通常画面とリーダー表示画面の比較

以下、Twitterアプリ内にて画面を開いた際の、通常表示とリーダー表示の比較になります。
通常vsリーダー.jpg
左図:通常の表示 右図:リーダー表示

Twitterのタイムラインに流れてくるリンクをクリックすると、アプリ内でSafariの起動が始まります。その際、一部のTwitterユーザーを対象に、自動で「リーダー表示」に切り替わってしまうという仕様が一部のユーザーに適用されています。

リーダー表示内では、ホームページに掲載されている画像・シェアボタン・閲覧数などがカットされ、テキストのみが表示されます。情報を入手するという点において、スマートな表示方法ではありますが、ホームページのフロントデザインが無視された仕様に不快感を表すユーザーも少なくありません。この表示形式は現在テスト中のため、今後改善がなされるそうです。

リーダー表示をオフにする方法

Step1.

TwitterのiOSアプリを開いたのち、プロフィール画面に移り、設定アイコンをタップします。

リーダー表示1.jpg

Step2.

メニュー覧から、「設定」をタップします。

リーダー表示2.jpg

Step3.

設定画面に進み、「画面とサウンド」をタップします。

リーダー表示3.jpg

Step4.

リンクをリーダー表示で開く」のスイッチをオフに動かします。

リーダー表示4.jpg

設定完了

この状態であれば、リンクを開けば通常表示の状態になります。

リーダー表示5.jpg

なお、自分のアカウントでリーダー表示に対応しているかどうかは以下の部分から確認できます。

リーダー表示未対応.jpg

「リーダー表示」についての参考記事

まだ日本では解説がなされていない機能ですが、海外では少しずつ情報収集が進んでいる模様です。
TechCrunch:Twitter tests opening all web links in Safari’s ad-free “Reader mode” on iOS

Twitterから公式の発表が出ているわけではありませんが、2016年10月末にガーディアン紙がこの仕様変更に気づいて記事化したことにより、情報が広まりました。

Twitter is testing a new feature on its iOS app which turns on Apple’s “Reader” mode by default on every link opened in its in-app browser.
(中略)
In the new test from Twitter, rolled out for a small number of users – including one Guardian reporter – the company has enabled Reader mode by default on every single link clicked.
引用元:The Guardian:Twitter tests new ad-blocking Reader mode on mobile

原文では、iOSアプリTwitterを開くと、デフォルトの設定では全てのリンクがリーダー表示にて開かれることが記されています。また、このテストは少数の一部のユーザーにしか搭載されておらず、ガーディアン紙のアカウントはこのユーザーとして該当したという旨が記されています。