションやマーケティングにも活用されています。

実際、AR技術を用いたポケモンGoを利用した集客で劇的な成果を上げる店舗も出てきています。

ポケモンGOは日本でも、飲食店の集客や町おこしに大きな集客力がある。マクドナルドもポケモンジムになることが決定

ネットショップであらゆるものが購入できる今、ユーザーに来店いただくためのきっかけ作りとしてAR・VR・MRを活用するのも1つの手です。
逆に、ネット上でのユーザー体験をより高める装置としてこれらの技術を利用することもできます。

費用とクオリティのバランスなど、まだまだ課題はあるものの、導入ハードルは下がり続けています。特にBtoCビジネスを行う企業であれば早い段階で取り入れた方が良いでしょう。