【データ公開!】今話題のPtengineのヒートマップを使ってferretを分析してみた(パソコン編)
アテンション(注視している箇所)
こちらは、アテンションと呼ばれる機能で、赤色に近い箇所ほど、よく見られていることが分かります。一般的には、ページ下部にいくにつれ色が薄れていきます。(途中でユーザーが離脱するため)
コンテンツのどこが精読されているか、あるいは、読み飛ばされているかなど、ユーザーの興味・関心を調べる際に役立ちます。
ページの4割は注視して読むが、以降は流し読み
アテンションで、ユーザーがどの箇所をよく見ているかを分析してみると、最初の4割程度までは注視して見ていることが分かりました。
以降になると、赤色の部分は減り、5割まで進むと青色が現れ、飛ばし飛ばし読んでいるか、リンクを辿って離脱しています。
離脱させないための工夫(リンクを減らす、よりニーズに合ったコンテンツを作る)といった改善ポイントがあるようです。
ヒートマップを見ることで改めて感じたこと
パンクズがユーザーの遷移に大きく関わっていることが改めて分かりました。下記を見ていただくとパンクズ部分が赤く染まっていることが一目瞭然です。
定説である、左上のロゴがホームに戻るといった認識以上にパンクズが利用されていることは、ヒートマップを見て気づいたポイントの1つです。
また、記事中には、スライド共有サービスのSlideShareで公開されているスライドが埋め込まれており、ページ内で閲覧することができます。
以下の図を見ていただくと、右側が濃く染まっています。
これは、次のスライドを見るためにユーザーが画面右側をクリックしているからです。
スライド下部には、前後のスライドを見る△ボタンがあるにも関わらず、画面右側(しかも、カーソルを合わせないとスライド出来ると認識しにくい)をクリックするといった認識が多い事が分かります。
昨今のスマホ操作で、指を使ってスライドするといった行為がユーザーの行動心理に影響を与えていることが考えられます。
まとめ
今回使用したPtengineをはじめ、GoogleAnalyticsで数値化できない部分をヒートマップを使えば可視化することが可能になります。
よりコンテンツ内で、ユーザーがどのように行動しているかといった部分を分析したい場合は、ヒートマップを使ってみることをオススメします。
近日スマホでの数字も公開しますのでご興味のある方はぜひお読みください。
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